2016年08月14日

ホッチ!

 SMAP解散のニュースがあふれまくっていますが、あたしはその隙間に見つけた「『クリミナル・マインド』、主演俳優が解雇」というヘッドラインに目が釘付け。
 主演俳優って誰よ! まさかホッチじゃないでしょうね!
 ―― 予感、的中。

 報道によれば、テレビドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」でFBI特別捜査官アーロン・ホッチナーを演じているトーマス・ギブソンが脚本家にけりを入れ、謹慎処分になったとTMZ.comが報じたが、その後クビになったことが米CBS局によって発表された。 そうである。

 詳細を追いかけると、撮影中のシーズン12、第3話の監督をトーマス・ギブソンが務めていて、脚本家と意見が衝突。 暴力沙汰に発展したとのことだが・・・「けりを入れ」というのがどのくらいのレベルかわからないし(撮影中なり準備中だったらまわりの人がすぐ止めるだろうし。 とはいえ先に手を出した方が悪いとなってしまうのは常識だが)、作品をよいものにしようという気持ちが思いあまっての行動なんだろうなぁと推測はするものの、常に冷静沈着であるホッチのキャラクターと合わないんですけど・・・なんか残念。
 というか、アーロン・ホッチナーという存在なしに今後もこのドラマは成立するのか?!
 この9月からWOWOWで『クリミナル・マインド』シーズン11が放送されるのですが、今回のニュースのおかげでデレク・モーガンがシーズン11で番組を卒業ということを知ってしまい、それはそれでショックを受ける(モーガン、何シーズンか前からどっかの警察からスカウトされているとか毎回話が出てたなぁ)。 ちなみに後任は(シーズン12からの登場なのかそのへんはわかりませんが)、『CSI:マイアミ』のエリック・デルコ役でおなじみ、アダム・ロドリゲスだそうな。 エミリー・プレンティスの後任も長続きしていない(シーズンごとに交代)現状で、モーガン抜けて、おまけにホッチもいなくなるなんて、まさにドラマ存続の危機!
 でも、多分日本だったらなぁなぁで済まされてしまう(脚本家が泣き寝入りさせられる?)だろうことを、アメリカはきっちり対処するんだなぁ。 それぞれの協会(組合?)がしっかりしているからだろうなぁ。 まぁ、現場でいつ暴力をふるうかわからない人と一緒に仕事はしたくない、ってなるよね、多分。
 そして日本でも、そういうユニオンのようなものがあれば、SMAP解散という事態はもっとすっきりした形で発表できたんじゃないだろうか。 憶測が憶測を呼ぶような報道、ファンの思いこみのツィート、悪者探し・・・あたしにはどう考えても(今年1月の“公開処刑”のときもそうでしたが)、事務所のマネジメントというか危機管理体制がなってないだけのように見えるのですが。 大事な商品の価値を自分たちで下げてどうするのか。
 本当に意味がわからない。
 「事務所のおかげでこれだけ大きくなったはず。 恩をあだで返している」と言っている人もいましたが・・・彼らは事務所が投資した以上のものを十分還元しているはず。
 「プロなんだから仕事に徹しろ」と言われたって、一度「もうダメだ」と思ってしまったら戻れない気持ち、あたしにはよくわかる。 大事な仲間だと思っていた人からの不可解な言動で、信頼関係が一瞬にして崩れることだってある。 どんなにもう気にしないでいよう、忘れようと思っても、できないものはできないのだ(勿論個人差があるのでできる人だっているでしょう。 でもあたしは無理派です)。
 トーマス・ギブソンに蹴られた脚本家も、もしかしたらそのことを一生忘れられないかもしれない。 あたしがいくらホッチを必要としても、どうにもならないことがある(でもかつてこの番組はギャラ問題でJJとエミリーを降板させたけど、ファンからの要望が大きすぎて二人を復活させた過去があるけど・・・今回は経緯が違うからなぁ。 とはいえギブソン氏のギャラも今では相当なものなので、この機に乗じて、という説があるのも確からしい)。
 あぁ、森田順平さんもショックであろう・・・彼の吹替キャリアの中でも大きな比重を占める役であろうし、「ホッチは僕自身です」とかつてインタビューで役柄との一体感を語っていたぐらいなのに(そして聞く側としても、悪役っぽい要素のないモリジュンの二枚目声を堪能できる貴重なドラマなのに)。
 永遠に続くものなどないけれど、終わるなら綺麗に終わらせてほしい、と願うのは難しいことなのでしょうか。 諸行無常・・・。

ラベル:ドラマ
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2016年07月10日

それにしても投票率、低いね・・・。

 何故か子供の頃から、選挙特番が好きだった。
 徐々に変わっていく内容をリアルタイムに伝えてくる、という番組が、当時はそれしかなかったからかもしれない。 大きな事件や事故があれはその限りではないけれど、そういうことは起こってほしくないから。
 ネット環境が一般的になり、“リアルタイム”もまたごく普通のことになったけれど、選挙特番を見てしまうあたしの習慣は変わらない。
 ずっと各局をザッピングしてきていましたが、ここ数年は池上さんの番組一択。
 番組を見つつ、ワイプで出る当選者(当選確実予想者)のワンポイントプロフィールも見逃せないので最初の頃はおおいそがし。 まず、各党代表は出身大学名と経歴などが出るのだけれど、小沢一郎だけ渡り歩いた政党名が矢印で羅列されていてうけました。
 そう、このプロフィールが面白いのですよ。 ここでつまんないこと書かれてる人がいると「残念だな」って思う。 なにかエピソードなかったのか! せっかくのチャンスなのに、もったいないぞ!
 まぁ池上さんはどんどん意地悪になってきているというか、「視聴者が知りたいだろうと思うことを訊いているだけですよ」と涼しい顔をしているが、ちょっとでもメッキをはがしてやろうというのがどんどん露骨になってきていて、政治家側も言質を取られまいと慎重にはぐらかすのでときどき噛み合わないことになっており、面白くない(というか、意味が通じないから)。 となると新人や当選回数の少ない人が血祭りにあげられることになるものの、所詮言う中身が少ない(もしくはない)のでこれまた面白くない。
 やっぱり一回目のときがいちばん面白かったなぁ。 政治家側は油断してたし。
 勿論、ジャーナリスト側としては、政治家たるものいつどんな質問をされても責任の持てる発言をすべし、ということなんだろうし、視聴者としてもそう思います(そういう覚悟のない人に政治家をやられても困る)。
 それでも今回もときどき「おや」と思わせる会話もあって・・・今回の収穫は「外務省の職員には創価学会員が多い」あたりではなかっただろうか。
 不思議なんだけど、世界平和のために外務省に入る?
 外務省は日本の国益優先なんだから、目指すなら国連とか世界保健機構とかなんじゃないの? そのあたりになにかぞわーっとしたものを感じてしまいましたよ。 あたしは特別に陰謀論者などではありませんが、時間と人が揃えばある程度のことができるということがわかるトシにはなってきましたからね・・・。
 あ、鈴木宗男には「北海道ではいまだに土下座が通用する土地柄なんですか」的につっこんでほしかったかな。 時代遅れじゃないですか路線で攻めるよりも。
 とりあえず与党現状維持、という結果ですが、積極的選択というよりも、「野党もなんだか結局あてにできないよね・・・」という消極的選択である感じ。
 それにしても「選挙権を18歳から」が議題にあがってからしばらくかかりそうだな・・・と思ってたけど、進むとなったら一気に進んじゃうんですね! それがいちばんのびっくりだったかも。 でもそういう試験的な感じのときって、大体参議院選挙からよね。

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2016年06月23日

4日遅れの、衝撃。

 今週はとてもハイスケジュールで、PCを開く余裕もありませんでした。
 仕事終わって家に帰って、シャワーからあがったら12時過ぎるか過ぎないか、みたいな状態で。 だからニュースからも遠ざかっており、イギリスの国民投票がこんなにせまっているという自覚もなく(そろそろだよなぁという気持ちはありましたが)。
 だけど、このニュースには背中を刺されたぐらいショックだった。

  米SF映画「スター・トレック」シリーズで宇宙パトロール船の操縦士
  パベル・チェコフ役を演じた俳優、アントン・イェルチンさんが19日、
  ロサンゼルス市内の自宅前での事故で死亡した。27歳だった。
       <CNN.co.jp 6月20日(月)9時53分配信>

 ・・・一瞬、意味がわからなかった。
 そして瞬時に、「なんでだよ!」と怒りが湧き起こる。 形は違えど、自動車事故でポール・ウォーカーをなくしたばかり。 なのに更に、アントン・イェルチンまでつれていくのか!
 有名になったきっかけが『スター・トレック』『ターミネーター4』だったから、ビッグバジェット映画に出るハリウッド俳優という印象なのかもしれないけど(だからこそこうやって世界中にニュースが配信されたともいえるのだが)、彼の俳優としての本領は『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』のようなインディペンデント系作品でより発揮される。 クーンツの『オッド・トーマス』シリーズがそれなりに観られる映画になったのも、彼の魅力があってこそ。 『君が生きた証』でも繊細で優しい、それ故にぶつかる音楽青年そのものだったし。
 つまり、彼は近い将来、映画祭で俳優賞を獲るような、それこそアカデミー賞にノミネートされるような人なのだ。 ジム・ジャームッシュと仕事してたし、アメリカ映画だけでなく、これからヨーロッパ映画にも出ていくような人なのだ。 というか、あたしはそう思っていた。
 そう思っていたのだ・・・。
 結局『スター・トレック』の3作目が彼の最後の作品になるようだ。
 残念だ、残念だ、残念だ。 悲しすぎる。

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2016年06月03日

よかったですね!

 もう、そうとしか言いようがない・・・。
 北海道・男児行方不明事件のことである。
 仕事場でも今週ずっと「まだ見つからないのかなぁ」と話題になっており、あたしも一日数回、ネットのヘッドラインニュースで「男児、無事発見」という見出しがこないものかとチェックしていた。 週の前半は。
 徒に犯罪統計記録などを知ってしまっているあたしは、「未成年者(特に子供)の行方不明事件は初動48時間が重要、72時間を過ぎれば生存率は極端に下がる」という統計上の事実に気が重くなっていっていた(勿論例外があることはわかっていますし、これは犯罪の多いアメリカ中心のデータだし、ここは日本だしと思いたいけど日本だって子供相手の犯罪がないわけではまったくないし)。 挙句に場所は北海道の山、クマも出るかもしれないし昼夜の気温差大きいし、おまけに雨まで降ってたし。
 事件性がなければ敵は大自然。 どちらにせよ難しくなってきたかなぁ、とハラハラしていた。 でも夕方開いたネットニュースで「無事、保護」の文字を見つける。
 まじか! どうやって!、と思わずクリック。
 ・・・そりゃ、建物の中にいたのなら、天気関係ないよなぁ。 水も飲めたというし、やはり生命維持において水って大事なのね、と実感。
 それにしても、あたし自身はある程度事態が判明するまで具体的な発言は控えようと思っていましたが(それはネット上でもリアル世界においても、です)、ネット上における憶測から推測、予想へ至るスピードの速さ、負の話題であればあるほど強い伝播力を持つということをまた目の当たりにして、「やっぱりネットってすごいけど怖いなぁ」という認識を新たにしたのでございます。
 勿論、洪水のような情報を取捨選択するのは自分自身。 デマに流されないためにも真贋を見抜く目を自分が持たなきゃいけない。
 こんな自分もネットの隅っこにいるわけですしね・・・(ブロガリ後のこと、まだ悩んでおります)。

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2016年05月03日

突然のメールに

 家にある吉野朔実本を手に取るかどうか、本棚から探し出すかどうか(といっても場所はわかっているので、目に触れるところに出すかどうか)悩み、『瞳子』なんかはサイズが独特なんですでに背表紙はいつも目に入る場所にあるのだが、なんか手に取ったら負けというか、事実を認めてしまうことになりそうで、結局そのまま。
 今日の神戸はお天気が悪い。 偏頭痛にやられているあたしは何もやる気がなく、ほぼふて寝。 何も食べたくないので冷蔵庫を開ける気にもならない。
 そんな折、携帯電話がメール着信の振動を。 上の妹からであった。
 「なんか三ノ宮駅で自動車が歩道に乗り上げる事故があったけど、そっちは変わりない?」
 え、そんなことがあったのかい。 あわててパソコンを開いてネットニュースを見る。
 「ほんとだ。 いつも通る場所ではないけど、たまに通ることがある場所に近いかなぁ。 以前の梅田のこともあるし、人口密集地では定期的に起こってしまうことなのかもね。 しかし吉野朔実の訃報に立ち直れてないよ」、と返信。
 上の妹もマンガ読みなので、即レスで「まだ若いのにね」と。
 そうですね、人の生き死にには年齢は関係ないですね。
 今日のこの事故だって、被害者は十代から五十代というではないか。 死者が出てないだけあれだが、けがやどんな後遺症が出るかもわからず、ほんの一瞬のことで人生が変わってしまうものなのだとあらためて知る。
 どうか、事故に巻き込まれた人たちが少しでも早く回復しますように。

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2016年05月02日

GWのはざまで

 中には有給休暇をぶち込んで10連休の方もいらっしゃいますが、月初だし、やることもあるので普通にカレンダー通りに出勤。
 「一日出ればまた休み!」というのもいいじゃないか、と思いつつも、乗り換え駅で特急を待つ人々の格好がほぼレジャー・お休み仕様なのを見ると、ちょっと悔しい気持ちがなきにしもあらず。
 しかし、そんな連休のはざまなので、仕事もそういそがしくはないであろうと予測して、仕事場の仲のいい人たちとおいしい晩ごはん&飲みを企画していて、いいお店も幹事役の方が予約しておいてくれたのだが・・・仕事がなんだか終わらない!
 「うおぉ、このままでは待ち合わせの時間に間に合わなくなる!」、と途中からターボをかけたのですが・・・ほぼギリギリな感じに。 一人、とばっちりを受けて遅れました。
 でも楽しい時間を過ごし、多少の憂さも晴らしつつ、お食事も堪能。
 「ではよいGW後半を!」と言って別れたのに、家に帰ってきてネットニュースに衝撃が待ち構えているとは思いもよらず。

    吉野朔実が病気のため4月20日に逝去

 多分、口から変な声が出ていたかもしれない。 あまりに突然で、あまりに予想外で、信じることができない。 というか、信じたくない。

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2016年03月09日

その言葉の意味は強すぎる

 ある日の電車の中で、「おじいさん」と呼ばれるであろう年代の方が、自分のリュックに白いプラスティック状のプレートがついたストラップをジッパー金具につけているのが目に入った。 前にも見たことがあるから、同じ人かもしれない、と思った。
 そのプレートには、黒文字で「アベ政治を許さない」と彫り込まれている。
 だから記憶に残っていた。 それをわざわざ自分の持ち物(しかも人から見える場所に)つける、ということは、それがその人の主義主張なんだろうと思うし。
 だけど・・・「許さない」とは、なんて恐ろしい言葉だろう。
 そこには猶予の余地がまったくない、全否定。
 「アベ政治の何が許せないのですか?」という質問すら拒絶される、全否定である。
 安保法案の進め方が気に食わない、とか、この発言はいかがなものか、ならば対話の糸口にもなるけれど、全否定している人には何を言ったものやら・・・と思ってしまいます(とはいえ、あたしは最近しっかりニュースを見ていないんで、仮にそういう人と話す機会があったとしても何も言えないとは思いますが)。
 でも、意見の違う人同士の対話が成立し、その結果よりよい選択をしていくのが民主主義というやつではないのだろうか。 勿論、自分の意見をどのように表明することも自由ですが、他者との会話を拒絶している(同じ意見の人としか話さない)かのように見えてしまうのは、なんかもったいないというか、だから民間・個人レベルであっても政治方面の活動をしている人はちょっとあぶなく見えてしまうのではないだろうか。
 三宮あたりでもたまにデモやってるみたいですが、正直あまり近づきたくないなぁ、って空気を発しているとあたしは感じてしまう。
 あと、「保育園落ちた日本死ね」。
 これ、最初は意味がわからなかった。 あたしの中で「日本=死ぬ」という言葉がまったく結び付かなかったから(というか普段使う言葉としてそういう例がないから)。
 ご本人は「認可保育園に子供を入れたかったが、それができなかったショックと動揺のあまり感情のおもむくままに打ち込んでしまった」的なことを答えておられたようだが・・・いくら動揺していたとしても普段から似たような言葉を遣っていなければそういう言葉は出てこない、と思う。
 あたしはどうも、“言霊”という概念が染みついてしまっているみたいなので、マイナスの意味合いが強すぎる言葉はめったに使わない(意識して使わないようにしているのではなく、無意識のうちに使うことを避けている)。
 だから使うとなったらほんとに意識して使うことになるわけで、相当怒っているか強く憤っているかということでしょう(あたしが怒ると「すごく怖い」と言われるのはそのせいかもしれないなぁ)。
 “保育園落ちた”の人は「こんなに大きな騒ぎになるとは思わなかった」そうだけど、よくも悪くも意味の強すぎる言葉は人を引き付ける。 そして、ときには本来の意味とは違うように利用されてしまう。
 使う言葉には、感情的であればあるときほど、注意を払わねば。

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2016年02月28日

リスペクトという言葉の意味、知ってる?

 懐古庵さまにギョッとすることをお教えいただき、「うわっ、イヤだけどすごいもやもやする!」と思って、ついでに怖いもの見たさも手伝って、ニュース検索してしまいました・・・。

> SMAPの香取慎吾さんが、萩尾望都さんのマンガ「ポーの一族」をモチーフにした
> スペシャルドラマ「ストレンジャー〜バケモノが事件を暴く〜」に主演する。
> テレビ朝日系3月27日21時から放送。
                        <ねとらぼ2/26記事より一部転載>

 香取くんが悪いんじゃないのはわかってる。 企画して実現させちゃったスタッフの問題。
 まず、萩尾望都作品を実写映像化してはいけない! 許されるとしたら舞台だけ。
 しかも「モチーフに」ってなんですか。 吸血鬼が出てくる作品は『ポーの一族』だけじゃないぞ。 他から使ってよ。 それでも原作は無理だから原案にとどめたというのが作り手側の誠意ですか?(黙っててあとからパクリと言われるのがイヤだから?)
 だからといって、ヘンな作品に萩尾望都の名前が載るだけでもファンは許せないのだ!
 しかもドラマのサブタイトルに“バケモノ”って・・・このどうしようもないセンスで、『ポーの一族』を理解できているとは到底思えない。 だって、連作短編集と言える『ポーの一族』のいくつものサブタイトルが今でも語り草というか、それを言えば「あぁ」とイメージが喚起されるものなんですよ!
 確かに『ポーの一族』は不朽の名作ですが、発表年代は確かに古い。 これがきっかけで若い読者が増えるというならばそれは一つの利点にはなりうるかも。 でもあたし、数年前に高校3年の男子に『ポーの一族』を読ませたことあるけど(その子はおかあさんと宝塚歌劇を観に行くようなタイプだったのだが)、「時代がどんどん飛ぶから難しい」と言っていた・・・あのー、それをあたしは小・中学生で読んでいたんです(勿論、今でも読むたびなにかに気づきますけどね)。
 すでに昨年中に完成していて、SMAPの解散問題がどうにかなっていたらお蔵入りだったかもしれない作品だったとのこと。 もう、そのままお蔵入りにしとけよ・・・と言いたくなった。
 つくり手の方々には常々リスペクトを覚えているあたしですが、ほんとに原作物を扱うときには注意してほしい。 「原作とは別物」として別方向に(映像化なら、映像でしかできないことをやって)優れたものをつくってほしい、という気持ちはあるんですよ。
 あるんですが、世の中には「絶対触ってほしくない」と多くの人が思っている原作もある、ということに気づいてください(それなのに萩尾作品からよりによって『ポーの一族』を引っ張ってくるなんて・・・『バルバラ異界』なら本気でやったらできるかもしれない、という気がしないでもないけど、でも相当に本気じゃないと無理ですよ)。 お願いします。

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2016年02月20日

わが愛する“知の巨人”

 携帯電話のニュースで、ウンベルト・エーコの死を知る。
 ――うっ、と、言葉に詰まる。
 ここのところ、「巨星、落つ」の知らせが多すぎる。
 しかも日本語版としての新刊(『プラハの墓』のこと)、出たばっかりじゃないか!
 ご多分にもれず、あたしもエーコには『薔薇の名前』から入った口ですが、そりゃーもー当時は衝撃でしたよ!
 “知の巨人”というのは歴史上の人物だけではなく現存する、ということを初めて知ったというか思い知らされたのが、彼だった。
 どんなにいろんな本を読もうと、まわりの人に「いろんなことよく知ってるねぇ」と言われることがあっても、「いや、どんなにがんばってもあたしは彼らにはかなわない」と思っていた。
 まぁ、比較すること自体図々しいことではあるのですけれども(レベルが違いますからね)。
 でもそうやって上を見て、自分がまだまだと思うことであたしはいろいろ手を広げられたこともあったような気がする。
 人はいつか死ぬのだと、わかっているけれど、死なないような気がする人たちもほんとうに死んでしまうんだ。
 また、“知の巨人”に教わる。

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2015年11月28日

不思議なこと

 <同性婚法制化>の下準備のため、国の機関が初めて行った調査によると、女性は賛成比率が高いが、逆に男性は反対の方が多かったとのこと。 調査対象の年齢が上がれば上がるほど反対が増えているとのことだが、それは“お年寄りの固定観念”なのだろうから理解できます。
 しかし若い世代でも男性の反対が多いのは(パーセンテージは減ってきてるが)・・・なんで?
 しかも男女問わず「賛成」と答えた人の中でも、自分の家族や友人が相手だったら反対になる傾向がある・・・それもなんで?
 LGBT、いわゆる性的少数者は少数派であるからそう呼ばれるわけで・・・しかも嗜好というか自分ではどうしようもない問題なわけで、別に近くにいるからってうつる病気でもなんでもないのに。 男性が「反対」するのは自分も同性愛者だと思われるのがイヤだからなのかしら? だとしたら、世間的男らしさという偏見に自ら囚われている証拠なのになぁ(近しい人に対しては心情的に反対ってのも同じ根っこでしょうか)。
 もし自分が異性愛者であれば何の問題もないというか、普通に権利として受けられる“結婚”という恩恵を、少数者であるが故に迫害されてきた人に認めて何の不都合があるというのか。 あたしには不思議で仕方がない。
 少子高齢化が問題になっているが、堕胎率も高いことわかってるよね?
 子供は無理、とあきらめている(それ故に願望はずっと強い)同性カップルに里子に出した方が、子供の将来のためにはいいのでは?(あたしは日本人の人口が絶対増えなければならないとは思いませんが−少なくなったらなったでそれで賄っていける社会に移行すればいいこと、同性婚推進のために必要な理屈ならば利用します)。
 「子供がいじめられる」とか言う人は、そもそもそういうことで(いや、ほかのことでも)いじめをする子供の方が育て方がおかしいと思いましょう。
 進化の必須条件は多様性です。
 「孫の顔が見たいから」という親のエゴで好きでもない相手と結婚させたいのか!
 それは同時に結婚していても子供のいない夫婦に対する不寛容と一緒であろう(また、結婚しないという選択をした人に対しても)。 ひとつへの攻撃は、他に繋がってしまうのだよ。 そこらへんのこと考えているのかな?
 渋谷区に<パートナー制度>ができたし、いきなり急に変わらないとは思うけど、ちょっとずつでも広がっていってほしいな、と思うのでありました。

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