2016年10月07日

夜のアフタヌーンティー@アルモニーアンブラッセ大阪

 当日朝、友人のえむさんからケータイにメールが。
 「前に言ってたアフタヌーンティー、今日行かない? もう我慢できない!」というお誘い。
 えっと・・・今日は仕事何時で上がれるかな、と考えつつ「了解」で返信。
 通常、<アフタヌーンティー>とは<午後のお茶>なわけだから、ランチタイム後ディナータイム前ぐらいと相場が決まっていて、仕事人としては時間的に無理があるのだが、本日行こうとしている梅田のホテル、アルモニーアンブラッセ大阪10Fにある『アロンジ!』というカフェでは18時スタートの<イブニング・アフタヌーンティー>があるのである(勿論、通常の午後の時間もやっていますが、予約必至の大混雑だとか)。
 「うーむ、時間的にはこれくらいなら大丈夫かな〜」と電車を待つ駅のホームから追加メールして、予約をお願いしておく。 なんてったって金曜の夜だからね!
 で、「早く仕事を片付けるぞ!」なあたしは気がつけば昼休憩が16時半を過ぎてしまい(今の仕事場は休憩時間を任意で取るので、油断するとこういうことが起きる)、「今しっかり食べたら、夜食べられないじゃん!」ということで2個持ってきたパンを1個にしておく。
 何故ならば、そこは紅茶は勿論、スコーンもオードブルもデザートもお代わり自由だから!
 で、そのお店に着くまでもいろいろありましたが・・・(あたし:近道をしようとして道が途中で途絶え、元の場所に。 えむさん:普通に道に迷う)、それもこれも仕事場から予定の時間に出られなかったから! でも、最終的には予約の時間に間に合いました。

  20161007ディナーアフタヌーンティー1.JPG なにしろここ独自のシステムは、紅茶がテイスティングできること。 奥のジャムはスコーン用。

 <本日の紅茶>として5種類の紅茶のリストがテーブルに。 今回は、
   @ マスカットグレープ (マスカットのフレーバー)
   A ミルキーキャンディー (りんご・パイナップル・マンゴーなどをミックス)
   B ブリリアントローズ (アールグレイをベースにローズの香り)
   C ファインディンブラ (ブラックティー)
   D マロンパリ (マロン・キャラメル・はちみつのロイヤルミルクティー)

 でした。 茶葉はムレスナティーのものを使用(というかそこと提携しているのか)。
 テイスティングカップが4つなのは、ロイヤルミルクティーをつくるのに少し時間がかかるから、です(ちなみに@とAはアイス仕様ですが、お願いすればホットにもしてくれるそうです)。 紅茶に番号が振られているのは、お代わりの際、「次、B番お願いします」というふうに伝えるため。

  20161007ディナーアフタヌーンティー2.JPG D番、来ました(その間にあたしは他の4種のテイスティングをすませてしまいました・・・)。

 やはりお食事系のときにはCのブラックティーだろうな、とか、Dは結構どっしりミルク&クリームが重いのでラストかな、とか考えてますと、「こちらのスコーンはプレーンタイプと、クルミ入りでございます」とほかほかのスコーン2個が運ばれてくるし、例のお皿が重なって乗ってくる金属製のものもやってきて、「どれから手をつければいい!」とあわてる気持ちに(だって「スコーンはどうぞ温かいうちにお召し上がりください」と、紅茶のジュレ入りホワイトチョコのムースは「どうぞ冷たいうちにお召し上がりください」と言われるのだ)。
 そんなわけでこれ以後、写真を撮っていません・・・。
 スコーンは割るとホロホロ崩れるタイプ。 ジャムというよりもフルーツソースに近く、果実味が強い分甘さは控えめ、クロテッドクリームはコクはあるけどしつこくない! えむさんはリンゴのジャムが、あたしはオレンジのはちみつがお気に入り(固形化が進んでじゃりじゃりしているところがまた)。
 で、オーダーした紅茶はワイングラスに入ってくる!
 やはりフレーバーティーだから、くるくる回すことでより香りが立ち上るから、でしょうか。
 スコーンやプチフールはこちらとしても予想通り。 しかし驚くのはそれ以外のもの。 野菜のピクルス、キッシュ、サンドイッチの代わりにトルティーヤ! おまけに大変贅沢なスープ(さすがにこれはおかわり不可:ヴィシソワーズ風の温かい野菜のスープにきのこのエキスをスプーマにしたものがこれでもかとのっかっている)まで。
 ちなみにトルティーヤの皮は緑色(ホウレンソウか?)で、中は紫キャベツの千切りなどにスモークサーモン&クリームチーズ。 おいしい、おいしすぎる!
 それから鴨の燻製や生ハム、エスカベッシュなどが乗ったオードブル皿が来て、フルーツボウルが来て、「追加のプチフールはいかがですか?」と楕円形のお皿を持った方がやってくる。 まだ最初に来ているプチフールのお皿、片付いてませんが!(それでもはじめて見るやつをつい選んでしまう・・・)
 絶対おかわりしたら後が大変だとわかっているのに、トルティーヤをおかわりしちゃった・・・鴨の塩加減がよかったのでオードブルもおかわりしちゃった・・・「スコーン、いかがですか」と言われたときは「あぁ、クロテッドクリームがまだ残っている!」と思ったけど、最初からある焼き菓子にも手がついていない状態・・・謹んでご辞退申し上げました。
 やはり時間帯のせいか、食事系の方が充実していたかも。 でもプチフールなどは確かに小さいけれどどれも手の込んだ感じで、素材もいいもの使っています!、というのは十分伝わってくる。
 紅茶と食べ物のオーダーは90分制、席は120分制ということでしたが、わりとすいていたせいか120分明らかに越えていたけれど何も言われず。

  20161007ディナーアフタヌーンティー3.JPG 最後は勿論、D番で。
     ここでやっと写真を撮る余裕が生まれる。

 静かで穏やかな音楽、落ち着くソファ席、おいしいものを食べて飲んでお喋り。
 あぁ、なんと優雅な時間。
 日々の仕事のバタバタを忘れませう。
 一回来たからもう道は間違えない! なんか、季節ごとに来たいお店だなぁ、と思ったのでありました。

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2016年05月08日

アフタヌーンティーごっこ

 ジェシカさん(仮名)のお宅に招待される。
 普段は「どこかおいしいお店行きましょう!」と外に出ることが多かったのですが、この冬に第一子を出産されたばかりなので、ご自宅にお招きいただきました。
 「何か食べたいものありますか?」と聞いたら「スコーン!」と即答だったので、あたしがスコーンとバナナブレッドを用意、ジェシカさんが紅茶とサンドイッチを用意してくれるということなので、即席アフタヌーンティー開催!

  お茶会1.JPG ホットオープンサンド
    「薄味ですみません」とのことでしたが、そんなことなく美味しかったです。

 「何故スコーンなのか?」と尋ねれば、「うーん、なんか幸福感があるんですよね。 このあたたかさとバターの香りとか」とのこと。 みっちり小麦粉!、だけではなくて様々な要因が絡まり合っているらしい。

  お茶会2.JPG そしてミルクティー
    写真の角度が悪いのですが、結構高さのあるカップなので量もあります。

 そしてスコーンの写真は撮り忘れました・・・。
 お喋りしながら食べ・飲みしたので、スコーンまでで結構おなかいっぱいになってしまい、バナナブレッドはお土産ということでジェシカさん家に置いていく。 甘い物の合間に、と、ジェシカさんはおかきなども用意してくださっていたのですが、それにもお互い手をつけられず。 ジェシカさんはもとから少食の人だけど、よく考えれば休みの日のお昼にこんなにしっかり食べないわ、あたし。
 まぁ、基本的にはお喋りが目的なので、よいのです。
 でも、あかちゃん無事に生まれて、ジェシカさんもお元気で、よかったです。
 どんなことよりそれがなにより。

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2016年04月29日

本日、連休初日にして唯一の予定

 今日は久し振りに友人と合計3人で会って、昼から夜までお喋り(美味しいもの付き)。
 もともとはあたしがこっちに来て初めて働いた会社で知り合った仲間で、年もわりと近くて似たような仕事をしていたということもあって、勤務地は違っていたのでそう頻繁には会っていないんだけど、メールや電話で仕事のやりとりとかはしてたから。
 今はそれぞれ全然違う職場で働いていたり、結婚して子供生まれて家庭に入ったりと個人をめぐる状況は変わっていますが、同志愛というか友情は健在なわけで、ありがたい。
 「このままでは朝まで話しても終わらないよ〜」ということでお開きにはなりましたが、半分本気で「じゃあ24時間営業のお店に行って始発で帰るか〜」な提案も出てしまうところがすごい(そして多分、やろうと思えばできちゃうんだろうな)。
 ま、それは次回、それを準備の上で集まりましょうということで。

  <昼食> おすしのランチセット @宝田水産
  <お茶> ケーキセット @ミオール神戸
  <夕食> 鶏肉と野菜三昧 @塚田農場

 夕食前にはアタオとイアンヌをうろうろ・・・「新作どうでしょう。 どれがいいでしょう」と結構ぐるぐる(あたしの影響なのか、3人ともお財布は種類は違えどLimoなのである・・・カバンもそれぞれいろいろ持ってます)。 カバンに求める要素がそれぞれ違うので、あたしの守備範囲外だと思っていたカバンもじっくり見ることができ、「あ、思っていたより結構中身入るんだ!」とわかったりしたのは収穫でした。 ついつい、あたしは大きめのカバンを選んでしまう傾向にあるので・・・。
 一人も楽ですが、違う視点が入ってくるって新鮮で楽しい。
 友情のポイントはそこもあるのかな。

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2016年02月10日

翌日休み、をことほぐ。@ココノハ

 わーい、やっと明日休み〜!
 とはいえ、週休二日制に慣れ切ってしまった身では一日の休みでは物足りなくなっているというのが正直なところではあるのだが・・・(あたしだけ?)。
 というわけで、ゆっくり本も読みたいところだし、外食!

   ココノハセット3.JPG 冬野菜の豆乳グラタン
 場所は例によってミント神戸8Fのカフェ・ココノハでした(とはいえお久し振りな感じ)。
 いつもはだいたいデリセットだけど、今日は気前よく(?)デザートセットにしてしまった。 どんだけ浮かれてる、あたし。 ちなみにセットドリンクは、だいたい黒酢ベリーです(ここの紅茶は・・・あまりあたしの得意な味じゃないので)。
 別にそんなに寒くないんだけど、ついグラタンがあると注文してしまうのがあたしの悪い癖(しかもあたしは猫舌)。 でも熱いのをフーフーしながら食べるのが好き!
 レンコンとホワイトソース、なかなか合うなぁ、と思いながら、今後自分で作るときに真似してみようとか思ってしまう。 多分あたしはしめじも入れるな。

  ココノハセット4.JPG 発酵バターのパンケーキ
 今回はシンプルイズベスト!、なデザートを。
 ミニポットの中は結構な量のメイプルシロップ。 米粉を使っているのでちょっともっちり食感なのがここの特徴。 パンケーキの熱で溶けるように、先に発酵バターを表面に塗りたくってからゆっくりいただきました。
 そして『霜の降りる前に』もだいぶ読み進み(今回、今までの中でいちばん怖い話になってるかも!)、読み終わるのがもったいないところにまで来てしまいました。 あとは最後の章とエピローグのみ。
 そこまで来て本を閉じ、黒酢ベリーを飲み干して立ち上がったのでした。
 当然、おなかはいっぱいです。

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2016年01月25日

オルガンが消えた!

 残業でつかれた身体を引きずるようにして帰る。
 それでもタワーレコードには寄る。 が、ゲイリーのアルバムどころか、彼の名前のプレートすら置かれていなかった・・・怒りを通り越して、一瞬殺意を覚える。
 寒いことだし、あったかいお茶でも飲みたいなぁ、でももうラストオーダーの時間を過ぎちゃったよなぁ、と『オルガン』のそばを通る。 旧マドマド同様マヒ―シャ系列のお店で、結構隠れ家的穴場。 旧マドマドのほうが行く回数は多いですが、オルガンにもちょこちょこ行っているあたしです(紅茶メニューはだいたい同じでも、スコーンやケーキの種類が全然違うから)。
 シャッターが閉まっている。 やっぱり遅かったか、それとも定休日だっけ?、とあたしはシャッターに貼られた紙の文字を近付いていって読む。

  オルガンは2015年12月26日で閉店いたしました。
  スタッフはマヒーシャ元町店で働いておりますので是非お立ち寄りください。

 えっ! あたし、12月のいつだかにこの店来たけどなんにもそんな素振りなかったよ!
 ・・・でもそういえば、旧マドマド(現マヒ―シャ元町店)のカウンター横にメニューにないケーキがホールでいくつか置かれていて、「あ、オルガンのケーキみたい」って思ったことがあったような・・・あれはオルガンのケーキをこっちでも焼けるか、という練習だったのであろうか。
 というわけで、あたしの愛用する隠れ家カフェが一軒消滅。
 気づくのに約一ヶ月かかったことにもショックを受ける。

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2015年12月15日

これは夢ではないかしら・・・@Sting

 生まれて初めて、「ここはあたしの行きつけのレストラン!」と感じた神戸・磯上通のフレンチレストラン『レ・グラース』が閉店してからもう・・・5年?
 味を感じるのはあくまで相対的なもの、個人差がありますが、あたしにとっては自分の好みに限りなく近い味を追求している岡崎シェフは、絶対に逃したくない存在だったのです。
 その後、店は大阪の本町に(名前・形態も変わって)移転し、ビジネス街だったから日祝休みでなかなか訪れるチャンスがなく、それでもどうにか一回行ったんだけど、しばらくしたら「閉店します」というシェフからの留守電。 そりゃーもう大ショック。
 「次のお店が決まりましたらご連絡します」という言葉を支えに待っていたけれど・・・もう3年以上が経過した。
 もう待ってはいられない、本格的に探そう!
 それまでも探していないことはなかったのだが、「きっと連絡をくれるだろう」・「もしかしたらフランスに修行にいっているのかも」とそんなに本腰を入れてはいなかった。
 でもかつてのあたしと同様、磯上通で働いていたことがあって、あの店がお気に入りだったということがしばらくしてからわかった人がいたりなんかして(それが先日のひろさんです)、こんなひっそりやってるここのブログにまで辿りついたり、コメントくれたりする人もいて、「探してください!」という声があたしの元に何人分かたまってきたせいもある。
 シェフを探すのはあたしだけのためじゃない、彼の味を待っているみんなのためなのだ!
 それが、あたしを本気で動かす原動力になりました。
 そして、ついに見つけ出しました。
 シェフは今、大阪市西区新町(地下鉄四ツ橋駅から徒歩3分)の“Sting”というお店にいらっしゃいます。
 ランチタイムはビジネス街だから決まったワンプレート系メニューしかないけれど、夜ならばシェフオリジナル料理が食べられるということで、まず一回目はあたしと一緒にレ・グラースに通っていたえむさんを誘って、訪問。
 シェフおまかせコース・5500円で予約しました。
 シェフとは電話で喋ったけれど、ほんとにこれは現実なのかしらという気持ちがあたしのどこかにあった。 実際にお店に入り(レンガ造りの壁っぽい倉庫のような雰囲気のお店で、入り口が引き戸!)、シェフにお目にかかっても(おやシェフ、なんかちょっと見た目にダンディ入ったよ!)、どこか現実離れしていた。
 しかし料理は、あたしの記憶につながっていく。

  CA3A1974.JPG アミューズ:タマネギのキッシュと不思議な卵
 キッシュは<レ・グラース>時代からのアミューズ定番メニュー。 うっ、タマネギ甘い! そして、あの味! ――ちょっと、泣いてもいいですか。
 そして不思議な卵は、どこかのブランド卵の黄身を冷凍したものが真ん中に入っているのでよくかき混ぜてお召し上がりください、と小さいスプーンが添えられる。 で、ガシガシかき混ぜていただきましたが・・・いろいろなものが入った複雑な味。 確か卵の黄身を冷凍したって言ってたよね? でもそんな冷凍した感じがないんですけど。 で、いろいろ複雑な味を、優しいクリームソースがまとめている。 あぁ、このソースもまた、シェフの味!

  CA3A1975.JPG 前菜:生ハムとフレッシュチーズ
 このフレッシュチーズもちょっと珍しいのが入ってきたので、というご説明。 カチョカバロのまわりを生クリームでくるんでチーズにしたやつ、みたいに解釈しましたが間違っているかもしれません(なにしろメニューがないし、こっちは舞い上がっているので)。
 とりあえず、濃厚! そしておいしい!
 あたしたち、シェフの料理を食べるときは無言になって黙々と食べてしまうので、普段より明らかに食べるペースが速い。 それでも次の料理はそんなに待たされることなくやってくる。

  CA3A1976.JPG ジビエ:コルベールのポワレ
 「こちらは僕からのサービスです」とのこと。 コルベールって、青首鴨(雄)でしょ!
 ジビエの皿をサービスしていただくとは(確かに、あたしは「シェフの鴨が食べたいです!」と電話で言っちゃったけど)・・・絶対コスト足出てるよ。 申し訳ない。
 内臓も、フォアグラもついて、でもジビエって言うほどクセは強くない。 そう、肉類の臭みを消したいのがシェフの個性なんだよな。 フォアグラの表面にちょっと抵抗がある感じが、野生の名残りって感じ。 あぁ、カモは美味しいなぁ。

  CA3A1977.JPG 魚料理:白身魚の蒸し焼き
 たしかスズキと言われたような・・・(記憶が曖昧ですみません)。
 魚の蒸し焼きもフランス語の調理名あるんだけど、忘れちまったぜ・・・定期的に使わないと覚えたはずの言葉も忘れてしまいますね。
 紫色をしたものは付け合わせのニョッキ。 緑色のソースもクリーム系で、一口食べてえむさんと「あっ!」と思わず声が出る。 これって、<レ・グラース>で<本日の魚料理>としてよく出てきた味!
 「うわぁ、なにかを思い起こさせる味ですねぇ」
 「そうそう、まさに<思い起こさせる味>というか、これぞ記憶にあるシェフの料理!」
 若干遅れ気味だったえむさんのペースでしたが、あたしはここで一気にごぼう抜きされ。
 「ほんとに、自分の好きな味のときは食べるの早いよね。 途中で飽きたりおなかいっぱいになってきたらこっちに押し付けるのに」とつい半ば感心、半ばあきれつつそんな言葉が出てしまったら、「あ、ばれた?」と。 ばれますよ、もう10年以上の付き合いですよ。

  CA3A1978.JPG 肉料理:牛熟成肉のステーキ
 お店の看板である熟成肉が出てきました。 「軽く下味はつけていますが、お好みで岩塩などつけてお召し上がりください」とのこと。 写真に入っていませんが、確かアラスカ岩塩・ワインの風味づけした赤紫色の岩塩・ハーブなどが混ざったマヨネーズっぽいソース・マスタードソースなどがボードの四方に。 あたしはシンプルにアラスカ岩塩がよかった。付け合わせの野菜もおいしいし! しかしこうして食べたことで、あたしはやはりそんなにも牛肉が好きというわけではない、ということがわかった。 すみません、東日本ではあまりすきやき以外で牛肉を食べる習慣がないんです(今は違うかもしれないけど、当時は)。
 ここの熟成肉自体は美味しいですよ。 でもさっきの鴨のほうがあたしは好き!

  CA3A1979.JPG デザート:ショコラ・オランジュ
 オレンジが入ったこってりチョコレートケーキ。 しかし付け合わせのソルベが見た目もドラゴンフルーツそのまま! 皮ごと食べられる柿がびっくりするほどおいしい!
 チョコレートケーキの合間にちぎったミントの葉を口に放り込めば、チョコの重厚さが軽減されるのもポイント。 それに紅茶をいただいて、コース終了。
 紅茶(えむさんはコーヒー)を飲みつつ、やっとゆっくりお喋り。 シェフにこれまでの恨み節(?)をぶつける余裕も出てくる。 でもいいのだ、またこうしてシェフの料理が食べられるのだから。
 「また来ますね」と席を立てば、シェフはお店の入口まで見送りに出てくれて、あたしたちの姿が見えなくなるまでその場にいようとする。 途中で気づき、「シェフ! 他のお客さんもいるからもういいですよ! 大丈夫ですから!」と叫んでも深々とお辞儀を返されてしまう。
 こうなったら早く角を曲がるしかない!
 帰り道、「これって夢じゃないですよね」とつい呟いてしまう。 これ以上ないほどおなかはいっぱいなのに。 あぁ、何回か行かないと現実だと実感できないかも!
 早々に再訪を誓う。 ひろさんも連れていかなきゃね、だし!

posted by かしこん at 23:57| Comment(2) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月21日

ジャワティー・ストロング@旧マドマド

 <今月のポットティー>といいながら結構長いこと変わらないよなぁ、という時期もありましたが、最近のマヒ―シャ系列店は<今月のポットティー>の種類が結構変わっています。
 そして今月は、ジャワティー・ストロング。
 ジャワティーといえば、ポカリスエットと同じ会社が出していたペットボトル飲料が思い浮かびますが・・・“ストロング”とは? しかも“ミルクティーに合う”とは?
 早速、注文だ!

  CA3A1960.JPG いまいちライトのせいで色合いが微妙ですが。

 「あと一分ほど蒸らしてください」と言われたのにもかかわらず一分以上放置してしまったせいか、「おおっ!」と呟きが漏れてしまいそうなほどのブラックティーでした(しかも茶漉しを使ったのに粉末状のものがカップの中に飛び散る勢い。 実は表面に茶葉の粉が浮かんでいます)。
 飲んでみて・・・(しかしここは相変わらずポットもカップも熱い)、「ジャワティーの認識が変わった!」と思いました。
 さすが“ストロング”だけあってパンチのある濃さ。
 でも後味は比較的すっきり(ミルクいっぱい入れたのに)。
 ただ、さし湯を追加していったら、結構早い段階でパワーダウンか。 三番茶までは楽しめない感じ(どこまで飲む気だ、あたしは)。
 でも一番茶の勢いは素晴らしい!
 メニューからなくなる前に、また飲みにこよう!

posted by かしこん at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月19日

ジビエばんざい!@Vis‐a‐Vis

 『山賊ダイアリー』の影響でジビエ料理にちょっととりつかれ気味のあたし。
 また、ちょうど今ジビエのシーズン真っ最中!
 ということで元町のフレンチ、ジビエに力を入れているお店<ヴィ・ザ・ヴィ>を訪問。 何回目かな?
 ジビエを食べるなら、当然コースでなければ。

  CA3A1963.JPG 食前のお楽しみ:お魚のテリーヌ
 あぁ、野菜が新鮮! お魚のテリーヌは、若干かまぼこを連想する感じはあれど、ほぼ一口でぺろりといただきました。

  CA3A1964.JPG 前菜:お魚のマリネ エピスと香草風味
 お魚なんだったっけ? イトヨリダイ? 白身の魚で、生ではなく低温でじっくり火を入れた状態のものでした。 カルパッチョとはまったく違うお味に。 これも野菜がおいしいです。

  CA3A1965.JPG 海老とキノコ入り ワタリ蟹のビスク
 スープはオプションです。 甲殻類のビスクは美味しいよね、ということで追加オーダー。
 そしたらびっくりするほど具沢山! エビやキノコの他に野菜の角切りもゴロゴロ。 そしてスープ自体はコクはあるけどとても優しいお味。

  CA3A1966.JPG 本日のジビエ:ライチョウ
 何種類かのジビエメニューからあたしが選択したのが、雷鳥!
 だって食べたことないし、日本じゃ天然記念物だから無理だし(こちらのお店のは、基本フランスからの輸入物)、どうせジビエ食べるならすごいのいってみたいじゃない!
 といってもジビエ経験の浅いあたしはエゾジカとかウズラとか、あとイノシシぐらいしか食べたことがないのですけれども。 でもジビエ以外ならいろんな種類の肉をそれなりに食べてきた自負はある(牛肉中心文化ではない東日本育ちなので、逆に牛肉に対してあまり思い入れがないのです。 牛肉ならすき焼きかステーキか、ぐらいのイメージなので、ついあまり食べれない方の肉を選んできました)!
 しかしそのあたしが、このライチョウを前にうなる。
 なんと表現していいかわからないのです!
 お肉の見た目はカモっぽいけど、歯ごたえも味も全然違う。 これまで食べてきたもののどれとも似ていない。 まったく新しい体験! 「独特のクセや香りがありますよ」と事前にお店の方に注意(?)されたけど、あたしはまったく気にならなかった。 内臓にはちょっと苦みがありましたが、まったく食べられない、ということはない(のちのちシェフにうかがったところ、やはり個体差があって、あたしにまわってきたのはライチョウの中でも比較的香りもクセも弱めのものだったそうです)。
 うおぉ、世界にはまだまだ食べたことのない味が存在するのね!
 ちなみにライチョウ、量もなかなかあったということもありましたが、さすが野生、噛みしめる回数も自然に多くなり、あたしはかなり満腹になりました(そしてその満腹感は、その後もかなりの時間持続。 なるほどかつての狩猟民族は、一度ごちそうにありつけばしばらく食べなくても大丈夫だったんじゃないか、と思うほどに)。

  CA3A1967.JPG デザート盛り合わせ
 とはいえデザートは食べます。
 イチジクのコンポートがおいしい(これもあとでうかがったのですが、今年は生イチジクのシーズンが長いそうです)。 ポット・ド・クレームの紅茶味が濃い! アイスおいしい!
 そんなわけで、ジビエにますますはまりそうです。

ラベル:季節もの
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2015年11月14日

旧交をあたためるランチ その1@Olive Bar

 大人になってからは友だちってつくりにくいものだと昔のあたしは思っていましたが、実際はまったくそんなこともないのだと実感しつつある今日此頃。 むしろ、学生ではなくなってからの方が、仕事などに対する価値観が近い等の理由でお付き合いの感覚が深くなるような気がします(子供の頃から今も付き合いがある人たちも、勿論いますけど)。 逆に、高校生の頃はあんなに仲がよかったのに、今や全く連絡先もわからない人もいるしなぁ(それは筆マメでないあたしにも責任があるが)。
 人の縁とは不思議なものでございます。
 今回は、前の仕事でお世話になっていたマダムとのランチ。 お店選択もおまかせしたら、しっかりコース料理を予約していただいていました。 場所は大丸神戸店近くの“Olive Bar”(オリーブ・バール)。

  CA3A1945.JPG 前菜:里芋のテリーヌとフォアグラ
 向かって右のコロッケ状になっているのが軽くサトイモをマッシュしたもの。 表面のカリカリと内側のねっとり感がいいコントラストでした。 テリーヌにもサトイモが入っているようで、こっちはフォアグラのねっとりに対するアクセントに。

  CA3A1946.JPG カボチャのポタージュと手長海老
 上にのっかったクリームがスプーマ(ムース的細かい泡)状になっていて、「おっ、ここは分子料理を取り入れているお店か?!」とドキドキする。 ソースを泡にするぐらいは結構やっている店があると聞きますが・・・全メニュー分子料理は食べたことないなぁ(そしてあたしは食べたいかどうかわからないなぁ)。
 ちなみに、バケットが最初に来たのですが・・・「バターないよ」と一瞬思ったあたし。
 そうか、このお店は名前の通りオリーブオイルに自信たっぷりのお店だった! 小皿にボトルからたぷたぷとオリーブオイルを注いでバケットにつけると、すごく軽い! あぁ、これこそ本物のエクストラヴァージンオリーブオイルですね!

  CA3A1947.JPG 海と大地のサラダ<秋>ヴァージョン
 どうやらこのサラダがメイン料理のようです。 なんだかわからない野菜の間に、お魚やお肉が隠れています。 しかも野菜を食べ終わるとその透明のふたの下には更に皿があり、小さなお魚のポワレとまた野菜が。 野菜もチップス状に薄切りにして揚げてあるものから軽く火を通してあるもの、生、と様々。 繊維質のものをばくばくと食べ、その合間にエスカベッシュ的小魚を食べるという感じで、「野菜でおなかがいっぱいになる!」と実感できるメニューでございました。

  CA3A1948.JPG ポルチーニ茸とルッコラのスパゲッティ
 なのにこの次にパスタが来るのかい! ↑ 陽がさしてきました。
 ルッコラは香草なので好き嫌いがあると思われますが、そしてあたしは薬味系苦手な人間なのですが、何故かルッコラは平気なのですよね、むしろ好きというか。
 しかし、パスタとしては大した量でもないのにあたしとマダムはかなりおなかにダメージをくらってしまいました(当然、完食しましたけど)。
 このあと、口直し&デザート一品目として<無花果と桂花陳酒のグラニータ>が来たのですが写真を撮るのを忘れました。 お皿、ちっちゃかったし。

  CA3A1949.JPG 栗のテリーヌ カシスとカカオのクランブル
 デザート二品目。 そんなに大きくなくて助かりました。 これにコーヒー・紅茶でコース終了。 全体的に優しいお味、あと新鮮な野菜を売りにしているお店、という印象ですかね。
 あ、オリーブオイル! もっとバケットにつければよかったかな・・・と最後の方で後悔(もう遅い)。
 そしてマダムとはお互いの近況報告。 マダムはお仕事をまだ続けていて(あたしが本を捨てられたことでぶちぎれてやめたところである)、その後の変化などを教えていただく。
 優しく穏やかでまわりに気を遣うマダムにつけこんでオーナーが無理難題を言っていることにとても腹が立つ(マダムはお客さんのことを考えて、「他にする人いないわ」と仕方なく引き受けているだけなのに、そこを無理させていると気づけない・気づきたくない経営者ってなんなの! ブラック企業か!)。
 と、そんな大変な状況にいるマダムに、あたしはあたしで今の仕事で転勤の話が出ていてとても迷っている・・・という相談をしてしまいました。 すみません。
 更に、「ここは私が」と御馳走してまでいただいてしまった!
 あぁ、10年後、あたしはマダムのように素敵な大人になれているかなぁ。 目標は、高く!

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2015年10月27日

仕事場近くに隠れ家的カフェ

 ちょっと寄り道になりますが、仕事場の近くにおねーさんが一人で切り盛りをしているセルフ形式のカフェが一年ぐらい前にオープンしまして。
 コーヒー中心、喫煙OKのお店だったのであたしはあまり行っていなかったのですが、外から覗き込む感じはいい雰囲気。 ただ時間によってはスポーツ新聞を読みながら煙草を吸うおじさん方がいて入りにくい・・・。
 でもEさんがお昼休みに外に出ていったとき、「あそこ、結構いいよ〜」と教えてもらう。パスタやクロックムッシュなどの軽食もあり、のんびりいい感じ、と。
 そんなわけで、行ってみました。 家具調度などもなかなかお洒落。 壁に直接描かれたヘナ模様みたいなのもかっこいい。

  CA3A1925.JPG 豆乳ラテをオーダーしました。

 おっきいカップに、なみなみと。 これは「ゆっくりしていきなさい」ということですね!
 Eさんに連れて行ってもらったのですが、ただ話す内容が芳しくない“密談”という類のものなので、純粋にお店と味を楽しむことができず。
 でも豆乳とエスプレッソの混ざり具合のバランスが抜群で、おいしかったです。 特殊な豆乳なのかしら? それとも混ぜ方に工夫があるのかしら。
 顔を覚えてもらえるようになったら聞いてみよう。
 つまりそれだけ、通わなきゃね。

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