2020年01月05日

休暇中の義務 その3

 そして年末年始のスペシャルドラマ関係を。

孤独のグルメ 大晦日スペシャル
  孤独のグルメ2019大晦日.jpg 
 録画してたけど結局リアルタイムで観ちゃったな(途中、紅白などとザッピングしつつ)。
 フレンチもイタリアンも出す居酒屋、すごい!

きのう何食べた? お正月スペシャル
  きのう何食べた?2020お正月SP.jpg 
 こんなに早く続編が観られるとは・・・しかしシロさんもケンジも連ドラからそのまま続きのようで、間が空いた気がしない(ケンジのシロさんに向ける笑顔がちょっと暑苦しくなっているのがすごい)。 きっかけは原作と同じでも、流れはドラマ独自のものが出てきた。 こうやって世界が広がっていくのね・・・。 ずっと見ている気になって、エンドロールが流れたことに驚愕した。 もう終わり?!

義母と娘のブルース 新春SP
  義母と娘のブルース2020P.jpg 
 いやー、麦田店長(佐藤健)は、はるたんに匹敵する“愛されおバカキャラ(ナチュラルボーングッドルッキングおバカ)”だなぁ。 亜希子さんの大阪のボスがさとしにーやん(橋本さとし)なのに脱力。 このコメディレベルは30年以上前からあるような気がするけど(多分、もっと前からあるんだろう)、ワンオペパパの苦悩を描くためにはそのくらいのベタさが必要なのか・・・。

忘却のサチコ 新春スペシャル
  忘却のサチコ新春SP.jpg 
 神戸グルメ満載!、とのことでしたが・・・すんなり王道というか、意外なものは何もなかった。 ストーリーが一応あるから、かなぁ(俊吾さんとそんなにさらっと会っちゃうんだね!)。 逆に、神戸グルメは一時期からイメージ更新されていないということでは。 串揚げはおいしそうだったけど、あれ東山商店街のだよねぇ。 自分の行動エリアにないお店は、前から知っていてもなかなか行かないものだわ・・・。

教場
  ドラマ教場P.jpg 
 原作は最初の一冊しか読んでいないんだけど、あのダーク満載の感じをどう地上波ドラマにするのか不思議でしたが、ちょっとやわらげつつ感動にもっていくのね! しかし風間教官はなにを考えているかわからない人のイメージだったけど、ドラマでは「結局、善の側の人なんだよね」とわかってしまうのはいいのか悪いのか。 でも前後編では、卒業時の感動はちょっと薄い(警察学校が舞台のドラマは、佐藤浩市主演の『陽はまた昇る』が登場人物により感情移入できた)。 でもエンディングで、連ドラやる気満々なことに気づくのであった。 これはパイロット版なのね。

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2020年01月04日

休暇中の義務 その2

 引き続き、観終えたドラマ(全部最初から見たものもあり、途中まで見たものも)。 咳が出て映画館に行くことをあきらめたので、こつこつ家のHDDの残量を減らすことにした。 だいぶ減ったけど、年末年始でまたいろんなものを録る・・・いたちごっこ。

ひとりキャンプで食って寝る
  ひとりキャンプで食って寝るP.jpg タイトル、直球すぎ。
 ひとりでキャンプに行く描写を、ケント(三浦貴大)・ナナコ(夏帆)視点で交互に。 スタッフは日本映画の若手たちで、かなりそれっぽい(台詞もほとんどない回もある)。 あたしはわざわざキャンプに行きたいとは思わないけど(子供の頃やらされたし、自然の近いところで生活していれば特別憧れない)、今は大都市で生活しているので、こういうことにはまる人の気持ちはわかる。
 生産性はないかもしれないが、内省を生むドラマ。

俺の話は長い。
  俺の話は長いP.jpg 会話劇、好き。
 シチュエーションコメディでは役者の力量がよくわかる、脚本の力も。 思春期の子供には親以外の大人の存在は大事、という説を気負いなく肯定するところ、いい! なにより生田斗真と安田顕のニートブラザーズ、最強!
 これは定期的にシリーズを放送してほしいなぁ。 これも『きのう何食べた?』のように視聴者にリアルタイム感を与える存在になりうるから。

おっさんずラブ−in the sky−
  おっさんずラブintheskyP2.jpg パラレルワールド。
 初回で春田くんがうつぶせで寝ていなかったので、「あぁ、これは違う世界だ」とあっさり受け入れられましたが・・・春田くんのバカ度は抑え目、むしろ黒澤キャプテンの乙女度全開!、ってほうを楽しみました。 前作ほどは盛り上がらなかったけど。 賛否両論のラストシーンには、「もうこれ以上作らなくていいよね!」という完結宣言を見た気がする。 もし第三弾があるのなら、もっとお仕事設定を練って十分に時間をとって、ですよね。

グランメゾン東京
 沢村一樹と及川光博、鈴木京香とフランス料理を目当てに(別にキムタクは好きでもきらいでもないのだが、彼主演のドラマは脇役が豪華だからさ・・・)。
 『二つ星の料理人』に似ているところいろいろありましたが、まぁベタな話だから仕方ないのか・・・(でも借金取りに追いかけられる姿はなくても話は通じるので、パクリ疑惑が浮上するのもわかる)。
 個人的にフレンチディナーで8皿も9皿も出てくるのはちょっと性に合わないのであるが(ひとつのお皿にどん、と載ってほしい)、最近のフランス料理の流れは勉強になりました。

ラベル:ドラマ
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2020年01月03日

休暇中の義務 その1

 熱は出ないが、咳がなかなか止まらない。 外出をさけ、家でたまった録画を見まくることに。 そうしなければHDDの残量は風前の灯火・・・。
 まずは、10月〜12月期の地上波ドラマから消化!

シャーロック アントールドストーリーズ
  シャーロック月9P.jpg 
 どうしてもBBCの『SHERLOCK』と比べてしまいたくなるが・・・第6話ぐらい(?)の“須磨寅の大鼠”の回が個人的に秀逸! 遊び心もすっと入ってきました。 毎回、タイトル文字をペンなどで書くところも好きだった。 “アントールドストーリー”の設定も原作を愛し続けている日本ならでは。
 ディーン・フジオカの浮世離れ感(?)もよかったのかなぁ、と。 最終回のひとつ前のラスト、あの場面のために警部を佐々木蔵之介にしたのか・・・とわかるところは戦慄でした(そうではないとわかっていても、もしかしたら・・・と思わせられたことが)。

孤独のグルメ Season8
  孤独のグルメ8P.jpg もはやお約束。
 たまたま再放送で以前のやつを見たが・・・松重さん、やせたよね!
 健康に気を付けてほしい。 一時期よりは食べ過ぎなくなったけど、それでもときどき「五郎さん、そんなに!」という回もあるから・・・ハラハラしない程度で、ほどほどな感じで続けていただきたい。 登場するお店が小さいところばっかりだから、放送後観た人行かないでほしいなぁ、とかも考えちゃうけど(遠いお店だからあたしは行かないけど、もしご近所だったら行きたくなるだろうか・・・)。

G線上のあなたとわたし
 あー、原作をそんな感じにしたんですね。 幸恵さん(松下由樹)の描き方がこの作品の肝なので、そこさえ外さなければ大丈夫。 これと前の『Heaven?』で、中川大志と福士蒼汰の区別がはっきりしました(今はそんなに似てないけれど、『ラプラスの魔女』の頃はそっくりだったよ・・・)。

同期のサクラ
 途中までは結構はまってしまっていたのですが・・・サクラが目を覚ましてから自分でもびっくりするほどトーンダウン。 別に事故がご都合主義とは思わないけど、じいちゃんのFAXに心打たれていたのかしら。

 相棒はまだ追いつけてません・・・。

ラベル:ドラマ
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2019年12月15日

いだてん 〜東京オリムピック噺(NHK大河ドラマ)

 ついに『いだてん』、最終回。
 最近もいろいろドラマは見ているが、過去にも大河も朝ドラも見ているが、録画したものをあとから見ることが多くなっている。 ここ十年ぐらいでこんなにも「最終回をリアルタイムで見なければ!」と思わされたドラマはない。 ここ一ヶ月で三ヶ月分くらい観たかもしれん、追いつくためにのつもりが、ただただ続きが観たくて。 45分がすごく短く感じてきた。
 第46回『炎のランナー』を昨日観た。 ラストシーンで東京オリンピック開会式は“明日”だったから、同じく体感一日で。

  いだてんP.jpg これは<大河>の歴史を変え、歴史に残る傑作。
 最初は・・・「東京オリンピック2020のためにお題を押し付けられて、クドカン大変だな」と思っていた。 でも第1回『夜明け前』を観て「こりゃ面白い!」といい意味で驚かされた。 いろいろめんどくさい近現代史もスポーツという題材ならさらっと描けるし、教科書に出てこないディテールも楽しめる。
 なにより、実在の人物が大勢出てくるドラマの中で数少ない架空の人物(小松くん)の人生に胸を打たれた。 それこそ、ドラマとして優れている証拠ではないだろうか。 勿論、モデルのいる人物にもワクワクさせられたし、目頭も熱くなったけど。

  いだてん1.jpg まーちゃん、こんな騒がしい主人公いない。
 田畑政治、近くにいたらイライラしそうな気がするけど、じわじわと愛すべき人になっていった。 金栗四三と嘉納治五郎がだんだんめんどくさい人になるけど冒頭から愛すべきキャラなので、そのへんのバランスも楽しめた。 特に古今亭志ん生・美濃部孝蔵の存在! 彼の語りがあるが故に「スポーツだけの話」になってなかったと思う。 森山未來のうまさに舌を巻きました。
 基本、群像劇なので「誰のこれがよかった」という話をしてたら終わらないんだけど・・・前半では中村獅童の力をあらためて見せられたし、終盤では役所広司の不在をカバーしてくれたのは松坂桃李と松重豊だった。 そして三つの時間軸をうまくまとめたのは森山未來と神木隆之介。 などなど、いい役者、うまい役者になった人、今後たのしみな人、たくさんの人が観られてよかった。

  いだてん2.jpg 個人的にぐっと来たのは、
 近代スポーツは女子スポーツの歴史でもあるところ。 かつて女子はズボンもはけなくて、足を出す短パンなどもってのほかだったし、そもそも「スポーツをする」こと自体受け入れられなかったっていうね・・・様々な偏見や葛藤を抱えての現在であることに、何度も胸が熱くなりました。 第45回『火の鳥』の“東洋の魔女”たちに号泣・・・。
 そして最終回・・・あたしは甲子園の開会式でもうるうる来てしまうタイプなので、こういうセレモニー系は弱いのだ。 そこに辿り着くまでの様々な苦労など想像してしまうからだが、『いだてん』ではその過程をじっくり見てしまっている。 ・・・泣くよ。 観客席に可児さんが嘉納先生の写真を持っているなんて、泣いちゃうよ!
 あぁ、オリンピックってお祭りなんだよな、それ以上でもそれ以下でもなく、という近代五輪の本質を世界は見失っていることに気づく。 かつてはこんなにも熱い思いでいたというのに。 いや、東京の発展にオリンピックの影の部分があることはわかっているけど、『いだてん』では未来を希望を信じることができた。 途中で挫折したり、成し遂げられなかったり、道に迷ったり、それでも、自分一人ではできなかったことが次の誰かの手によって伝わり、渡される。 そんな時間の連続性が、一年間週に一度放送されるという仕組みの中で続き、自分の生活もその中に組み込まれる。 あぁ、この感じ、『新選組!』以来かも。
 それこそ一年間、45回以上の話数で続く大河ドラマの醍醐味ではないかと。
 というか、後半は「一年じゃ足りない!」ってなってたよねぇ、書けなかったこといっぱいあったよねぇ。 特別編とかやってほしいわ!
 市井の人々の物語、『いだてん』最高じゃんねぇ!
 ありがとう、クドカン!(<新タクシー運転手>という役柄が大河ドラマのクレジットになることなんて、もう二度とないのでは)
 「〜じゃんねぇ」は使えるけど、「違う! そう!」はあたしにはむずかしい・・・。

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2019年09月24日

ボッシュ/BOSCH

 なんやかんやで、ついにアマゾンプライムの無料体験30日間を始めてしまう。
 kindle paperwhiteを注文したときに、なんか送料がわかりにくくて、もういいや、プライム申し込んじまえ!、となったのである。 その理由は・・・マイクル・コナリーの<ハリー・ボッシュ>シリーズのドラマ版が結構進んでしまっているから、さすがにそろそろ観たほうがいいのではないかと感じていたことによる。

  ボッシュ シーズン1.jpg 『ボッシュ/BOSCH』シーズン1
 ドラマの情報はマイクル・コナリーの文庫の<訳者あとがき>で古沢さんが随時紹介してくれていたので、「この人、ボッシュのイメージじゃない!」みたいなのはなかったかな。 タイタス・ウェリヴァーさん、ちょこちょことドラマや映画で見たことある人だったし、あたし個人がハリーに対して憧れ的なものを持っていないからか、「アクの強いガンコ者」っぽさがあるからそれでいいかな〜、ぐらいの。
 むしろ、ハリーの宿敵たるアーヴィン・アーヴィングが「対立はしているけれど、本質的には理解し合っている(実は尊敬している)」とわりと最初のほうから描かれているのが衝撃だった。 しかもアーヴィング役の人、『LOST』に出てたときも目がコワかったんだよな・・・原作とはちょっと別物な感じがして、このドラマが原作とはまた違う世界という気がして新鮮だ。 時代設定も違うし(ドラマはより現代)、原作のエピソードをいくつかミックスしているので(あたしも細かいこと覚えていないので)、ハリーが見つけた手掛かりに「あれか!」と記憶が引き出される楽しさがあり。 あと、名前まではわからないけど見覚えがある実力派俳優がどんどん出てくるのもうれしい。
 またドラマのテーマ曲がジャズでR&B的で、「これ、絶対ハリーが好きな感じの曲!」なので盛り上がる。 ハリーのイメージの曲ではなく「ハリーが好きそうな曲」ってのがポイントですよ。 オープニング映像もカッコいい!
 現在シーズン5まで配信中。 30日以内に観るぞ!

ラベル:海外ドラマ
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2019年07月15日

『Heaven?』、久し振りに読み返す。

 春ドラマをまだ全部見終わっていないのに、夏ドラマが始まってしまった・・・。
 録画装置の容量が圧迫される・・・ため込んだ海外ドラマ(『レジデント』や『シカゴファイア』、『ブラインドスポット』など。 でも観終わったころに新しいシーズンが始まるという・・・『ブラックリスト』はシーズン5から間に合ってないが)をじわじわ消化してるのに!
 そんなわけで夏ドラマ、一応注目しているのは『Heaven? ご苦楽レストラン』である。
 原作はすごく面白くて大好き!、なのだが、この面白さは実写化可能なのか・・・?
 『きのう何食べた?』のドラマがすごくよかったから、原作への愛がないとドラマは受け入れられないとここ数年の流れで制作側も認識しているはずだし、オーナーが主役なのはまずいが、シェフが段田安則で山縣さんが岸部一徳ならちゃんとやってくれそうな気がする!
 で、第一話を観る(23時からWOWOWで海外ドラマを録画しているので、時間延長されると迷惑である)。

  ヘヴン? ドラマ1.jpg そのバッグ、ロエベですね。
 ・・・あぁ、やっぱりオーナーを主役にしたらダメなんだって!
 黙っててもどんどん出てくるキャラなのだから、最初は「オーナーのわけわからなさにおびえつつ、一致団結するスタッフたち」に重きを置くべき! 「あのオーナーっていったい何者?」の謎提示のために鱸さんのワイン好き設定がスルーされたじゃないか! 「オーナーは何者なのか」って自然にわいてくる疑問じゃないか! あ、ということは『三人の山田』のエピソードはないってこと?!
 中途半端にマンガ的効果を入れるなら、バックを宇宙にしたり砂漠にしたりもしたらいい! マンガに比べてテンポがよくない!
 あのほこり、みんな盛大にかぶっているけど、料理に被害は出なかったの・・・気になる!
 伊賀君にはさりげない哀愁が欲しいよな・・・ただの無表情キャラではないのに(マンガ刊行当時、“草食系”という言葉はまだなかったが、あたしのまわりでは「伊賀君、タイプです!」という女子がわりといた)。 勝村さんが店長なのは安心だ。 あと、山縣さんが一徳さんなのは見た目微妙、と思っていたのだが・・・年月が一徳さんを山縣さんぽく変えてたよ! 最初にマンガ読んだのって20年近く前なの?!
 というか、オープニングパーティーの後で「あなたたちは第一希望じゃなかった」的なことをオーナーに言わせるとはひどすぎない? これではスタッフがここで続けて働こうという気になれないのでは?
 いや、オーナーはひどい人だけれど、こんなこと言ってたっけ?
 納得がいかなかったので、原作を引っ張り出してきて、読む。

  ヘヴン?全6巻.jpg あたしが持っているのはいちばん最初のやつです。
 ・・・うむ、やっぱり言っていない、と思う(マンガを読んでいるうちにドラマの何のセリフに腹が立ったのか忘れてしまった)。
 あぁ、そうだった、『Heaven?』すごくおもしろかったんだけど、終わりがなんかあっさりで寂しかったんだよなぁ。 冒頭のシーンが回収されていたから、もともとそういう構想だったんだろうけど。 ちゃんとしていない人たちの集まりは、成長しないと話が進まないし、成長してしまうと面白くなくなるから終わるしかないんだけどさ。
 シェフの料理、食べたいなぁと思っていたものだ。 ドラマを観ててもそう思えるだろうか。
 『動物のお医者さん』のドラマは当時としては原作への愛情を大事にした画期的なドラマだった(役者をキャラにできるだけ寄せた)。 『チャンネルはそのまま!』は北海道愛とオリジナル要素をうまく絡めた(モデルがHTVだったということもある)。
 しかし『Heaven?』は大丈夫なんだろうか。 オーナーのひどくてダメでかっこ悪いところもちゃんとやってくれるんだろうか。 それでも悪びれずにへこたれないが故に、何百回に一回の言葉が輝いたりするわけで。
 ・・・まぁ、シェフと山縣さんを観るために、続きを観ますけど。

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2019年07月02日

「いただきます」の効用

 『きのう何食べた?』の最終回を観る。 驚くのはもう三か月たってしまったのか、ということだ。
 しかしその間、このドラマの話をあたしは何人かとしており・・・他のドラマよりも明らかに多いのである。 まぁ相手はあたしの友人だというバイアスがかかっているせいもあるだろうが、こんなに周囲と盛り上がるのは、やはり珍しい。

  きのう何食べた?ドラマ7.jpg 相手の実家へのご挨拶なんて・・・緊張するよねぇ。 ケンジ、トレンチコート似合ってない!、というのも衝撃(内野さんなら着こなせるのに、そこはケンジだ!)。
 原作を読んでいる身からだと、「きっと最終回はあのエピソードだよねぇ」というのはわかっていたけど・・・「前言撤回」を使わなかったんだ!、と驚く。 まぁ、あのドラマ世界の空間に罵詈雑言を浴びせる若者の存在は似つかわしくないから、そこは原作通りにしなくていいところなのかもしれない(原作発表時とは時間がたっているし、ということもあり)。 むしろシロさんにああ答えさせたことで、ケンジへのプロポーズにも聞こえる!
 原作はずっと続いているものだから淡々と、非ドラマティックを貫いているが、ドラマはやはり終わりがあるので、もともとのキャラよりも全体的に熱量が高い。 だから物語も盛り上がりができてしまう。 それはやはり二次元と三次元の違いだし、どんなに原作に寄せようとしても違いは出てしまうのだから、その違いをどう面白くして盛り上げるかに力を入れた方がいい。
 それがわかるから、視聴者はこんなに熱狂したのではないだろうか。 前半はケンジの、内野さんのキュートさにどうしても目が行ってしまうが、後半になるにつれシロさん、西島さんのうまさがじわじわ染みてきた。 むしろ、こういう西島さんが観たかった!、という感じ。ちょっと間が抜けているというか、「ハンサムなのに残念なキャラ」のほうが似合うのに!、と前々から思っていたのだ(なのに『MOZU』とかのイメージが・・・)。 シロさんにはまるのが西島さんというよりも、西島さんに合う役がちょうどシロさんだった、という感じか。 だからあたしの中では原作とドラマは微妙に切り離されているのかもしれない。
 それにしても西島さんは何きっかけでブレイクした人なのか。 あたしは2000年前後のインディ映画に3〜6番手ぐらいで出ていたイメージがあり、世間的には「顔は見たことがあるが名前は知らない」感じらしいと思っていた・・・『サヨナライツカ』にはひそかに西島ファンが行ってたという噂は聞いてたけど、世間的にそこまでではなかったような(今だったらどれだけ評判になったことか)。 『ストロベリーナイト』なのかしら?(そういえば菊やんもちょっとかわいいところがあった)

  きのう何食べた?ドラマ6.jpg 4人の食卓、楽しすぎ。
 小日向さんとジルベールのカップルも減殺の基本を踏襲しながら独自変化を遂げている。 これはこれであり!、と思えるのは原作(というか演じる人物本人への)敬意、リスペクトがあるからだろう。 特にジルベール・ワタル、育てがいのありそうなキャラだし。
 あぁ、これは是非、定期的に帰ってきてもらって、「リアルタイムに生きているシロさんとケンジ、その他のみなさま」を見せていただかないと!、と切に感じるのであります。

ラベル:ドラマ
posted by かしこん at 03:43| Comment(0) | テレビ・テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月09日

マンホールチルドレン 20年の軌跡

 この題材に敏感な友人から、先日会ったときに「BS1のドキュメンタリーで、“マンホールチルドレンを追いかけた20年”ってやっていましたよ!」と教えてもらい・・・「あー、NHKのBSのチェックをずっとおこたってるなぁ」と感じていたのです。
 そしたら、たまたま、6月8日の深夜(日付では6月9日)、NHK総合で放送することに気づく。
 「おお、これってあれじゃないの!」というわけで、あたしとしては珍しく、リアルタイムでTVを観ました。

  ボルトとダシャ1.jpeg ボルトとダシャ 〜マンホールチルドレン 20年の軌跡〜
 モンゴル、ウランバートル。 取材を始めたのは1998年とか。 あたしが最初にこの話題を知ったのはいつだったろう。 別のドキュメンタリーを見たような気もするし、その後『天才柳沢教授の生活』のモチーフにもなった。

  ボルトとダシャ2.jpeg 1998年の頃の二人、まだ13歳ぐらい。
 二人ともマンホールの中で暮らしていた(だからマンホールチルドレン)。 貧困や家庭の問題故に住むところがなく、マンホールに身を寄せた子供たちはかなりの数に上る。 ボルトとダシャはその中で、深い友情で結ばれていた。 もう一人の少女・オユナとの三人のつながりがその後の人生に大きな影響を与えることに。
 なんていうんでしょうね・・・<現在>から見た<過去>だから変わりようがないんだけれど、過去があってこその現在なんだけど、時系列通りに語られるわけではないので、後出し的に知らされる事実に「おぉ!」とつい声が出てしまう・・・。
 しかもこの20年間でウランバートルは急激な経済成長を遂げ、現在ではマンホールは閉鎖されている。

  ボルトとダシャ3.jpeg 2018年の二人。
 20年の間、二人の友情に亀裂が入ったこともあった。 でも今は、二人は又親友に戻っている。
 あぁ、いろいろあったけど、今が穏やかならば、それでいいのかもしれない。
 この先なにかあるかもしれないけれど、彼らの未来に幸あれ。
 「どんな過酷な状況であっても子どもは生きていく」みたいなことを誰かが言っていたが、それは結果論だし、その中で生きていけない子もいるし、それにわざわざ子供を過酷さの中に立たせる必要はない。 国連憲章の子供の権利とはそのためなんだ。 食事と寝る場所を心配しなくていい、教育を受ける権利がある。 たったそれだけのことなのに、それだけがどんなに難しいことか。
 「だから日本はしあわせだ」と思うためのものでもない。 日本は整っていると思われがちだからこそ、そうでない場合に対して想像力が働かないように思う。 興味本位ではない想像力が必要なのだ。

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2019年05月14日

『きのう何食べた?』がもう6話です!

 海外も含めてドラマをいっぱい観ていますが、結構ため込んでしまったり、「前のシーズンまた観終わってないのに、もう次のシーズン来ちゃった!」ということもあり、つねにHDDの容量を圧迫しています。 だから今期は最初に何話か見て、録画の続きをするしないを判断するつもりなのに・・・思ったより進まない。 「うーん、話はいまいちだけど好きな役者さん出てる」となると切るには忍びない・・・あたしの優柔不断な性格が出るよ!
 しかし、今期、比較的高画質で録画して、リアルタイムも観ちゃう(時によってはPCで見逃し配信まで観ちゃう)ほど楽しみにしているのが『きのう何食べた?』ですよ。
 それがもう6話、半分まで過ぎてしまったことに焦る。 4月から、もう一か月半がたったのかと・・・。

  きのう何食べた?ドラマ4.jpg 二人が思いがけず再会した場面、キュートだった・・・。
 第6話はついにジルベール登場!、で盛り上がってしまいますが、自意識過剰すぎるシロさんのやっちまい方があまり笑えないあたしだが(なんでそんなにも自意識過剰なのかがよくわからない・・・ゲイだとばれたくないからなのか、イケメンで周囲からもてて当然扱いされているけど実際はそうではないことは自分でわかっているはず。 そこはやはりシロさんが男性だからなのか?)、コメディ要素が強い回であるが故に医療訴訟の和解を勧める場面がよりしみじみしてしまうじゃないか。
 鶏手羽先ってそんなふうに食べるの?!(丸ごと口に入れて、骨に対して縦に引っ張るの!)、と新鮮に感じた今日此頃。
 あぁ、雑炊がねばついてしまうのは、お米を洗う手間をあたしが省いてしまっているからか・・・でもぶわぶわとだしを吸い込んで膨張するごはんも好きなんですよ。 油断すると水分を全部とられて焦げ付きそうになりますが。
 第5話では、ついケンジのサッポロ一番味噌ラーメンに盛り上がりすぎてしまうけど、あの回でいちばん心が動くところは、シロさんの「孫の代わりに、お隣の子供たちをかわいがることに決めたのか」ではないかと思う。 自分が子供を持ちたいと思ったことがないシロさんだが、両親が孫を欲しがる気持ちに対して折り合いをつけていることに気づくというのは、多分大きなことだったよね〜。
 ケンジに怒られたせいもあるけど、シロさんの気持ちがより明確に「他人を気遣う」方向にベクトルが向かったのはこのあたりからだし、同性愛者じゃなくても子供を持たないことを自分の親にどう言うかでもやもやする人、結構いるし。

  きのう何食べた?ドラマ5.jpg シロさん、笑顔だ・・・。
 それにしても、原作マンガでは不愛想&クールで表情があまり動かないシロさんが、地の文でさらっと流されてしまう部分も映像化されたことで「ケンジと一緒にいて楽しそうなシロさん」が見られたのはなんかうれしいよ! そこはやっぱり西島さんの存在だよね。 原作では最初のほうケンジがちょっと不憫だったけど、こういう過程があるなら納得だよ・・・みたいな。
 二次元のマンガでもこちらの想像を追加して読んでいるけれど、いい役者がキャラクターを体現してくれるすごさは「こちらの想像を超えてくる」ところ。 小日向さんの山本耕史もビジュアルだけ並べたら違うけど、普段喋るときは悠然と低い声、でもワタルくんの前ではほぼ別人のリアクションで甲斐甲斐しく尽くすタイプというのが両立しちゃってるところが素晴らしい。
 当たり前だけど、いい話にいい役者がそろえば、当然いいものができるってことよね〜。
 でも、「俺は小動物か!」とあきれるシロさんに、「でもいま中の人、ピカチュウですよね」と思わずつっこんでしまったあたし。 まぁ、確かピカチュウは電撃を発するから、そう簡単にやられはしないでしょうけど。

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2019年04月09日

『きのう何食べた?』のドラマ、第一話を観た。

 ほぼタイトル通りでございますが・・・関西圏・テレビ大阪では月曜日の深夜に放送なので、観る前から評判がネットを駆け巡るのは致し方なく・・・(確かテレ東での本放送は金曜日の深夜なんですよね)。
 まぁ、原作を読んでいるとはいえ、あたしはキャラ萌えしてないので・・・シロさんは普通にハンサムでスーツとエプロンが似合う人なら大体はまるだろうと感じていて、むしろ難しいのはケンジのほうだと考えていた。

  きのう何食べた?ドラマ.jpg 最初に発表になったポスタービジュアル。
 ケンジが内野さんだと聞いて・・・「いやーん、ステキ〜」といったケンジの口癖は自然に脳内再生されたんだけど、「ケンジは身長あるけどひょろひょろだから、筋肉質すぎないか?」というのが唯一の心配点だった。 ま、シロさんの西島さんも結構筋肉な方ですし。
 で、観てみましたが・・・「おぉ、ちゃんとケンジだ!」ということに驚く。
 むしろ、こちらが想像していたものより違う角度ではるか上を越えてきた。 さすが、プロ!
 どちらかといえば、シロさんがぐっといい人になっていることにびっくり(原作1・2巻あたりのシロさんはもっとぞんざいで口も悪いし、もっとクールだった)。 第一話はきつい言葉の応酬があったけど、それを跳ね返さんばかりのケンジの強さに二人の関係性の深さを垣間見て・・・あ、このふたりはマンガのふたりとはまた違う時間を積み重ねてきたんだろうな、と思ってしまう感じで。

  きのう何食べた?ドラマ2.jpg 食卓、二人の手が大きいのか、茶碗が小さく見えたよ。
 二人が座るソファ(確か、マンガにそういうシーンはなかったような)、もう少しゆとりのあるやつがよかったのでは・・・二人が座ってぎゅうぎゅうに感じて、そこまでの距離間ではない感じ・・・あと10センチくらい広いだけでいいんだけど。
 ここのシロさん、ケンジといると表情が豊かで。
 ごはんもおいしそうなんだけど(ごぼうの炊き込みご飯、食べたくなったぞ・・・)、二人でいるハッピー感がすごくよいなぁ、特にこのへんアドリブなのでは?、と感じさせるところがとてもいいです。
 次回は佳代子さん登場だ!

ラベル:ドラマ
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