2012年05月30日

THE KILLING/キリング

 スーパー!ドラマTVでずっと見ていたデンマークドラマ『THE KILLING/キリング』(原題:FORBRYDELSEN)がついに最終回!
 見てしまった!、盛り上がってしまった!、面白かった!!
 舞台はデンマーク、コペンハーゲン。 水から引き揚げられた車の中に、全身に虐待された跡が残る女子高生の遺体が発見される。
 デンマーク警察殺人課の現場のトップ、サラ・ルンド刑事(ソフィー・グローベール)は婚約者についてスウェーデンに行くことに決め、その日が最後の勤務日。 後任として来たイエン・マイヤ(ソーレン・マリン)に引き継いで帰るつもりだったが、そこへ女子高生の遺体発見の知らせが入る。 「今日一日だけ」のつもりが事件はどんどん複雑化し、次のコペンハーゲン市長選有力候補や市庁舎、警察内部にも何かの意図をもった人物の存在に気づいてしまうルンド。 それでもとりつかれるように彼女は事件を追い続ける・・・という話。

  キリング1.jpg 孤高の女刑事:サラ・ルンド(吹替では野沢由香里)

 また北欧から熱いドラマが来ました!、ですが、本国での放送は2007年。 5年の時差を経て日本上陸(このドラマをリメイクしたアメリカのドラマのほうが、先に日本でCS放送されてたという・・・)。
 ストーリーの入り組み方がまず素晴らしい。 『CSI』など一話完結事件ものに反旗を翻すかのように、一日の出来事がほぼ一話。 事件解決までの20日間を、20回かけて描くのである。 北欧特有の暗く寒い空などとあいまって、カメラは登場人物のすべてをあやしげでなにかありそうな人物として映しだすのだ(たとえ被害者の両親でも!)。
 このミスリードの嵐が、見る側をハラハラさせるのである。
 また刑事さんたちは事件解決まで全力投球のため、疲れが残ったままの捜査活動で重要なことを聞き逃したり、処理の優先順位を間違えたために手掛かりを見失ったり、目前まで追い詰めた容疑者に逃げられてしまったり。
 そんな感じがやたらリアルです!
 そんな中、事件解決にとりつかれるあまり現場で孤立するルンド。 助けてくれる人もいるけれど、それ故に真犯人に襲われたり、警察内部での立場がどんどん悪くなったり。 いや、ルンド自身の警察での立場もかなりまずいものになっていくし、婚約者とは仲違いするわ、息子にはあきれられるわ(前の結婚で子供が一人、現在はシングルマザー)、それでも事件を解決したい・犯人を捕まえたいの執念には頭が下がります。 でも、もし自分が事件関係者で、取り調べをされる相手がルンド刑事だったらものすごく大変だろうなぁ、と思ったりもして(もしくは、「もっと冷静になってくださいよ」とあたしは彼女が集めた手掛かりを整理したいなぁ)。
 第20話、最終回で事件は一応解決する。 関係者に沢山の心の傷を残して。

 これは第一シーズンで、その後もドラマは続いているようなのですが次はいつ日本に入ってきてくれるのか・・・面白かったから人気はあるのではないかと思うけど、どうなのかしら。 捜査のために自分をガンガンすり減らす、彼女の行く末を知りたいです。

posted by かしこん at 03:24| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月16日

まだまだ終わらない海外ドラマ・・・2



 地上波のドラマも始まってきちゃってますが、あたしが日々追われるのは



海外ドラマ。 一週間何も見ないままで放っておくとHDD残量が恐ろしいことに



なる・・・ので、地道に見る時間をつくります。





24 Twenty-Four ファイナルシーズン



 今更ですか・・・なんですが、やっと見終わりまして。



 裏切りに次ぐ裏切り、次々といきなり死んでいく人々、とへヴィな内容なので



続けて見るのがしんどいのです。 18話ぐらいでちょっとしばらく止まってて、



やっと全部見る気になって。



 アメリカの正義を信じて邁進してきたジャック・バウアーも、ついに忠誠心の



よりどころであった“合衆国大統領”を信じられなくなってしまい、暴走・・・という



構造は、そうでもしないとファイナルにできませんという苦肉の策のようで、哀しい。



 ファイナルらしく、ちょい役にも豪華な出演者(『ER』のドクター・ベントンとか!)が



いるのがうれしかったけど。





THE EVENT/イベント



 『LOST』+『フラッシュフォワード』、というふれこみの超大作。



 確かに『LOST』的なタイムラインですが、あたしは『4400‐未知からの生還者』を



なんだか思い出しました。



   これも豪華出演者で!



 どっかでみたことあるぞー、な人たちが沢山。 が、あたしがいちばんびっくり



したのは、レギュラーに普通にクリフトン・コリンズ・Jrがいたことです・・・しかも



地味だから(役柄的には重要なんだが)最初気づかなかった・・・役によって印象が



全然違うというカメレオン俳優ぶりをまさかテレビドラマで見られるとは・・・。



 ワンシーズンのみ、全22話で完結します!、という潔さも売りになってるようですが、



終わってないじゃん・・・(いや、終わっているといえば終わっているが、あまりに



投げっぱなしというか)。 まるで世紀末のような内容だった。





クリミナルマインド 特命捜査班レッドセル



 『クリミナルマインド』のスピンオフとして、主役にフォレスト・ウィテカーを迎えた



シリーズ。 本家『クリミナルマインド』は今週からWOWOWで第6シーズンが



始まるし、全米でも大人気なのかと思っていたら、『レッドセル』は第13話の最終回が



ものすごいクリフハンガーで、「こ、このあとどう続ける気だ!」と見てるこっちが



焦るくらいの展開だったのだが、エンディング後のテロップで『アメリカの番組製作が



中止となり、この番組はこれが最終回となります。 最後までの御視聴ありがとう



ございました』と出て、絶句。



 おいっ! どういうことですか!



 ・・・アメリカのテレビドラマは視聴率が悪いとすぐ打ち切る(視聴率がよくても



製作費がかかりすぎると判断されればそれでも打ち切られる)というが、ほんと



容赦がない。 多分制作側は続きをつくる気だったんだろうけど・・・事件の顛末



だけでも本家のほうで語ってもらえないものだろうか。



 フォレスト・ウィテカーの演じたサム・クーパーという役、なんとなく武士道を



体現している感じで好きだったのだが。





ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所



 あたしは基本的にWOWOWが放送する海外ドラマは全部チェックします



(韓国ドラマは範囲外)。 1月始まりのドラマ、かなり多いですがこれちょっと



面白そう。 『シェイムレス〜俺たちに恥はない』もおバカっぽくて期待ですが、



録画してるけどまだ見てないので。



   なんとキャシー・ベイツがテレビドラマ初主演!



 デビッド・E・ケリーが製作総指揮として新たに手掛ける弁護士モノということで・・・



あたしは『ザ・プラクティス』は好きだったけど『アリー・my・ラブ』はそれほどでもなくて、



でも主役がキャシー・ベイツならばムダに恋愛がらみにはならんだろ、と判断。



 まだ第一話しか見ていませんが、シンシナティの治安のイマイチな通りを舞台に



ちゃんと人間ドラマに仕上がっていていい感じです。



 しかし、アメリカのテレビドラマはほんとに弁護士モノが多い。 “職業・弁護士”の



割合がいちばん多いから?


posted by かしこん at 04:19| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月08日

海外ドラマ一気見!



 先日、BSプレミアム(旧NHK BS−2)で『ケネディ家の人々』を一挙放送して



いたのを録画し、ちまちま見終わった。 なにしろジョン・F・ケネディ暗殺はあたしが



生まれる前のこと、ロバート・ケネディはジョンの兄だと思い込んでいたあたしです、



見ることすべてが「へーっ、そうだったんだ〜!」な感じで。



 まぁ、キューバ危機のくだりは映画『13デイズ』で、ジョン暗殺のくだりは『JFK』で、



ロバート暗殺の部分は『ボビー』で体験済み(?)ではありますが、それらの映画に



描かれていない部分はやはり驚きで。 ケネディ家の父親が強権を握っていたこと



(しかもその父親・・・演じていたのはトム・ウィルキンソンだが恐るべき女好きでそれが



ジョンに見事に遺伝)、浮気を見ぬ振りをしていた母親は息子たちに期待をかけるが



父親をないがしろにするような態度は許さないし、ジョン(グレッグ・ギニア)は



理想家というよりも女にだらしなくてボビーに助けてもらわなければ大統領職も危うい



人だったのかと感じるし、だからボビー(バリー・ペッパー)は若いのに気苦労で老け



顔なのか・・・と納得したり。



 ジャッキー(ケイティ・ホームズ)がオナシス氏と再婚する話も“ケネディ家”という



重圧から逃れたいと思えばよくわかる話で。 しかしなによりフランク・シナトラが



ゴロツキ扱いなのにびっくりでした。 ミシシッピ州では黒人が大学に入るのに白人の



反対デモが起こったり、KKKはまだ暗躍してたり、公民権運動という言葉が聞こえて



きたり・・・アメリカの差別からの脱却の歴史はまだまだ浅いんだとしみじみ。



 全8回なので駆け足の感は否めませんが・・・スピーディな演出はさすがジョン・



カサー(『24』シリーズの監督)。 もうちょっと掘り下げてほしかったですが、



わからないことが多いから仕方ないのか・・・<家族の絆>にテーマがなってしまって



いたので。 面白かったし、バリー・ペッパーの安定感に感銘を受けましたよ。



 そして『大聖堂』も録画してますが、まだ全然見れてません・・・。





プッシング・デイジー〜恋するパイメイカー シーズン2



 シーズン2になって更にテンポもよくなり、キャラのよさもそれぞれ活かされ、



どんどん面白くなってきてたのに・・・なんか打ち切りになったみたいで最終回は



すごく強引にまとめたみたいになっていた(あまりに話が飛び過ぎていたように



感じて、思わず巻き戻してもう一度見てしまったほどだ)。



   コンビネーションもよくなってきたのに。



 あー、謎はまだ残っているのにな・・・。



 ファンタジックを飛び越えた色彩、ミステリとしてはリアリティのかけらもないが、



それでもあたしはこのドラマ、すごく好きだった!





バーン・ノーティス シーズン3



 突然スパイをクビになり、解雇通知を撤回させようと躍起なマイケルがマイアミを



足場に生活費を稼ぐための<やっかいごとよろず引受業>を同時並行で始めて



3シーズン目。 FOXチャンネルでの集中放送で見ましたが、このシーズンが



今まででいちばん面白かった感じがする。 始まったのに気づかなくて第一話だけ



字幕版で見たんだけど、コメディ色が吹替版より薄い。 つまり吹替版は独自の



演出で独自の世界をつくったわけで、あたしは吹替版のほうが好きだなぁ。



   マイケルとフィオナの関係も安定。



 普段からコメディ調のほうが、シリアスになったときの落差が大きいし、シリアスに



なったからといって似合わないほどコメディ全開でもない。 そのへんの匙加減が



うまい。 シーズン4も、吹替で見ますわ!


posted by かしこん at 03:04| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月12日

ニュースでたどる海外ドラマ



 ジャック・ケボーキアン氏が亡くなったそうで・・・そういえば彼をアル・パチーノが



演じたドラマ、前にWOWOWで放送したの録画したままだったな、ということで



あわてて見てみた。





死の処方箋〜ジャック・ケボーキアンの真実



 アル・パチーノ、ジョン・グッドマン、スーザン・サランドンとテレビドラマとしても



豪華な顔ぶれ。 死を待つだけの病状の人に、尊厳ある死を自分自身で選べる



ように、という装置を開発したケボーキアン医師は希望する患者に使用させる。



 とはいえ病状を確認し、面接して本人の意思も確かめ、家族の了解も取っている



(希望する患者の98%はまだその段階ではないと断っていると言っていたし、



ある青年には「君はうつ病だから、まずはそれを治してからだ」と伝えている)。 



でもたまたまピューリタン派の検事に目をつけられ、告発されたのが有名になって



しまうきっかけ。 “死の医師(ドクター・デス)”と世論に言われてしまうほどの



あくどさは感じないというか、「尊厳死」と「安楽死」の定義がごっちゃになってるな〜、



と思うのだが、キリスト原理主義が根強いアメリカでは自殺自体が罪だから、それを



助ける医師もまた罪人、ということなのだろう。 歪曲して伝わった報道を信じる



デモ隊には、「僕を殺さないで」というプラカードを持った車いすの少年が・・・。



 「いまは90年代だぞ!」とケボーキアン医師も自宅で怒鳴っていたが、あたしも



びっくりしました。



 でも、身近な人がもう生きる望みがないのに苦しんでいる姿を見たことがある人と



ない人では、考え方が大きくわかれるような気がする・・・。



 ケボーキアン医師はアルメニア出身で動乱の時期に親に連れられてアメリカに



来たそうで、苦しんで死んでいったアルメニアの人々のことが忘れられなくて、そして



尊厳死を当たり前のものとして定着させようとかなり意識的にやっていたと思われる



(だからドクター・デスと呼ばれようとも気にしてないし、より物議を醸すために一線を



越え、第二級殺人罪で有罪にされるのだが)。



 バリー・レビンソンがプロデュースしてただけあって、社会派ドキュメンタリータッチ。



 アル・パチーノのあまりのジジイぶりに驚愕。



 彼を非難する人はまだいるんだろうが、ドラマ自体はかなり彼の主張に好意的と



いうか、理解を示しているように見えた。 誰もがそうしろというわけではない、ただ



そういう選択肢もあっていいだろう、という。



 でも、「尊厳死」という概念、日本では臓器移植よりも抵抗なく受け入れられそうな



気がするんだけど・・・どうなんだろうなぁ。





glee グリー



 NHKでいかにも放送しそうな内容だけれど、吹き替えにするときは登場人物の



鼻歌さえも日本の声優さんに吹き替えさせることで有名なNHKが、歌が主役と



いってもいいこのドラマどう扱うのだろう・・・と思って見たらば、さすがにこれの



“歌の吹替”は無理だったみたいですね。



 高校生活における力関係が無情なまでに描かれるこのドラマ、コメディ前提では



あるけれど、アメリカの教師もこういういじめというか優越感を誇示するような行動を



いちいち注意しないのかな・・・これが自由の国の自己責任?



   シャーベット状アイス入りのグレープソーダを

     顔面にかけられたりします。 寒そうだけど、向こうは湿度が低いのか

     糖分のべたつきのほうが処理が大変らしい。



 いわゆる“負け組”(向こうでは“ナード”でしょうか? “勝ち組”のはずのアメフト部の



選手でもグリークラブに入部すれば負け組扱い。 部活にも序列があるんだな・・・)の



高校生たちが歌うことを通して自分自身の誇りを取り戻していく、という感じであろう



物語(テーマとしては『中学校のときイケてない芸人』にも通じますか?)、その時々の



キャラクターの心情にぴったりの曲がミュージカル風に展開されていくのも面白い。



   ミュージカル苦手人間にもアレルギーの出ない構成。



 それにしてもスー先生(チア部のコーチですげー自己中心的っぽい人物、最初の



ほうは喋り方がかなり頑固な男っぽい)の吹替えをしている野沢由香里さんの実力と



いうかその懐の深さには改めてびっくりです。



 これはリアルタイムにBSプレミアムでわりと見れてます。





デスパレートな妻たち シーズン6



 いやいや、すごいことになってきてますけど・・・な、このシリーズ、もう大人しく



なってもいいんじゃないの、とはいえその騒がしさは衰えず・・・登場人物たちの



パワーがとにかく凄いので、なんだかんだ言いながら見てしまう。 見てしまうと、



つい続きも見てしまう。



 なんで毎回毎回犯罪をちゃんとからませるんだろうか? 郊外に住む人はみんな



誰もが秘密を抱えてるみたいだ(これっていわゆる『昼ドラ』的魅力?)。



 新レギュラー女性の声も勝生真沙子さんとかベテランを起用するので通年



レギュラーとのバランスも損なわれないのが素晴らしい(スーザン役の萬田久子だけは



もうどうしようもないが・・・もはやこっちが慣れてきたよ)。



 次のシーズンにはヴァネッサ・ウィリアムスが加入するそうなので、当然吹替えは



『アグリー・ベティ』のときと同じ五十嵐麗さんにやっていただきたいものです。


posted by かしこん at 05:57| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月18日

まだまだ終わらない海外ドラマ・・・1



 GWとその後で、かなりHDDにため込んでいた映画や海外ドラマを見た(おかげで



録画可能残量が20時間から75時間に!)。 ばんざーい!、ではあるけれど、



油断するとまた残量はあっという間になくなるのだ・・・気をつけなければ。





THE TUDORS〜背徳の王冠(3・4シーズン)



 ヘンリー8世(ジョナサン・リース・マイヤーズ)の物語もいよいよ終幕。



 ワンシーズン10話前後なれど、その制作側の気合と時代考証やキャスティングなど



への予算の贅沢な使い方はすごかった。 ただ最後は駆け足になってしまった感は



あるが・・・(ヘンリー8世の老け具合が急だったとか)。



   その奥には女たちの悲劇が。



 急激な宗教改革に反発する地方を“反乱”と受け止め、他の地方への見せしめの



ために女子供まで相当数を縛り首にしたりするやり方は「国民が税や労働力という



形で国を支えてくれている」という意識が当時の支配階級にないことを明らかに



するが、その不足分を埋めるために他国に攻め入るのか・・・という“帝国主義の



本質”を見た思いで目からウロコであった。 そして陰謀の絶えない宮廷内故、王は



トマス・モアやクロムウェルなど腹心たちを次々処刑することになるという皮肉。



 ちなみにヘンリー8世の肩書は「イングランドとアイルランド、フランスの王」、



スコットランドとウェールズはまだ敵なんですね。



 薔薇戦争のことがやっとわかりそうな気がする。





ホームタウン 〜 僕らの再会/October Road.



 『One Tree Hill』のスタッフがつくった“青春後”の物語。 キャストもちょっと



OTHとかぶってます。



 10年前、高校卒業後の6週間の休みを利用して旅に出た主人公ニックだがそのまま



地元には帰らず、家族とも友人とも恋人とも音信不通。 自伝的な小説を書いたら



ベストセラーになってしまい、一躍有名人となったが小説の中でモデルとされた



地元の人々は連絡をよこさない彼の態度にも、小説内での描かれ方にも不満を持って



いた。 が、ニックはその後スランプになり、エージェントが彼の地元の大学の一日



講師の仕事をブッキング。 10年ぶりの帰郷が、町に波乱を、ニックに「今までの



自分でよかったのか」の困惑を連れてくる。



   仲間との再会はやはり。



 特にこれといった産業のない田舎町の感じがよく出ている(町の人たちほぼ知り合い、



みたいな)。 それでいてキャラクターが画一的でなくそれぞれ魅力的。 むしろ



主人公のはずのニックがいちばんダメダメっぽく見えることも・・・。



 同じように地方を舞台にしても『OTH』はどんどん派手展開になってますが、



こっちはあくまで“身の丈”以上にならないところがよかったです(でもその



地味さのせいか打ち切りになってしまった模様・・・)。



 でも謎は残しつつもなんとなくハッピーエンディング的に終わったのでよかった。



 ちなみにAXNでの視聴ですが、吹替版がなかったので字幕版で見ました。 結構



台詞はしょられていたので、ちゃんとした吹替版をつくってくれないかなぁ。



 そうすればもう一回見るんだけど。





フラッシュフォワード



 「10月6日、すべての人類が2分17秒意識を失い、その間、半年後の未来を見た」と



いう大風呂敷設定だが、第一話のエンドロールで『原作:ロバート・J・ソウヤー』を



見て納得!



 意識喪失期間を“ブラックアウト”、見た未来を“ヴィジョン”と表現。



   ブラックアウト後の覚醒した世界は大混乱。



 世界中の人が見たヴィジョンをつなぎ合わせれば未来がわかる・ブラックアウト



現象の原因もつかめるのでは?、と捜査にあたるFBIがメインですが、主役が



あたしの苦手な顔のジョセフ・ファインズ・・・吹替なのでなんとかごまかしが



ききましたが、今回のは声と配役のイメージが合っていない人が多くて微妙に残念



だった(豪華ゲストは出てるしお金もかかってそうだったけど、結構序盤から話の



破綻が見えてしまったせいか、前評判の割には人気が続かず打ち切りになった模様)。



 日本からは竹内結子がそれなりに重要な役で出演してますが、日本設定の割に



彼女以外は中国だ・・・そのへんもなんとかならんか、という感じ。



 途中盛り返して面白くなってきたんだけど、結局「今までの苦労はなんだった



んだ・・・」な調子で終わってしまったのは残念である。





HEROES ファイナルシーズン



 4シーズン目にしてファイナル。 はっきり言ってここまで引っ張る話だったか



はなはだ疑問。 シーズン2の最後がいちばん面白かった。



 ただスーパードラマTVに好感を持てるのは、吹替版をつくる際に他局で放送の



ドラマでも同じ俳優が出演している場合はできる限り同じ声優さんを持ってこようと



する姿勢(AXNは『フラッシュフォワード』に結構『LOST』と同じ出演者が



いるのにわざわざ違う声優を使うのは何故なのか? あえてイメージをかぶらせない



ため?)。 しかし『プリズン・ブレイク』のティーバッグのイメージが強すぎる



のか、最近の若本さんはティーバッグ声&喋り方ばかり要求されているような気が



する・・・『銀河英雄伝説』のロイエンタールをやった人なのになぁ(つまり二枚目も



できるのに、です)。



 でも、『HEROES』に関しては途中からピーター・ペトレリ役の声優さんを



何故変えたのか不明(しかもシーズン3の途中から)。



 『フリンジ』に出てるジョシュア・ジャクソンの声が竹若拓磨じゃないのは何故なのか?



(ちなみに『フリンジ』はまだ途中ですが、『Xファイル』+『4400』+お茶目なマッド



サイエンティスト、といった感じ)。



 『メンタリスト』のシーズン2も始まるし、まだまだ見終われないなぁ、海外ドラマ。





 そして、児玉清さんの訃報に接し・・・残念です。



 読んだ本の解説が彼の書いたものだと、なんだかもうけた気分になってました。



 「好きな作家やシリーズものの新作は(翻訳を待っていられないので)原書で読む」と



聞いてからは更に尊敬の念を強くしてました(あたしは『One Step Behind』、まだまだ



かかりそうです・・・読み終わる前に邦訳出そうです・・・)。



 勿論、俳優としても知的でかっこよい佇まい、好きでした。



 あの方のような読書家になれるだろうか。



 なれませんが、その憧れはずっと消えないでしょう。 ありがとうございます。


posted by かしこん at 06:19| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月11日

チェルノブイリ25年



 NHK BS1にて、『世界のドキュメンタリー』。



 諸事情により放送延期になっていた『チェルノブイリ 25年』の3回シリーズが



ついに放送になり、2回目まで見た。



 冒頭、NHKの解説委員らしき方が「チェルノブイリ事故をそのまま福島第一原発に



あてはめることはできませんが・・・」的なことをおっしゃる。 そりゃ、そうでしょう。



でも、見ていたら国の態度がなんかおんなじなんですけど・・・



 第一夜は新たなる石棺計画と周囲に住んでた人、今のウクライナの話。



 事故後、原発近くに住んでいた人は「三日間だけ」という政府の指示でバスに乗せられ



家を離れたけれど、その後まったく帰れないままであること。 25歳未満の人(つまり



事故後に生まれた人)に甲状腺異常やら白血病やらがんの発生率が高いこと(しかも



一人でいくつもの疾患を抱えている例も多い)。 しかし原発事故との因果関係は証明



されず、国からは何の補償も出ないこと。 ← なんかこれ、結構将来の日本でも



そういうことになっていそう。



 まぁそういう怒りも原動力になって、ウクライナは旧ソ連から独立を果たしたんだけど、



国力が弱いから貧乏で、今のチェルノブイリ内に残されている放射能物質の量を



はっきり公式発表していない(6%〜96%まで、人によって違う)。 まだチェルノブイリ



そのものが危険な状態で、新たな石棺をつくっても毎年メンテナンスは必要で、その



ための莫大なお金を国際社会からの補助金で賄いたいからだ。



 ↑ なんかこういう感じ、“原発利権”とおんなじだよ・・・



 なのにウクライナはこれから原発を20基つくって、「脱原発」の進むヨーロッパに



電気を売ろうと考えている。 貴重な外貨獲得のために。



 そして二日目の今日は、人間がいなくなった立ち入り禁止区域の中で起こっている



動植物のこと。 ネズミは体内にストロンチウムなど放射能物質が蓄積してるけれども、



遺伝子異常はほとんどないが、ツバメは遺伝子異常を起こし年々数を減らしてきている、



という実験結果を紹介。



 事故直後は短期間で強い放射能に被曝をした動植物(昆虫や微生物を含む)は死に



絶え、けれど高濃度放射能汚染はモザイク状に広がったのでそれほど汚染されてない



地域の生き物たちが時間がたつにつれ放射能濃度の低くなってきた“空き地”に



進出してきて、そこで繁殖するようになったために立ち入り禁止地域では現在、



動植物がかなり増えている、という話。



 うーん、紫外線に強い植物もいるのだから、もしかしたら放射能に耐性を持つ



生き物がいるのかもしれないし、耐性があるからこそ生き残れたのかも・・・という



気もしないでもないんだけど(この地域のネズミが自分で破壊された遺伝子を修復する



能力を持っている、を根拠に人間のがん発生率に因果関係がないと関連づけられても



困る。 番組ではそうは言っていないが)。



 で、立ち入り禁止区域内に住み、そこで育てた作物を食べる、いわば自分で自分を



実験台にする放射能測定学者も登場するが、研究者ってどこの国でも似たような感覚



なんだなぁ、としみじみ。 「短時間だから大丈夫」とネズミやツバメの研究者さん



たちも防護服着ないしガイガーカウンターも持ってなかったからね(一日目の、一般人



希望者による“チェルノブイリ見学ツアー”には原子炉近くまで行くので、かつて



事故当時除染作業に従事したというガイドさんのもと、防護服にガイガーカウンター



持参でしたけど、単位がシーベルトじゃなかったのでどのくらいの強さかわからず)。



 ウクライナではチェルノブイリがCGゲームになっていて、ヴァーチャルリアリティ



並みに現地と細部まで一緒の位置関係・風景を描き込み、原子炉を安定させる



ミッションを果たすのが目的らしい。 あまりにリアルなつくり故、事故のことが



風化している、という事実に妙に説得力があった。



 「25年では、人間では一世代ですが、ネズミでは40世代にもなっていますから」と



言う科学者氏の説明が、当人悪気はないのわかるしそういう思考をする職業だから



いいんだけど、大事故のあとを“格好の実験場”と考えてる節はあるよね・・・



結局人間もまた、同じくモルモットになるしかないんだろうなぁ。



 日本では福島の人に対する差別が半ば公然とまかり通りつつあるが(福島出身の



人からお嫁さんもらうのやめよう、とか言う人までいる!)、はっきり言って汚染



されてるのは福島だけじゃないですから! そして世界から見れば、“日本人”が



その差別の対象になるってこと、福島を差別することで溜飲を下げている人は考えて



もらいたい(まぁ、そんなバカはそういう風に考えること自体思いつかないかも



しれないんだけどさ・・・)。



 放射能測定が正しくできてなくて、高濃度の地域に避難勧告出てなかったり、その



逆もありとか、ほとんど日本、やってること同じですよ・・・



 あらためて、放射能はこわいねぇ、と考えつつ、これプラス地震&津波被害からの



復興もかかえて、一歩間違えばほんとに日本は終わるかもしれん、という気持ちに



なっている。 まぁあたし個人的にはいいけど、子供たちの将来がなぁ。


posted by かしこん at 03:27| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月20日

授賞式ふたつ

 やっと週末、グラミー賞と日本アカデミー賞、両方の授賞式を見る。
 すっかり「3月末までは土曜日も出勤令」が出てしまったので、しばらくあたしは週休一日制。 あとたかが一か月半ではあるものの、その間にHDDを圧迫されるのは目に見えている・・・ブログ書く時間足りるのか。 気になるのはむしろそっちだったりするのだが(映画はほとんど普通の時間に間に合わないので、ちょっと遠いが遅くまでやってるシネコンに行くようになってしまった。 ちょっとなんか自分に歯止めがきかずに恐ろしい)。

 さて、まずグラミー賞・・・まぁ当日夜の放送をちょっと見たので特別新鮮なことはありませんでしたが・・・プレゼンターでリッキー・マーティンが出ていたことにびっくりし、調べたら新作出てた!(日本盤は来月です)
 キース・アーバンの横ですごくリラックスな笑顔を見せていた二コール・キッドマンにも驚き。 こんなはしゃいでる彼女、めったに見ないかも。 アカデミー賞授賞式のときと全然違うのは、自分にかかわりがある・なしの違いなのか、それとも横にいる男性が違うからなのか。 ともかく彼女が幸せそうなのは、なんかうれしかったです。
 それにしてもグラミーまで、受賞スピーチに感謝したい人の名前を連呼するようになっちゃったんだな・・・つまんない。 服装がノットフォーマルでも全然OKなのが音楽業界の面白いところだが。
 しかし自主的にアンコールをやったバンド初めて見たけど、さすがアーケード・ファイア!
 でもいちばんかっこよかったのはミック・ジャガーだった気がする。

 で、日本アカデミー賞。
 結果的には作品賞関連は『告白』、役者陣は『悪人』、技術系は『十三人の刺客』がそれぞれ賞を独占した感じですが・・・なんか微妙に納得がいかないものもあったりして。 思わず自分の過去ブログ見て昨年の日本映画について思い出してみたら、「あ、この人忘れられてるじゃん!」というのが結構あるし。
 助演男優賞を岡田将生にダブル受賞させるぐらいなら、『十三人の刺客』の市村さんにあけてもよかったんじゃないの?(多分、本来は吾郎ちゃんの席だったんだろうけどねぇ)
 個人的には『アウトレイジ』の中野英雄か椎名桔平がよかったよ。
 でもつい深津絵里にはもらい泣きしてしまうけどね。
 しかし、助演女優賞はどうせなら満島ひかりでしょうよ(彼女のここ数年の日本映画への貢献度をもっと考慮に入れてほしい!)。 結局、樹木希林を選んでしまう保守性にはうんざりだ(それは彼女のせいではないが)。
 柄本明は来年も『雷桜』で助演ノミネートされそうなのに・・・。
 アニメーション部門だって『アリエッティ』よりも『カラフル』のほうがましでしょ。 そこに“バックが日テレ”が見えて醒めるし。
 日本映画の興行収入が過去最高で、作品数も増え続けているのだからアメリカのアカデミー賞のように作品賞の数を増やすとか、賞の数を増やすとかすればいいのに(現状ではインディペンデント系作品やドキュメンタリーは評価されないままになってしまう)。 『ヘブンズ・ストーリー』だって“無視”でしょ。
 まぁ、賞がすべてじゃないんですけど・・・「映画の規模やバックに関係なく作品のよしあしのみで評価します」という姿勢を賞を贈る側が見せない限り、映画ファンはその賞に権威を認めませんよ。

 で、ビデオ鑑賞のおともに・・・三宮に昨年秋にオープンしたデリカテッセンで購入したキッシュを。

  センター街のキッシュ.JPG いろいろ野菜のキッシュ
 夜中に食べるな・・・ではありますが。
 オーブンで軽く温めたので、キッシュ生地は表面パリッと、でも中はしっとり。
 フィリング部分の食感はまるでプリンのよう。 おいしいけど、お値段を考えたらまぁ普通・・・か。
 店内でも食べられるようなので、今度はそこでラザニアを食べてみたいかなぁ(でも高い・・・)。 お給料が出たら!

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2010年11月30日

刑事ヴァランダー・白夜の戦慄2

 BBCのヴァランダー警部シリーズが帰ってきた!、ということで第二弾三作。

  ヴァランダー2.JPG 今月の目玉です、一応。

殺人者の顔/FACELESS KILLERS
 オリジナルの一作目を4作目に持ってくるという荒業ですが、ドラマはドラマで独自の時間軸と世界観を構成した、と思う。 スウェーデン版のドラマの改変ぶり(特にヴァランダー警部の女関係)を考えれば、原作の本質を大事にしてるのはこっちのほうなのかな、と感じる。
 スウェーデンの空気を映し撮った風景にわくわくするし。
 イースタ郊外の農家で老夫婦が惨殺され、金を奪われていた。 いったい誰がこんな残忍なことを? 事件自体は原作にかなり忠実(記憶力抜群の銀行員さんが出てこないのが残念)。 「何故このような恐ろしい犯罪が起こるのか、新しい時代の犯罪に警察組織は従来のままで対応できるのか」という原作での大事な問いかけはドラマ版一話『目くらましの道』に転用されているので、ここでは「誰しもの中にある『外国人』というものに対する少なからぬ偏見・恐怖」がクローズアップ。 『リガの犬たち』と『白い雌ライオン』のドラマ化を潔く諦めたらしく、その二つの事件がヴァランダーに与える衝撃をうまくこの話の中に組み込んでますよ!


笑う男/THE MAN WHO SMILED
 というわけで傷心(というかPTSDで神経症的症状)のヴァランダー警部のもとを父親の不審な死を調べてほしいと旧友が訪れるところからスタート。
 そんなにも彼の心の動きを細かな描写で積み重ねてて大丈夫なのか、時間が足りるのか!、とハラハラするほど丁寧にヴァランダーの再起動過程を描いていく。
 多少事件の筋書きは飛ばしてもそっちに重点を置くことで見る側は完全にヴァランダーの気持ちに寄り添ってしまうのよね〜。
 確信的証拠をすっ飛ばしても勘で犯人ににじりよる姿勢はミステリとしてはちょっと邪道ではあるものの、90分という時間では致し方ないかも。 スウェーデン社会の闇もちょっと弱いかな、『ミレニアム』シリーズに比べると(原作の書かれた時代のせいかもしれないけど、ドラマの設定は現代に置き換えられています)。
 “笑う男”の不気味さよりも“刑事として生きた男たち”のほうが印象的な話になっていた。

  ヴァランダー.jpg 誰よりも苦悩するのは彼ですが。


五番目の女/THE FIFTH WOMAN
 意図的連続殺人、という意味ではいちばん海外ミステリ的だが、『笑う男』とはまた別の意味でお悩みヴァランダー度が高い! そしてドラマの流れも原作ともまた合流(ただ壮大になる原作のプロローグはカットになってしまうのは仕方ないのか)。 ちゃんと「残酷な殺し」をそれなりに再現してるのがさすがBBC!
 でも展開早い・・・。
 惚れっぽいヴァランダーさん、今回もある女性にふらっとしてますが、でもそれ以上には踏み込まないのでよろしい。 それよりもニーベリがフーグルンドと付き合っているのか?!的展開に驚愕! いや、ドラマのニーベリはほんといいやつなので(原作のニーベリもいいやつだが、癇癪持ち的気質もまた面白いんだけどそれはドラマには引き継がれず)。
 これではヴァランダーの喪失感を犯人への共感にしちゃった流れが強引だが・・・これも90分のせい?
 けれど、ケネス・ブラナーがこんなに力を入れて「普通のおっさん」(実際は普通ではないが)をやってるの、他にはないような気がする・・・それだけで、なんだかこのシリーズの格調があがる、と思う。
 今回の3作品は全部原作の日本語訳刊行済みなので、どこがどう変わりどこが変わっていないのかを確認することができてその作業(?)も楽しかった。
 あぁ、原作の続きも読みたい。
 スコーネ地方、素敵だなぁ、としみじみ思うドラマ版。
 オープニングの音楽もすごく雰囲気あるんだけど、エンドロールがいつも早いので読み取れなかった。 今回はコマ送りで見ましたとも。
 音楽をエミリー・ベイカー&なんとかピップスさんが担当とあったので、そこから検索したら“Emily Barker The Red Clay Halo”というバンドがあり、そのアルバムの中に“Nostalgia (Main Theme For Wallander)” という曲を発見!
 これだ!
 アルバム、探します。

ラベル:ドラマ
posted by かしこん at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月15日

『ダメージ』シーズン3

 『ダメージ』シーズン3をBS−2にて一挙放送を録画して、やっと一気見。
 なにしろ「現在」と「6ヶ月前」が交差するところから始まって次第に間をつめてくる、フラッシュバック多用のこのドラマは一気に見ないとわけがわからなくなります(一週間あいたら細かいこと忘れそう)。 まぁ、本国では週一で放送されているわけで、一気にまとめて見ることであざとさが鮮明になるということはありますが。
 大物弁護士パティ・ヒューズ(グレン・クローズ)と彼女の事務所に入ったことで事件に巻き込まれて婚約者を殺されたエレン・パーソンズ(ローズ・バーン)との宿敵とも信頼ともつかない複雑な関係も3期目。
 個人的にはシーズン1で終わっておいたほうがよかった気がするのだけれど・・・シーズン2で豪華ゲストを投入!、派手な展開になってましたが、このシーズン3ではそこまで目立つゲストはいない(いや、さりげない豪華ゲストはいるけど)・・・むしろ原点回帰っぽくなっています。 シーズン1で残っていたことの決着がやっとついたというか(ということはこれで終わりなのかな? 二人の過去もある程度明るみになったし・・・)。
 しかし、2が終わったときに「もし次のシーズンがあるのなら、あの人がひどい目に遭いそうだなぁ」と思ったあたしの気持ちは、実にいやな感じで的中してしまいました。
 トム!
 パティの片腕、トム・シェイズはあたしのお気に入りキャラクター。 いい人故の苦労症、勤勉で情に厚い、ある意味「普通の人」である彼があたしは好きだったのだ。
 途中で事件がいい方向に解決しそうな希望も見えたけれど、よく考えたら初回で最悪の結末を先に見せられていたのだ。
 何故望みを持ってしまったんだろう・・・。
 パティとエレンを見ていると、「野心」というものについて考えさせられる。
 あたしには、ないな。 けれど、野心を持つ人々がよくも悪くも社会を変えていくのだろうな・・・けれど本人たちがそれで幸せなのかどうかは、わからない。

 しかし、NHKも1と2には日本版イメージソングをつけていたのにシーズン3には何もない・・・予算の削減? それとも一挙放送では放送期間が短いからタイアップをとる利点がない? でも、オリジナルのオープニングテーマをそのまま使った方がかっこよかったなんて、これまではなんだったんでしょうか。
 トムがいなくなった後の二人の関係がどうなるのか、見たいような知りたくないような・・・。 シーズン4はあるのでしょうか。

ラベル:ドラマ
posted by かしこん at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする