2014年10月13日

HDD消化中! ← 主に海外ドラマで

 電源を入れる度に、「ハードディスクの残量が少ないかほとんどなくなっています」とTV画面から警告を受けるあたしとしては、この三連休は録画しまくっている海外ドラマを消化する格好の時期だったわけで。
 しかしWOWOWは『私立探偵ヴァルグ5』全4話を二日にわたって放送してくるし、スーパードラマTVは『ブレイキング・バッド』ファイナルシーズンを集中放送してくる有様。 「見た分は消していく(気に入った分はDVDに落とす)けど、同じくらい録画している」という状況に、“分け入っても分け入っても青い山”ってこういうことか〜、とか思い浮かぶが、なんか違う気がする。 適切な例えやことわざが浮かばない!
 ま、『パーソン・オブ・インタレスト』第3シーズンや『メンタリスト』第5シーズンなどは安定の面白さなれど、もはやキャラ愛をこっちが抱いてしまっているため、ストーリー的な部分も評価は甘めになっている気がする。
 その点、メイン2人が変わってビジュアルイメージからも別番組の印象を受ける『CSI:科学捜査班』(今、14シーズン目を見ていますが)には点が辛くなっている(といいながら、見てはいるのだが)。
 そろそろ『ザ・フォロウィング』第2シーズンも最終回なんだけど・・・だんだん収拾がつかなくなってきているというか、あー、キリスト教の素養がないと結局理解できない感じになってるなぁ、と思うのであった。

  ザフォロウィング2.jpg 役者陣は充実なので、そういう部分では見あきることはありませんが。

 『エレメンタリー ホームズ&ワトソンinNY』第2シーズン、『スキャンダル 託された秘密』第3シーズンも始まったし、『グレイズ・アナトミー』シーズン10も中盤、『リゾーリ&アイルズ』シーズン4も面白い(余談ながら、このドラマが全米のレズビアンの方々に絶大な人気があると知って最初はぴんと来なかったけれど、シーズン2あたりからよくわかるようになった。 友達以上の“同志”という関係の女性のバディものって意外と少ないよね)。
 あ、『シェイムレス 俺たちに恥はない』シーズン4も始まったっけ。 大家族ものでダメおやじをウィリアム・H・メイシーがやっているというだけで期待値は高かったが、最初はあまりにリアルなアメリカ白人貧困層の日常にひきまくった。 が、今では彼らのたくましいまでの“生きようとする意志”みたいなものに感嘆の念を禁じえなくなってきている。
 オヤジのダメっぷりもどんどんエスカレートしていて、ある意味期待を裏切らないぜ。
 がっかりしたのは『Almost Human』(AXNにて放送)。 アシモフの『鋼鉄都市』+『ロボコップ』のような設定、感情を持つアンドロイド刑事と人間の刑事コンビによる事件解決もので、あたしは結構面白く見ていたのですが・・・13話で終了、次のシーズンもないらしい! まぁ、アメリカではセカンドシーズンまで持ち越せるドラマは全体の半分以下(もっと割合低かったかな?)とも聞くので、仕方のないことなのかも。 視聴率がよくても、予算がかかりすぎるという理由で『コールドケース』『デッド・ゾーン』はシーズンの更新がキャンセルになったりしてたし。
 となると、今見ているこれはどうなるのだろう。

  ラストリゾート.jpg ラストリゾート 孤高の戦艦
 なんとなく『沈黙の艦隊』を思い出させる内容ですが・・・『ホミサイド:殺人捜査課』のピーター・ペンブルトンことアンドレ・ブロアーが主演ということで「わっ、すごい老けてる!」とショックを受けたよ・・・。 ところで『ホミサイド』のDVD−BOXセットがセカンドシーズンで発売が止まっているのですが、ファイナルシーズンまで出してもらえないのでしょうか?
 そういえば『GRIMM』『ワンス・アポン・ア・タイム』もセカンドシーズンに入ってどうも残酷度が上がった気がするのですが・・・それが視聴者の要望?
 となれば最初から残酷だとわかっている『The Bridge/ブリッジ』シーズン2のほうが潔いというか、面白くてワクワクしますね。 北欧ですし。
 ちなみにあたしは「映画は字幕派、ドラマは吹替派」なのですが、『ブレイキング・バッド』のように字幕版しか放送しないやつはいまいち物足りない(あ、『HOMELAND』も字幕しか放送がないのでシーズン3までがんばって見てますが、来月からシーズン4が始まるらしい)。 『ハウス・オブ・カード』のように字幕見てから吹替を見て、その雰囲気の違いも楽しめたりもするので、膨大な台詞量への理解とキャラ把握のためにもあまり吹替版をおろそかにしてほしくないなぁと思います。
 そしたら、スーパードラマTVが『ブレイキング・バッド』の吹替版をシーズン1から夜中3時に帯で放送するらしい! あら、楽しみ!
 と、そんなことをしているので、いつまでたってもHDDに余裕がないんだと思います。

ラベル:海外ドラマ
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2014年06月24日

ドラマ、追いつかない・・・



 『クリミナルマインド FBI行動分析課』シーズン8がWOWOWにて放送終了。



シーズン9も引き続き放送決定ということですが・・・BAUメンバー、結構満身創痍な



ところまで来てますが大丈夫なんでしょうか?



   シリアルキラーと対決する側にも、

   自分もしくは大事な人の生命を引き換えにする覚悟が必要、ということなんでしょうか。



 それにしてもシリアルキラー多すぎというか、いろいろ類型に陥りがちな展開も気になり



ますが、たまにはっとするほど新しい話もあるので、引き続き見ていく予定。 来週からは



『ザ・フォロイング』シーズン2です!



 そんなこんなで海外ドラマも新シーズンが続々スタート。



 『メンタリスト』シーズン5も<ローレライの謎>を残しつつ普通に事件が起こって解決



路線に進んだと思いつつ、やっぱり引っ張るんですね・・・。 パトリック・ジェーン(サイモン・



ベイカー)の「なにを考えているのかわからない」感じがより強くなっているように感じるのは



今後への布石でしょうか。



 『ゴシップガール』ファイナルシーズンも始まったけど(録画してるけど)一回も見れて



いない・・・。 『ブラックリスト』も今週で最終回だし、そのあとは『GRIM』シーズン2



あろうか。 自分でも何をどこまで見ているのかしっかり把握できていない。



   『ダウントン・アビー』はやっと面白くなってきた

       ところでシーズン1終わりだし。 次は秋放送とか。



 召使い間の階層のあたりは「『五輪の薔薇』だ!」と盛り上がっちゃいましたよ。



やっと人物関係が把握できてきて面白くなってきたところなのに。



 またHDDから「残り容量が少なくなっています」と警告が発せられるようになってきた。



 実は地上波夕方帯で『相棒』シーズン9が再放送されていて、右京さんと神戸くんの



ツンツン具合が面白くて、すでに何回か見てるのについまた録画しちゃっているというのも



問題で。



 しっかり整理しなければ(『ハウス・オブ・カード』の日本語吹替版もDVDに落としちゃ



おうかなぁ)。


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2014年06月13日

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』を吹替で復習



 BSイマジカで以前放送していた、デヴィッド・フィンチャー製作総指揮の米ドラマ



『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は字幕版で全13話見てました。



 原案になったと思われるイギリスのドラマ『野望の階段』も確か結構前に見たような



記憶が・・・まぁ、舞台の国が変わっていることもありますが、全然違うものになっている



印象。 オープニングからワシントンD.C.に垂れこめる暗雲というか風雲急を告げる



感じというか、しみじみデヴィッド・フィンチャーです。



 しかし主役を務めるケヴィン・スペイシーもまた怖い感じで。 政治家としての人あたりの



よさと、カメラ目線の独白の冷たさっぷりの落差がすごい。



   両手、血まみれですから。



 自らの野心のため、そして自分を裏切った者たちに復讐する・・・という話ですよ。



 で、今月後半からシーズン2がスタートするということで、シーズン1の吹替版を初放送と



なり、一回すでに見ているんだけど、ケヴィン・スペイシーの声を誰がやるのか気になって、



録画してみました(今週の月曜からの連続放送なのに、確認できたのは木曜の夜ですよ



・・・)。 なんと、石塚運昇さんでした!



 『CSI:マイアミ』のホレイショの声の方ですが、同じ声なんだけどやっぱりホレイショと



違うよ!、という当たり前のことにどよめく。



 そして第一話を見直して、「あぁ、台詞量が多くて字幕がいまいち間に合ってない」と以前



思ったことを思い出す。



 しかも、アメリカ次期大統領の人の声が、山寺宏一



 他にも、外画や海外ドラマの吹替でおなじみの実力派声優ぞろいで、やっぱり日本語に



した方が台詞の情報量が多いし(場面によってはみなさんものすごい早口で喋っていらっ



しゃる。 それはオリジナルでもそうだったんだけど)、より深く内容を理解できそう!



 とりあえず、石塚運昇さんの声でもケヴィン・スペイシーは怖いです。



 確かシーズン1は「えっ、そこで終わられても!」だったので、吹替版でシーズン1を



復習しつつ、シーズン2を待つ。



 そしたらイマジカBSったら、シーズン2は字幕版と吹替版、同時に放送開始だよ・・・



吹替版に行っちゃいそうだわ、あたし。


ラベル:海外ドラマ
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2014年05月22日

『SHERLOCK』復習中



 5月24日(土)からNHK−BSプレミアムにて『SHERLOCK』の第3シーズンが



放送されるのに合わせて、第1・第2シーズンの再放送がされていて・・・すでに何回も



見ているというのに(NHKで吹替版を、AXNミステリーで字幕版も)、今回の再放送も



録画して、すでに何回も繰り返し見てしまっている。



 第1シーズンの第1話『ピンク色の研究』がひたすら面白すぎたので、かつてはそれ



ばかり繰り返し見ていたため、他の話をあまり見ていなかったというせいもあり、いい感じに



時間が経過して細部を忘れているという自分の都合もあり、改めて見直してみると原典



(コナン・ドイルによって書かれた原作のこと)につながる台詞やモチーフがどんどん飛び



込んできてニヤリとなる。 「あ、ここ、前見たとき気づかなかった!」的なヨロコビというか。



 そしてやっぱり、「ジョン、かっこいいよぉ」と思うのであった。



   第3シーズンも楽しみです。



 子供の頃からあたしは名探偵気質の人に弱く、憧れの存在であったので、「いつかそんな



人と知り合いになれないだろうか。 そうすればあたしはワトソン的存在になれるのに!」と



いうのがあたしの密かな野望であった(今でもまだあきらめてはいない)。 だから見たり



読んだりしてかっこいいなぁとか好きだなぁと思うのはホームズ的立場の人だったのだが、



このドラマを見て初めて、「ワトソン、かっこいい!」と思ったのであった。



 これって、あたしのなりたい<ワトソン像>に近いからなのか?



 あきらめていないといいつつ本質的な部分では無理だとわかっているからか?



 このドラマではダブル主役という形で、ジョンもまたシャーロックとは違う立場だけれども



“名探偵”の気質を持っているからか?



 そんなことを考えながらも、次のシーズンもジョン寄りの気持ちで見ることでしょう。


ラベル:海外ドラマ
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2014年04月28日

パンドラ〜永遠の命@WOWOW

 なんかWOWOW、社運をかけるくらいに宣伝してないか?、と思ったドラマWスペシャル『パンドラ〜永遠の命』を見る。
 ちなみに『パンドラ』シリーズは全部見ておりまして、基本コンセプトは<ある科学者が画期的な発見・発明をするが、政財界含めた様々な思惑・利権などが絡み合い、科学者が思い描いたようには世界は救われない>、という感じ。 連ドラで6話〜8話くらいで描かれることが多かったですが、今回のテーマは“ヒトクローン”ということで・・・2時間強で収めるくらいしか手がなかったかな、という感じ(でなければ相当壮大な話になって収拾がつかなくなるのは目に見えている)。

  パンドラ4.jpg この培養細胞片を見てつい『パラサイト・イヴ』を思い出してしまうのはあたしだけ?

 生殖医療において天才的なひらめきと手技を持つ鈴木元(堺雅人)はヒトクローンを安全に生成させる工程を完成させる。 だがiPS細胞の実用化が見えてきた状況においてはヒトクローンは倫理的な問題がクリアーできない、と所属している大学から研究中止を命じられる。
 それから6年、大学を離れ、地方の町医者となった彼のもとに、かつてクローン胚を移植した代理母の女性の死が知らされる。 彼女には、6歳の息子がいた・・・という話。
 歴代パンドラシリーズの中でも、今回の鈴木さん(いつも主役の名字は鈴木である)のマッドサイエンティスト度は最強! こういう、なにを考えているのかわからない・何かを見ているようでその目は何も見ていない、みたいな役を演じる堺雅人、待ってました!、という感じ。 いい人とかいい人じゃないとか、そういうのを超越したような役柄、彼独自の演技力をひしひしと感じてワクワクしました。
 ただ地元の刑事役の高橋克実の役をもっと掘り下げてほしかった気もするし、やっぱり2時間ちょっとでは足りなかったかなぁ、と。 有性生殖で生まれなかった子供をキリストに模し、全体的にどこか聖書(もしくはそれに派生する書物)の中の寓話っぽくまとめたのは綺麗ではあるけれど、どこか無難な線であるような気も・・・結局あたし自身がキリスト教徒ではないので(他にも特定の宗教を持ってません)、ヒトクローンの持つ倫理的な禁忌というものを無意識的に理解できないことが原因かも。 まぁ、そんな日本人だからこそとんでもないことをしかねない、というラストシーンですが・・・あぁ、微妙に不完全燃焼(まぁだいたいいつもそうなんですけどね。 そのあとを見る側に考えさせるのがこのシリーズの特徴)。
 あやしげな堺雅人は堪能できましたが、クローンを作り続けることが“永遠の命”を持つことになるのか・・・そこはやはりちょっと、微妙。

ラベル:ドラマ
posted by かしこん at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月14日

『伝説巨神イデオン』、一挙放送!

 WOWOWにて、リマスター版の『伝説巨神イデオン』が一挙放送。
 あたしの世代はリアルタイムガンダムマニアな方々の最後のほうにあたるのですが、TV放送を途中から見たあたしは『機動戦士ガンダム』にあまりはまれなかったのです(とはいえ、マニアな方と会話できる必要最低限の知識はありますが)。
 むしろ、そのあと第一回から見た『伝説巨神イデオン』のほうが好き、というか、トラウマのような影響を受けた、と思う・・・なんていうのですかね、諸行無常的な。
 のちのち、『エヴァンゲリヲン』が流行ったとき妹に教えられて見たものの、「『イデオン』のほうが深いよ」の一言で感想終わり・・・結局、エヴァは見ておりません。

  イデオン1.jpg 懐かしのオープニング。
   戸田恵子が歌うエンディングテーマとも普通に歌えたあたし。

 地球からの移民団がソロ星と呼ばれる惑星で“第六文明人”の遺跡を発見。 そして別の知的生命体である異星人(見た目はほぼ人間と一緒)との<無限力イデ>をめぐる壮絶な戦い、というあらすじでいいのだろうか・・・。
 まぁ、子供の頃の記憶はなんだかんだ曖昧なので、その当時相当のショックを受けたとはいえ、今改めて見たら古さとか感じてしまうんだろうなぁとか思ったわけですが、4:3比率の画面が確かに悲しいものの、普通に見れてしまいました。

  イデオン2.jpg あたしは特に感じてなかったのですが、イデオンの造形がダサくて制作側は大変苦労した模様(関連グッズもなかなか売れなかったとか)。
 ロボットアニメですが、あたしの興味はロボットにはなかったからでしょう。 今見ても、強気なキャラクターばっかりで気持ちいいよ。
 しかし最終回に愕然とする。 え、こんなにあっさり終わってたっけ?!
 さきほど、『劇場版伝説巨神イデオン 接触編 & 発動編』を見て納得。
 こっちだ・・・このラストシーンがあたしを打ちのめしたのだった(でも映画館に行った記憶はないのでTVで見たんだろうなぁ。 それでTVシリーズ版とごっちゃになっていた)。
 TVシリーズが途中で打ち切りになり、最終回は強引にまとめたラストであったこと、予定にあったラスト4話分を『発動編』として劇場公開したこと(『接触編』はTVシリーズのダイジェスト版で、合計3時間越えを同時上映で公開したらしい。 今の商売から考えるとすごく良心的)を今更ながら知る・・・しかしそういった裏事情に関係なく、子供心に感じた衝撃は今もあたしの中にある。
 たまにガンダムファンにはイデオンをバカにする人もいるが・・・全部見たのか?、といつも聞きたくなる。 あたしにとっては『イデオン』が名作です。
 その後、『聖戦士ダンバイン』にも盛り上がりましたが・・・あたしが好きなのはいまいちメジャーになりきれない感じが。 なので、日本サンライズ作品でこの2つが好き(片方だけでも可)という人とは無条件で仲よくなれそうです。
 WOWOWよ、『ダンバイン』も一挙放送してください!

ラベル:日本映画
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2014年02月28日

ハンニバル 第一話(字幕版)

 スターチャンネルにて放送中の海外ドラマ『ハンニバル』の第一話無料放送を、期間ぎりぎりでJ−comオンデマンドで見る(2月2日〜28日でした)。
 『レッド・ドラゴン』の前日譚にあたり、ハンニバル・レクター博士とFBI心理分析官ウィル・グレアムとの出会いがこのシリーズで描かれる、と聞けば俄然興味が。 しかもレクター博士の役をあのマッツ・ミケルセンがやるというではないか! アンソニー・ホプキンスとはまったく違うレクター博士がそこにはいるに違いない。

  ハンニバルドラマ1.jpg ハンニバル・レクター(マッツ・ミケルセン)とウィル・グレアム(ヒュー・ダンシー)、ジャック・クロフォード(ローレンス・フィッシュバーン)。

 冒頭から、『ザ・フォロウィング』ばりのダークで乾いた映像。ほぼ映画を撮る気で撮っているね!、みたいな。 しかし登場人物が早々にファーストネームでお互いを呼び合うので、フルネーム知っとかないとおいてけぼりになりそうな気配(しかし、三人の関係性をすでに知っている人が見ると思われているからいいのか)。
 ウィル・グレアムはちょっと若くなり、映画のエドワード・ノートンよりもずっと他者への共感力が強すぎるために精神的に衰弱している設定で、ヒュー・ダンシー似合ってます。 だからこそ余計にレクター博士の<先を見通す力>がほぼ悪魔のように映るという・・・。
 でもマッツ・ミケルセンが喋ると英語なのに英語のように聞こえない不思議。 あぁ、かっこいい(いや、レクター博士とは関わりを持ちたくないけど)。
 ジャック・クロフォードはあたしの中ではスコット・グレンなんだけど、この段階では何も気づいていないおとぼけさんなのでローレンシュ・フィッシュバーンでもいいのか・・・(『レッド・ドラゴン』ではハーヴェイ・カイテルが演じていたので原作的にはがっちり体型のイメージだったのかな? もう覚えていない・・・)。 『CSI:科学捜査班』を降りたと思ったらこっちに出るのね、さすが、教授とは全然キャラが違ってましたよ。
 是非、続きが見たい!
 でもスターチャンネルには入ってないからな・・・AXNにでも落ちてくるのを待とう。
 それと、字幕では人称代名詞や所有格なんかがごっそり削られていたので、吹替版でも見たいな。

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2014年02月15日

ブラックリスト/Blacklist



 海外ドラマ専門チャンネル<スーパー!ドラマTV>が今シーズンいちばん力を入れて



いるらしきドラマ『ブラックリスト』をまずは第3話まで見た。



 もし、FBIもCIAもその存在すら知らない凶悪犯罪者たちがいるとしたら。



 もし、そんな犯罪者達の情報を細部まで網羅している“リスト”があったなら。



 もし、そのリストを持っている人物が最重要指名手配犯で、自らそのリストに載っている



凶悪犯たちの逮捕に協力しようと申し出たら?



 そんな仮定が仮定ではないのが、ドラマ『ブラックリスト』である。



 世界中の犯罪者たちに裏で協力し、“犯罪コンシェルジュ”とも呼ばれる国際的な最重要



指名手配犯レイモンド・レディントン(ジェームズ・スペイダー)がある日突然FBIに出頭して



きた。 “ブラックリスト”の存在を明かし、その証拠に今日これから起こ大がかりなる犯罪を



予告してみせる。 ただし、彼が自分の担当に指名したのは当日が勤務初日のFBI新人



捜査官のエリザベス・キーン(メーガン・ブーン)。 一体彼にはどんな思惑が・・・という話。



 ちょっと『羊たちの沈黙』みたいですよね。



   どこが、ジェームズ・スペイダー?



 ジェームズ・スペイダー、実は好きな俳優です。 細面のハンサムでありながら、



追いつめられると光る演技と存在感が大変あたしのツボだったのです。



 『ウォッチャー』ではFBIのプロファイラーという主役なのに、シリアルキラー役だった



キアヌ・リーヴスのほうが日本では人気も知名度もあったのでキアヌの主演のように宣伝



されてましたが、あたしはジェームズ・スペイダー目当てで見ましたよ! これもまた



追いかける側でありながら“深淵に覗きこまれた者”でもあるという苦悩が、かっこよかった



のです。 どの作品で彼に魅了されたのかははっきり覚えていないのですが、2000年



周辺時期のCATVの映画チャンネルで、彼の出演作を意図せずまとめて見た結果では



ないかと。 個人的にはジョン・キューザックと光と影のような人生を歩む『トゥルー・



カラーズ』
が好きです!



 いまちょっと調べてみたら、『ウォッチャー』が2000年。 サイコサスペンスが流行した



時期とだぶっているのか、『トゥルー・カラーズ』が1991年、『ストーリービル/



秘められた街』
が1992年、『水曜日に抱かれる女』が1993年、『スターゲイト』



1994年、『クラッシュ』が1996年と、他にもいろいろありますが、あたしがよく見ていた



彼の作品は1990年〜2000年の制作、つまり今から14年〜24年前の彼なわけですよ。



スピルバーグの『リンカーン』でジェームズ・スペイダーに気づけなかったあたしは、もう



その齟齬に気づいて受け入れるべきだった。



 なんかでっぷりしちゃって、あの細面なハンサムさはどこへ?



 しかも今回はスキンヘッドになっていて、周囲の人間をどんどん振り回す役どころ。



 あぁ、あの正気と狂気の間を綱渡りするような繊細さはどこへ?!



 勿論、それはレイモンド・レディントンという役を演じるためだとわかっていますよ。 何を



考えているのかわからないふてぶてしさを手に入れるために太ってみせ、スキンヘッドに



してハンサム度合いを捨てた。 でもグリーンがかった青い瞳には知性と誠実さが宿り、



洗練された物腰と丁寧な口調の毒舌でこっちの感情移入を拒絶する。



 あたしの知っているジェームズ・スペイダーのかっこよさはかけらもないが、役者としての



かっこよさを見せつけられましたよ・・・でも同一人物なの? 時の流れは無常だわ。



 『ブラックリスト』はドラマ自体とても面白いので(伏線がきっちり張り巡らされていて、



あるシーンや台詞がのちのち意味を持つことがわかるので油断して見ていられない)、



新しいジェームズ・スペイダーにも慣れてしまいそう・・・。


ラベル:海外ドラマ
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

『仁義なき戦い』を書いた男 脚本家・笠原和夫 創作と記録

 『仁義なき戦い 完結篇』を見ましたが・・・どうも納得がいかなくて。
 確かに小林旭の言うように、組は<天政会>と名前を変えて政治結社となっておりました。菅原文太が獄中にいるので、出所してくるまでかなり後半まで姿を現さないという事情もあるけど、なんか違う。
 そこで、WOWOWのノンフィクション枠(ノンフィクションW)で放送された<『仁義なき戦い』を書いた男 脚本家・笠原和夫 創作と記録>を見てみることに。

  笠原和夫創作の記録.jpg 順番的には『その後の仁義なき戦い』のあとに録画されていたのだけれど、そこまで待っちゃいられねぇ。

 それによれば、笠原和夫氏は子供の頃から脚本家になりたかったがきっかけがなく職を転々とし、やっと東映に入社できたと思ったら宣伝部で、社内公募脚本が選ばれてやっと脚本家になった、という苦労人。 若い頃は海軍の予科練にいて、出撃を命じられる前に終戦を迎えた。 『仁義なき戦い 広島死闘篇』で北大路欣也が殺し屋として人を撃ったあとに口笛を吹くシーンがあるが、それは予科練の歌なのだそうである!
 ちなみに『仁義なき戦い』の執筆を依頼される前に東映のヤクザ映画の脚本も相当数書いていたようである(それこそ鶴田浩二・高倉健作品など)。 しかし『仁義なき戦い』はこれまでのヤクザ映画とはまったく違う路線だし、原作はあってもその当時週刊誌に連載中だから終わりがわからない。 ならば自分で取材するしかないではないか!、という結果が『仁義なき戦い』シリーズを生んだようだ(それでもあえて映画の中に原作を掲げ続けたのは、暴力団反対勢力からの抗議をかわすためだったらしい)。
 そんな彼は、4作目『頂上作戦』で、「もう広島やくざ戦争は描き切った、これ以上書くことはない」と映画のヒット続出のあまり5作目も書け〜、と言ってきた上層部と激しく対立、結局書かないことを選んだのだそうだ(5作目は東映のヤクザ映画を書いていた他の脚本家が書くことに)。
 あぁ、だから『代理戦争』『頂上作戦』と、まとまりが見事なわけだ。 納得。
 でもその構図って、割りのいいしのぎを見つけた組の上の方と、暴走する若手に手を焼きながら「もう無理ですって」と思っている下のクラスの組長の立場みたいじゃない? それこそ、中間管理職の悲哀のような。 ま、映画業界も含めて“興行”がかかわる分野はかつてからヤクザ社会と縁が深いと聞きますからね。
 また、笠原和夫氏は『二百三高地』の脚本家でもあるらしい。 おぉ、あのディテールの積み重ねとか、なんかわかる感じがする。
 昔の映画も見ないといけないなぁ、知らないことが多すぎるぜ、と思った(いつも思うけど、更に)今日此頃。

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2014年01月10日

キリング シーズン3/FORBRYDELSEN



 スーパードラマTVにて、『THE KILLING/キリング』シーズン3・全10話を見終わる。



 デンマークの国営放送が制作のドラマなので、原題は“FORBRYDELSEN”(罪・犯罪の



意)。 『キリング』というタイトルはイギリスで放送されたときにつけられたもののようだ。



扱われる事件は常に殺人なので、まぁ直接的なタイトルです。



 事件が発生して、時系列通りに1話でほぼ一日分の捜査を描く手法はシーズン1から



変化なし。 だから今回は10日間の出来事。



 シーズン3で完結と決めてつくられたそうなので、これまでの集大成的というか、これまで



以上に刑事サラ・ルンドの人生、生き様を描くものになっていた印象。



   重犯罪を扱う刑事という仕事の過酷さを思い知る。



 ラストは、まさかそうなるのではないかとは思ってたけど、ほんとにそうなるか! でも、



もしあたしがサラの立場なら同じことするかも、ということでズーン、と胸に響く。 バッドエンド



だけれども、選択する中ではそれが最もよいものに思えてしまうというか。



 それもこれも、出てくる男たちがみな覚悟がないからなのだ。 それぞれの立場で守る



べきものがあるから、という気持ちもわからないではないが、これまでもそうやってきたから



今回のような事件が起こったわけで、根本的な解決になってない。 その守り方は間違って



いるのでは?



 だから、サラ・ルンドがすべてを引き受けるしかなかったのではないか。

 

 多分、首相(男性)も秘書的右腕の女性に見限られるに違いない。



 それにしてもデンマーク。 少数政党が乱立しているが故に単独与党が成り立たず、常に



連立政権を組まなければならないので政党間のパワーバランスに振り回されて首相と



いえども意志を通せない、というのはなかなか厳しいものがある。 そりゃ、裏でいろいろ



行われちゃいますよね。 政治家も人気取り先行だったり相手のミスをあげつらったり



しちゃいますよね。 国民も政治に対して不信感を持ちますよね。 なんだか日本みたいで



親近感(?)を持ってしまうわ。



 それにしても・・・ルンド、この先、どうするの〜。



 ダークな余韻に打ちのめされて、しばし立ち直れそうにない感じ。


posted by かしこん at 06:27| Comment(1) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする