2018年02月28日

グレイテスト・ショーマン/オリジナル・サウンド・トラック

 というわけで、早速買いました。
 というか、映画館と同じビルにタワレコあるんだけど、帰るときには閉まっていたので・・・夜中にネット通販でポチっとしてしまいましたよ。
 火曜日に映画を観て、金曜日に帰宅したらポストに入っていた。 土曜以降、ヘビロテです。

  グレイテスト・ショーマンサントラ.jpg 手書きポスター風。
 あ、そういえば映画のオープニングのタイトル表記が、エドワード・ゴーリー風の手書きアルファベットだったんですよ。 このジャケットとはちょっと違ってて。

 全11曲(ほんとは9曲だけど2曲はリプライズ)、39分。 聴いてたらあっという間に終わります・・・だからリピートにしちゃってエンドレスとなっております。
 あたしが購入したのは日本盤ですが、輸入盤にも歌詞カードがついてそう・・・収録楽曲数は変わらないので輸入盤でもよかったかな?
 とはいえ知らなかったこと発覚。 この映画自体7年越しの企画だったこと(最初の段階からヒュー・ジャックマンは関わっている)、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールは『ラ・ラ・ランド』よりもこっちのほうを先に手掛けていたこと(舞台で実績を積んではいたが、映画関係者にはその当時、二人はほぼ無名)。
 なるほど・・・ヒュー・ジャックマンの力の入れ具合の理由がわかった気がします。
 歌詞カードを読みながら一回通して聴く・・・あぁ、字幕で追いきれなかった意味がしみ込んでくると同時に、映像もよみがえる。 サントラでじんわりしていたのに、だんだん物足りなくなってきた。 映画また観たい!
 ちなみにジェニー・リンドとして歌っているのはLoren Allredという方でした(エンドロールでは「レベッカ・ファーガソンではない」と確認するのがせいいっぱいだったのです)。
 “This Is Me”のリードをとっているのはヒゲの歌姫レティことキアラ・セトル。 彼女はプロモーションでヒュー・ジャックマンと一緒に来日してましたが、劇中のメイクがすごすぎて同一人物とは思えなかった・・・。 アカデミー賞授賞式では歌ってくれるんでしょう、すごく楽しみ! ←今年も衛星生中継を見るために3月5日は有給休暇を取りました。
 ヒュー・ジャックマンとザック・エフロンの“The Other Side”もやはりすごく楽しい。 でも3分34秒しかないのだ! 映画ではもっと長かったと思う・・・あぁ、やっぱり映画もまた観たいじゃないか!
 だけどそうしたら、観ながら自分も歌ってしまうわ・・・『アナ雪』現象を責められない(いや、あたしは責めてないけど、他人事だった)、と自覚。

ラベル:洋楽
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2017年12月06日

ULTIMATE/BRYAN ADAMS

 ブライアン・アダムスのオールタイムベストが出る、しかも高音質CDで!
 となるとちょっとほしいじゃない!
 多分、今年最後に買うCDアルバムになりそうです。
 枯れ声の人、好きなんです(あたしの中では「ハスキーボイス」という表現は使わない)。 でもそういう人全部が好きというわけでもなくて・・・たとえばこのアルバムにも収録されている“ALL FOR LOVE”は当時ロック界の三大ハスキーボイスと呼ばれたブライアン、ロッド・スチュワート、スティングが揃って歌ったことでも話題だったけど、あたしがいちばん好きなのはブライアン。 スティングも好きなほう。 ロッド・スチュワートは普通かな。 好き度で言えばリチャード・マークスのほうがぐっと上にくる。 声だけよりも、サウンドやご本人の佇まい含めての好みなのかもしれませんが、枯れ声はあたしのツボのひとつです。

  ブライアンアダムス アルティメイト.JPG ジャケット、直球。

 『アルティメイト』というタイトルにふさわしく、CDの限界79分ギリギリに詰め込まれた21曲(うち、新曲2曲)。
 が、その時間を感じさせない疾走感。 気づけばリピートして聴いている・・・。
 なんでだろう、と思えば、楽曲一曲当たりの時間がほぼ3・4分台。 5分を越えるものがない! オリジナルをちょっとカットしたりしてるな! ロックチューンにほどよくミディアム、バラッドを混ぜて・・・この構成ってライヴのセットリストに似ているよ!
 しかも、あたしの愛する“CLOUD NUMBER 9”は待ったく別モノに仕上がっており・・・あのオリジナルの美しさは芸術の域だったのに、でも確かにライヴのナンバーとするには雰囲気が独特すぎる。 これはオリジナルアルバム『DAY LIKE TODAY』で聴けってことね・・・。
 ベストアルバムとしての完成度というか圧倒性としては『So Far, So Good』のほうが上ではあるのですが(こっちはシングルカットのオリジナルアレンジ中心で、6分越えの大作もあったし)、ただリリースが1993年(さっき調べて驚いたよ、自分の年齢も感じるわ)なので選曲に時代的な偏りが。 でも80年代後半〜90年代にかけての彼のPVのクオリティの高さはほんとに素晴らしかったので(確か、その後映画監督になった人とかいたはず。 “DO I HAVE TO SAY THE WORDS?”が特に好きでしたわ)、DVDをつけてくれるとうれしかったんだけど・・・それは我儘でしたか?
 でも、アルバムがライヴ的流れだから(高音質だから楽器ひとつひとつの音もクリアに聴こえて気持ちいい!)、当時のPVでオリジナルアレンジを楽しむ、というのもありなんじゃないかなぁ。 でもジャケットのお手軽感からして、そこまで集大成的なものを作る気概ではなかったのかも・・・そろそろCDをリリースすること自体があやうい時期が迫っているとスタッフに言われたから、って感じだったよ(ブライアン本人はまだCDが完全になくなるとは思ってはいないみたいだが)。
 ラストを飾るのは勿論、“18 TIL I DIE”。 だからここで終わらせたくなくて、ついついリピート、なのです。
 やっぱりブライアン・アダムス、かっこいいな!

ラベル:洋楽
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2017年11月06日

RED PILL BLUES/MAROON 5

 <睡眠負債>という言葉がだいぶ一般的になってきたように感じます。
 つまり、前もっての寝だめはできないが、睡眠不足を解消するために一日中寝るのもあり!、ということで。 あたしは前からその傾向があったのですが、「やっぱり規則正しい生活をしたほうが・・・」と言われてしまうことが多かったので、最近は「休日ずっと寝てます」と答えやすくなってます。
 そんなわけで、11月の三連休はほぼ寝ておりました。 ときどき、スイッチが切れたように(もしくは入ったかのように)睡眠モードに入ることがあって、それは自分では選べないタイミングなのですが、今回そんなんなので自分で組んでた予定が何もできず。
 タワーレコードから送られてきたこれを受け取るだけで精一杯。
 まぁ、日曜日は比較的早く目が覚めたけど(それでも午後4時だ)、金・土曜日は外が明るい時間の記憶がないのですよ。
 これで負債を返せたかなぁ。 全部は無理でも、とりあえずは。
 おかげで月曜日はいい感じで朝起きることができました。

  マルーン5レッドピルブルーズ.png なんか、ジャケット地味になった? しかもメンバー増えてる?

 マルーン5、3年振り6枚目のオリジナルアルバム。 ていうかあれから3年もたったのかよ・・・(汗)。
 CDプレイヤーにイヤフォンだと他の音が聴こえなくなるので(別にそれほど大音響で聴いているわけではないんだけど・・・)、初めて新しいパソコンにイン。 WMPで作業しながら聴きました。
 で・・・なんか気がついたら終わってて・・・「あれっ!」とリピート。
 一時期、「どうした?!」というくらい激しくエレクトロ路線に行っちゃったけど、今回もエレクトロ要素はあるけどぐっと控えめに。 あと、ゲストが多いのも特徴ですかね。 乱暴なくらいキャッチ―な感じもあまりないし、でもバンドとしてのグルーヴはずっとたもたれている。
 あれ、もしかして、ファーストアルバムの雰囲気に近い? 勿論ジャンルミックスはより強くなって、ぐっと洗練もされてるんだけど、なんとなくコンセプトとしては原点回帰?
 と、繰り返し何回か聴く・・・一曲一曲がすごく主張しているわけではないんだけど、トータルとしてバランスがいい。 ある意味、人の集中力をあげるBGMになるかも。
 もともと彼らはR&B要素を持っていたのに、ポップス&ロックバンドとして分類されてきた。 今回更にR&B要素を表に出しつつも、あくまでポップであることを捨てていないのは、彼らのアイデンティティがポップだからなのか、広く聴いてもらうための無意識の戦略なのか。
 ま、あたしはまんまと引っかかって、常に新作を買って聴いてしまってますけどね。

ラベル:洋楽
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2017年09月09日

フクロウの声が聞こえる/小沢健二

 さっそく聴いてみました。
 前作『流動体について』と比べると、きらきらするほどの多幸感はいささか控えめ・・・。 まぁ、あれは『LIFE』世代へのサービスだったのかな。
 今回は父親と息子の関係性をテーマに歌っているので・・・ちょっと童話的なところもあり、力強さみたいなものがサウンドに出ているのかな。 あ、慣れたのかオザケンの声は前より出ていると思います(声質が低くなったのはしょうがないとしても)。
 セカオワとのコラボですが、「えっ、歌い出し、そっち?!」という驚きはあれど、意外にもそんなに違和感はなかった。 なんだろ、年齢不詳なFukaseの声が“息子”役になっている感じなのかしら。

  オザケンフクロウの声が聞こえる.jpg 装画は松本大洋。 内側ブックレットの絵もすごい! 夜の森がそこには!

 詩はやっぱり相変わらずオザケンで、なんだかニヤリ。
 “父から息子への、この世界を生きるための教え”の体裁をとりつつ、<世界>を再び定義しなおす。
 本当と虚構、混沌と秩序、絶望と希望、孤高と協働、残酷さと慈悲、ベーコンといちごジャム。
 「フクロウの声が聞こえる」ことは、もしかしたら今が平和で幸せであることの象徴なのか。 強さには知恵が必要であるという意味なのか。

 カップリングの『シナモン(都市と家庭)』は、『犬は吠えるがキャラバンは進む』時期の発展形のようで・・・でもぐっと哀愁みたいなものを感じさせて、ちょっときゅんとなるかも。
 そして2曲のインストルメンタルが収録された全4曲構成。 ヴォーカルなしで聴くとまた別の印象になるから不思議。
 でも『流動体について』のオーケストレーションほどの感動はなかったな。 今回はセカオワがアレンジも担当したみたいなので、そのせいもあるかな(逆に「あ、ここオザケンっぽい!」と気づくことができます)。
 アルバムを出さない・シングルで毎回勝負する(?)、そういうスタイルの人って今の日本の音楽業界にあんまりいないと思うので(アルバム聴いてみたらシングル曲しかいい曲なかった、というのは世界中いろいろいたりするけど)、オザケンにはこの独自ポジションでしばらくは活動してみていただきたい。 あくまでマイペースで。

ラベル:邦楽
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2017年09月06日

CDが届きました

 最近、発売日にお店に寄れるかどうか全然わからないし、そもそも発売日を忘れがち、ということもあってネットで予約をしてしまっています(ときには、予約したことを忘れることも・・・)。
 そんなわけで、本日ポストに入っていたのはこちら。

  オザケンフクロウの声が聞こえる.jpg フクロウの声が聞こえる/小沢健二
 オザケン、音楽活動再開後の第2弾シングル。
 えっ、オザケンがセカオワとコラボ・・・?!
 なんか、ちょっと、意外。 以前からのオザケンファンはセカオワを聴かないんじゃないか(勿論、逆もあり)、という気がしていたから。 あたしもセカオワの存在は知っていましたが、アルバムを買うほどでもない感じだったから。 その意外性も承知の上で、あえて選んだコラボ相手なんだろうなぁ(かつての『今夜はブギー・バック』だって意外といえば意外な組み合わせだったわけだし)。
 またサイズが大きいな・・・どうやってしまおう。

  さだまさしたくさんのしあわせ.jpg 惠百福−たくさんのしあわせ/さだまさし
 通算41枚目のオリジナルアルバム。 「たくさんのしあわせ」と読むそうです。
 全10曲入りで「少なっ!」と思ってしまったあたしは洋楽かぶれしています。
 久し振りのおぐらひろかず画伯によるジャケットデザインは、パンドラの箱の逆バージョンって感じかな。

  テイクザット ワンダーランド.jpg WONDERLAND/TAKE THAT
 3人になったアルバム『V』から、約2年ぶりに発表されたニューアルバム。
 実は2017年3月24日に発売されていたんですよ! 全然気づいてなかった・・・。
 やけに時代がかったゴージャスなジャケットからは、80年代のUKポップの空気感が漂う(いろんな人がインドにかぶれてた時代というか・・・)。 でもそれが、3人になってもこのグループを続けていくという彼らの覚悟のような気がして。
 おじさんになっても彼らはアイドルである宿命を受け入れた、そんな感じ。

ラベル:洋楽 邦楽
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2017年04月02日

AUTOMATON/Jamiroquai

 「ジャミロクワイが帰ってきた!」ということで、予約していたCDを受け取る。
 歌詞・対訳つき、ボーナストラック1曲つきの日本盤を購入。 例のシルエットが描かれたステッカーがついてきました。
 今回のアルバムは7年振りとのこと・・・え、もうそんなになるんですか、と思ってしまった。

  ジャミロクワイオートマトン.jpg <スペースカウボーイの帰還>とコピーにいつも書かれる。
 <オートマトン>とは「機械的の行動する人、ロボット的」という意味らしい。

 “Traveling Without Moving”をリアルタイムに知っているためそのイメージがどうしても強いのですが(いま聴いてもまったく古くなっていない名盤であるし)、ついジャミロクワイの新作と聞けば、それ以上のものを求めてしまっていることに気づく。
 好きだけど、大ファンというわけでもないあたしでもそう思ってしまうのだから、彼らのプレッシャーはそれ以上なわけで。
 でもできる限り先入観なく聴いてみた(先行シングルもまったく聴いていないので、予断の持ちようもないのだが)。
 一回目、かなりポップ寄りというか、エレクトロ強めな印象。 むしろディスコサウンド的?
 アシッド・ジャズというジャンルをメジャーにしたことを忘れ去ったかのようなふっきれぶりは気持ちいいほどポップです。
 これは、踊れる。 かなり、踊れる。
 でも二回目聴いてみると・・・ビートも強いしやっぱりエレクトロではあるんだけれど、その奥にはジャズ的要素がちゃんと残ってる!
 それは「電子楽器と生演奏の融合」というお手軽な言葉で表現できるレベルのものではなくて・・・つまりタイトルはとても逆説的なものに感じるのです。
 なによりも、ヴォーカルのジェイ・ケイのいつにもまして力強い歌声。 一時期、「ヴォーカル弱い」というときがあったので余計に、サウンドの先頭を切って走るような歌声が心地よくて。 成熟しつつも、あの頃が戻ってきたようにも感じられて。
 アルバム後半はエレクトロが弱めに思えてきたりして、ちょっとした部分でボビー・コールドウェルを思い出してみたり。 AORというジャンルもやはり広いんだなとか、ポップスは永遠だな、とか感じてしまったりしています。 
 オザケンの帰還も<事件>だったけど、ジャミロクワイの新作もこういう仕上がりなのならば、世界が求めているのは多幸感あふれるポップスなのでは、という気がしてきたり。 つまりそれだけ世界はより荒廃してきている、ということなのですが。

ラベル:洋楽
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2017年03月02日

流動体について/小沢健二

 先週の金曜日、レイトショーで『ラ・ラ・ランド』を観て帰った。
 そして家に着いてから、「Mステにオザケン出てた」ことを知ったのであった。
 ま、まじで?! ・・・がっかり。
 気持ち、天国から地獄ってこういうこと?
 あたしはあまり<渋谷系>を聴いてこなかったのですが、ソロになってからの小沢健二にはがっちりはまりまして(『犬キャラ』『球体』もいいけど『LIFE』はもう奇跡としか言えない名盤!)、その後も細長いCDシングル全部持ってた(今は実家に置いてあるけど)という世代です。 あぁ、カラオケで『ラブリー』・『さよならなんて云えないよ』・『強い気持ち 強い愛』とか歌ってたなぁ。 好きではあったけど大ファンと公言できるほどでもない、まさにリアルタイム青春!
 ・・・というわけで、新曲を注文しまして、届きました。

  オザケン流動体について.jpg あたかもLPレコードのような体裁。
     そういえば、シングルレコードってこんなサイズだったっけ?
     こういうのは楽しいんだけど、あとあと、片付けにくい・・・。
 『球体を奏でる音楽』のジャケットを思い出しちゃうよね、やっぱり。

 ドキドキしながらプレイヤーにセット。 カナル式イヤフォンを装着して、スタートボタン。
 オザケン、声が低くなってるじゃん!
 すみません、まずそう思っちゃいました。
 でも、歌詞やサウンドの指向性は『LIFE』の延長線上。 当時の焼き直しでもなく、明らかに19年の歳月を積み重ねた成熟を押し込んでくることもなく、ちょっと先、そして今。 そんな感じが実にオザケンらしい。
 一曲目、流動体について。 二曲目、神秘的。 そのあとにそれぞれのインストが収録されています。
 『流動体について』のインストを聴いたとき、涙が流れてくるのを止められなかった。
 このきらきらしていてわくわくする、なおかつ美しいサウンド。 これこそがあたしの好きなオザケンそのものじゃないか!
 少し低くなった声、くすんだように感じたヴォーカルに惑わされてしまっていたけれど、全然変わっていないのだ。 そう感じてから聴き直したら(4曲リピート設定にしていた)、ヴォーカルの弱さが気にならなくなった。 19年もたっているんだもん、ちょっとは変わるよね!

 楽曲しか聴いていないのでよくわからないんだけれど、シングル『愛し愛されて生きるのさ』を出すとき、彼はあえて「ポップスターになろう」という覚悟を持ってメインストリームに出たのではないかと思っている。 そうでなければあれだけテレビに出たりCMソングも引き受けなかっただろうし、ライヴも精力的に行わなかっただろう(日本の音楽界がいちばん売れている時期にかぶっていたとはいえ)。
 彼が言い出したわけではないのに「ナルシスト」だとか「王子様」とか脇から言われてもまったく気にしてない風に見えたのは、それがポップスターの宿命だとわかっていたから(むしろナルシス度をキャラとして、その落差も踏まえて売りにしていたのは西川貴教であり、自ら王子と名乗ったのは及川光博である)。 ポップスを体現する者として、その成果が筒美京平とのコラボであったなら、そこがポップスターとしての終着点。 覚悟していたとはいえ、いろいろ言われてつかれただろう、と小娘でしかないあたしから見てもそう思えた。
 だから彼が「降りた」のはある種の必然だった、綺羅星のような短い期間で凡庸なアーティストが一生かけてもできないことを成し遂げたのだから。 あたしは<青春を共にした思い出の曲>だったはずの曲たちが自分の中に驚くほど深く入り込んでいることに気づき、オザケンのすごさを遅ればせながら理解したのだ。 だからこそ残された曲たちを大事にするしかないと思っていた。 ポップスターとしての彼は、もう帰ってこないと思ったから。 世界を旅して、国際結婚して、というのは本来彼が求めていたのかもしれない「コスモポリタン」な生き方で、それもまた実にオザケンらしいと思っていたから。
 でも、こういう形で新曲がリリースされると、彼はまた再びポップスターとしてメインストリームに立ってくれるのかしら、という希望を持たずにはいられない。 ポップスターといってもあの頃とは種類が違うだろうけど。
 しまった、リピートが止められない。

ラベル:邦楽
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2016年10月26日

OH MY MY/ONEREPUBLIC

 最近あまり時間がないので、アウトルックに入ってくる広告的メールを無視しがちである(自分で「配信OK」にしているのに・・・)。 向こうもそれをわかっているのか、件名に主な内容を書いてくる。 それだけ見て更にスルー、と悪循環に陥っているような気がするが。
 が、先日ふとその長い件名に、“ONEREPUBLIC”という文字を見たような気がしたのだった。 あわててメールを開いて、彼らのニューアルバムが出たことを知る。
 そういえばしばらくCDも買っていないな・・・と思いつつ(だって整理ができていないから)、タワレコにオーダー(そしてマイケル・ブーブレの新作も出ることを知ったので、予約)。
 家のポストに投函のはずが、以前も同様の注文でポストに入っていたのだが、配達員さんの美意識の問題か不在票が入っており、引き取るのが遅くなりました(その数日後、届いたマイケル・ブーブレは普通にポストに入っていた。 なんなんだろう、この違い)。

  onerepublic ohmymy.jpg 本国ではフロントマンであるライアン・テダーのソングライティング・プロデューサー力の方が有名なようですが、あたしは普通にバンドとしての彼らが好きです。

 一聴して、「え、これがONEREPUBLIC?」という印象。
 端正なポップソング、というのがあたしのONEREPUBLICへのイメージで、好きになった入口もそこだったから。 なんかワイルド路線になってないか・・・という危惧が走る。
 でも繰り返し聴いてみたら・・・「あぁ、やっぱりONEREPUBLICだなぁ」と思えてきました。
 ピーター・ガブリエルとコラボしたり、ラップ・ヒップホップに踏み込んでみたりと実験するのも、彼らの先進性のあらわれ。
 よく考えれば前作のタイトルは“NATIVE”であり、どこか土着的なたいこサウンドを響かせていたではないか。 その延長上にありつつ、新たな方向に進んでいると考えるに違和感はない。 端正さは多少失ったかもしれないが、根底に流れるポップスへの愛と信頼はそのまま、と思える。
 好きなバンドがどんどん活動休止になったり輸入盤しかないから情報が入るのが遅い、といった状況になっている現在、再び日本盤が出るようになったONEREPUBLICは貴重な存在。 今後も活躍を期待したい。

ラベル:洋楽
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2016年04月21日

あの日あの時/小田和正

 タワレコからのダイレクトEメールで、小田さんのベストアルバム発売直前なことを思い出し、「あ、予約してなかった! もう遅いか」とジタバタ(しかもネット予約ならばポイント12倍だった)。
 仕方ない、仕事帰りにタワレコ店舗に寄って買おう、初回限定版(がどういうものかはよくわからない)が一切ないこともないでしょう。
 と思っていたら、発売日前日に、タワレコから箱が届いていました・・・。

  あの日あの時.jpg 初回限定版:デジパック仕様/ギターピック封入
      初回プレス終了分から通常版に切り替わるらしい。

 注文書を見たら、一ヶ月以上前に自分で予約してました!(しかもポイント10倍のときに)
 ただ、それを自分で覚えていなかった・・・怒濤の2月・3月だったことがこういうところにも現れているのか・・・。
 アルバムは3枚組。 1枚目はオフコース時代、2・3枚目はソロ時代。 オフコースの後期とか、ソロ時代のアルバムはほぼ持っている身としてはベスト盤は非常に困るのですが(だからいちばん売れたであろう『自己ベスト』『自己ベスト2』は持っていない)、今回は2曲新曲入りということで買うことにしてました。
 まぁ、でも予約してたこと忘れるくらいなんで詳細は調べてなかったのですが、実際聴いてみたら「新録ですか?」というくらい音が鮮明で。 “Yes−No”なんて懐かしのライヴヴァージョン。 でもなんだか『クリスマスの約束』の感じが頭に浮かぶ・・・。
 でも小田さんの声はやっぱりいいですねぇ。 癒されますなぁ。
 一回通して聴いて満足し、二回目には「はっ、あの曲も、あの曲も入っていない!」と愕然とするのも、オールタイムベスト盤のお約束といったところでしょうか。

ラベル:邦楽
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2016年01月24日

V/Take That

 テイク・ザットが新作を出してたなんて、全然知らなかった〜っ!
 イギリスでは大ニュースのはずなのに、そして大ヒットしているはずなのに、日本にその知らせが入ってこないのは何故?
 勿論、あたしがマメに情報をチェックしていないのが悪いのですが、アデルのことは音楽メインじゃない媒体にも載っていたというのに・・・アメリカでも売れてなきゃダメなんですか!?

  Take That 3.JPG 手に入れて、でもなかなか聴く時間がなく・・・ようやく、通して全部聴けました。

 ロビー・ウィリアムスが戻ってきてフルメンバーが揃った前作から4年後に発表されたこちら、多分ロビーはまた出ていくんだろうなぁと予測はしていましたが・・・ジェイソンまで脱退したとは! なのでジャケットビジュアルもタイトルも、「3人でやってます」の表現だったのですね(再結成してからアルバムは4枚目だし)。
 とはいえ、あたしはゲイリーのファンなので、自分勝手なことを言わせていただければ彼の声が聴ければそれでいい!、という部分もありまして。 そういう意味では満足です。
 いきなり直球のUKエレポップ路線でたたみかけてくるこのアルバムは、まさに「歌って踊れる」がコンセプト? 3人になった分、ハーモニーが若干薄まった感じはあれど、でも決して手は抜かず、たりない分をお互いでカバーしようという迫力を感じるし、それが楽曲のパワーになっているように感じる。
 “patient”“The Flood”のような絶対的キラーチューンはないけれど、全曲ほぼ同等のクォリティで全15曲を57分52秒で駆け抜ける。
 あぁ、この疾走感こそ、テイク・ザットです。
 ちなみに・・・このアルバムと近い時期にゲイリーがソロアルバムを出していたこともわかって、それも知らなかったあたしは大変ショックを受けておりますが、明日仕事帰りにタワレコ寄って探してやる! 見つからなかったらアマゾンで注文してやる!
 もうCDはあまり買わないようにしようかなと思っていたりもしたのですが、一枚買うと次が見つかる。 完全に買わない、というのはどうも無理なようです。

ラベル:洋楽
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