3月も終盤、新刊をため込みました。
湖の男/アーナルデュル・インドリダソン インドリダソン、どこまで読んでたっけ?、ともうわからなくなっている・・・(最初の頃は単行本を図書館で借りて読み、その後文庫版を買っている)。 『声』あたりがあやしい。 もうアイスランドのミステリも珍しくなくなってきたよね・・・。
短編ミステリの二百年 2/チャンドラー、アリンガム他 持ったらものすごく厚くてビックリする(平置きだった、686ページ)。 でも厚さの理由は付録の評論(そういえば、1もそうだったか。 全部出てからまとめて読もうと思っていたんだった)、全6巻刊行予定。 ジャンル小説と呼ばれてしまうことに改めて驚く(あたしにとってはこっちが主流なんだけど・・・)。
ツインスター・サイクロン・ランナウェイ/小川一水 『天冥の標』完結後初の新作がいかにも・・・な表紙絵、しかし中身は“漁師の話”だという。 ジェンダーフリー認識ですかね?
もし今夜ぼくが死んだら、/アリソン・ゲイリン エドガー賞受賞作。 フェイスブックへの自殺をほのめかす書き込み、小さな町の秘密と嘘、とイマドキ的王道ですな。
ヒトの目、驚異の進化/マーク・チャンギージー ハヤカワのメルマガで紹介されていて、面白そうだと。 「色ってなんでこんな風に見えるのか」の仕組みはずっと詳しく知りたかったし。 口絵のカラー図を見ただけで興味をそそられる。 ヒトの肌の色はスペクトル的にほぼ近いところにあるのに、何故目は細かな違いを見い出すのか。
隠れ家の女/ダン・フェスパーマン 2019年バリー賞受賞作。 帯の<王道スパイ小説×謎解きミステリ!>につられる。 最近のバリー賞は結構あたしの好みが多いのだ。 しかしなかなか厚いぜ(672ページ)。
夜の谷を行く/桐野夏生 桐野夏生が連合赤軍を描く、ということに興味があって。
愛と髑髏と/皆川博子 幻想作品の初期短編集、復刻。 というか、解説が服部まゆみだ!
やはりこのお二人はお互い尊敬し合っていたのだなぁ、とより確信できてうれしい。
やじきた学園道中記 F8/市東亮子 「もう少しで終わる」と言いつつ新章に入るという・・・。
とりぱん 26/とりのなん子 ついに(?)、オオバンが表紙に!
ランド 10/山下和美 “この世”の世界の秘密にかなり踏み込んできた。 というか、もう10巻なんだ・・・時間は流れている、確実に。
Papa told me Cocohana ver. 8/榛野なな恵 リニューアルしてからもう8巻目。 だんだんファンタジーを通り越してホラーのエリアに踏み込んでいる気がする・・・というか、「こういうおとうさんがいるなら、おかあさんいなくて別によくない?」と思ってしまっている自分がいるという・・・。
感染症の世界史/石弘之 これは新刊ではないが、緊急重版出来!、とのこと。
この筆者の本を何冊か学生時代に読んだことあるぞ、と思い出しました(環境問題関連で)。 特に新しいことはなさそうだが、うろ覚えの自分の知識を確認しようかと思って。
3月28日の仕事帰りに『ハリエット』を観に行くつもりでいたら・・・直前で公開延期になる(26日の夜、知りました)。
じゃあ4月3日予定の『エジソンズ・ゲーム』も延期では・・・ハリウッド映画はしばらく公開されないのね。 単館系だけか・・・。