2019年05月25日

今日は3冊。

 5月も残りあと一週である。
 でもなんだかもう暑いので・・・もう6月以降のような気もするし、大型連休もかなり前のことのようにも感じるし、「まだ5月下旬なんだ」と改めて驚くことも。 いや、まだ暑くならなくていいんだよ!

  スウィングしなけりゃ意味がない 佐藤亜紀.jpg スウィングしなけりゃ意味がない/佐藤亜紀
 佐藤亜紀新刊。 とはいえ2年前に単行本として出たものの文庫化だが・・・加筆修正されているとのこと。
 1939年、ナチス政権化のドイツ・ハンブルグにて、頽廃音楽と呼ばれる”スウィング”に熱狂していた若者たちの物語。 思想ではなく、音楽と自分の好みのために戦うやつらを佐藤亜紀が描く、というだけで楽しみ。
 しかも角川なんだよね・・・意外。 講談社は『吸血鬼』を早く文庫にしてください。

  少女の時間 文庫.jpg 少女の時間/樋口有介
 「いいタイトル!」と思う。 私立探偵・柚木草平シリーズ新作。
 いつも以上に美女がいっぱい出てくるらしい・・・。

  栗本薫と中島梓.jpg 栗本薫と中島梓 世界最長の物語を書いた人/里中高志
 リアルタイムで知っている人(勿論、個人的には知り合いではないし、あたしが知っているのも彼女の後半生でしかないのだが)の評伝が出る、というのは不思議な気分だ。 とても一冊では足りないことはわかってる、あたしの知っている時期のことはきっと物足りないだろうな、という予感もありつつ・・・それでも単行本を買ってしまったのは、<没後10年>というこの時期に読む意味があるからだ。

ラベル:新刊
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2019年05月17日

今日は8冊。

 気がつけば五月も後半! 大型連休の記憶ももはやはるかかなた・・・なんで毎日こんなにドタバタしてるんだろ、と思っちゃいますね。 ・・・暑くなってきているせいもあるのかも。 外に出ると汗だくになるし、なんか疲れが取れない〜。

  指名手配 ロバート・クレイス.jpg 指名手配/ロバート・クレイス
 <『容疑者』・『約束』に次ぐ第3弾>とあるから、てっきり警察犬マギーが出てくるものと・・・コール&パイクものでしたよ! それはそれでいいんだけど・・・誤解させる表現はいかがなものか。 と思ったら、訳者あとがきにその旨お詫びが。

  声のお仕事 文庫.jpg 声のお仕事/川端裕人
 なんだかお久し振りの川端裕人の“小説”。 しかもお仕事もので、題材は声優!
 さぞきっちり取材したんでしょう、ということで。 あたしは外画系の声優さんのほうが好きな人は多いけど、声優にまつわる知識はアイドル声優登場前で止まっているから、興味があるなぁ、と。

  罪の声 文庫版.jpg 罪の声/塩田武士
 これは単行本刊行時に「面白そう!」と思ったものの、「ま、文庫が出るのを待つか」となったもの(図書館の予約数がすごくて参加する気になれず)。 めでたく文庫に、思っていたよりも早くなった感じ。 映画化決定だそうで・・・その前には読み終わりたいかな。

  死人狩り.jpg 死人狩り/笹沢左保
 これは買う予定ではなかったのだが、本屋で実物を見て・・・というか帯の文句にあおられてしまって。
 笹沢左保は中盤以降通俗に流れてしまった(エロ多し)というイメージがあるのだけれど、初期の頃は純粋謎解きを書いていたというし、これはその境目時期の作品かなぁと。 大量殺人、でも犯人の目的はその中の一人?、という大仕掛け具合が気になる。

  ケルン市警オド4.jpg ケルン市警オド 4/青池保子
 4巻目。 『修道士ファルコ』の5巻を超えてしまいそうではないですか!(オドはファルコの修道士仲間で、これはオドが修道士になる前の話)、いや、面白いからいいんですけど。
 3巻から続いていた連続殺人事件の解決編。 その真相に打ちのめされ、神に祈ったオドの姿は、もしかしたら修道士への道の第一歩だったのかも。

  人生を変えてくれたペンギン.jpg 人生を変えてくれたペンギン/トム・ミッチェル
 おー、ペンギンだ! しかもこのイラスト、マゼランペンギンでは?!、ということで思わず手に取った。
 なんとペンギンを拾って(?)、一緒に暮らしていた日々の回想録(実話)だというではないか! ペンギン好きとして、そりゃ読むでしょ。

  バラカ1.jpgバラカ2.jpg バラカ/桐野夏生
 これは今年2月発売だった模様・・・気づいていませんでした。
 福島第一原発がすべてメルトダウンし、より被害の大きいもう一つの日本が舞台、と言われたら気になるわけです。 桐野夏生が311後の世界をどうとらえたのか、ですよ。

ラベル:マンガ 新刊
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2019年05月03日

今日は5冊で、

 気づけば大型連休もすっかり後半。 もう、普通の週末とほぼ変わりがない。
 あぁ、この一週間、何をしていたやら・・・社会復帰できるのかしら。

  見仏記 道草編 単行本.jpg 見仏記 道草編/いとうせいこう・みうらじゅん
 もう何作目かわからなくなっている『見仏記』。 ハードカバー買わない派のあたしですが、これはリアルタイムで読むことに意味があるからと感じ、いつからか単行本を買うようになっちゃいました。 文庫が出ればそのときどきの<文庫版あとがき>がつくからそれはそれで読んじゃうんだけど。
 カバー折り返しのところが全部リンゴの絵なんだけど・・・それはお二人が青森に行ったから?

  グイン145水晶宮の影.jpg 水晶宮の影<グイン・サーガ145>/五代ゆう
 グイン・サーガも145巻ですよ、あたしは再開されてからまだ読んでませんけど。 <著者あとがき>を読んで読んだ気になっている部分もあるかも・・・結果的に今ひとりでプロジェクトを支えることになっている苦悩(プレッシャー?)をひしひしと感じ・・・。 そしてこうなっては、この物語は終わらないんだろうな、ということを改めて感じる。

  ナイトフライヤー.jpg ナイトフライヤー/ジョージ・R・R・マーティン
 ジョージ・R・R・マーティンといえばすっかり<氷と炎の歌>シリーズ(ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』原作)ですが、SFのシリーズも翻訳出ていたのに、気づけば絶版ですよ!(比較的新しく出たはずの『タフの方舟』や『ハンターズ・ラン』すらないという・・・いや、ドラマになる前は<氷と炎の歌>も絶版だった時期、ありましたけどね・・・)。
 なので今回、表題作がNetflixでドラマになるということで出たらしい短編集(初邦訳3編を含む6編収録)、買っておきます!
 だけど著者は70歳だそうである・・・<氷と炎の歌>をお願いだから完結させてくださいよ!、と願う。

  ガラスの城の約束.jpg ガラスの城の約束/ジャネット・ウォールズ
 ハヤカワノンフィクションから、大人になってない親に育てられた娘の記録。
 こういうの、グサグサと刺さりそう!、と思って。 一人暮らしで新聞記者として働く著者が、帰り道でごみ箱をあさっている母親に遭遇、という導入部からドキドキ!

  きのう何食べた? シロさんの簡単レシピ.jpg きのう何食べた? 公式ガイド&レシピ
 悩んだけど結局買っちゃった・・・レシピだけなら原作マンガで十分なんだけど、キャストインタビューがあるというから。
 でも期待のインタビューはそれほど多くなく・・・西島さんと内野さんだけでなく他のキャストの方々のコメントも読みたかった。 キャラクター紹介で多くのページを割いているのも疑問。 そんなの、原作読んでる人もドラマ観てる人も知ってるし。
 で、レシピ本としても中身は薄い・・・どの目的の人にとっても中途半端な内容ではないだろうか。

ラベル:新刊
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2019年04月27日

今日は9冊、大物多し。

 4月もそろそろ終わりである。 ちょっと抑えなければ、と思っていたのに大物が続々!
 潔くあきらめて、素直に買うことにする。 うっ、一万円では全然足りなかった・・・。

  摩利と新吾 完全版1.jpg摩利と新吾 完全版2.jpg 摩利と新吾【完全版】1・2/木原敏江
 このファン狙い撃ち商法はひどいよ・・・とは思いつつ、木原敏江もデビュー50周年だそうなのでまぁ仕方がないというか、この機会を逃すのもね、という気にもなる。 連載時のカラーページ、予告カットなども収録、おまけに著者インタビューまでつくのなら、買わないわけにはまいりますまい。 全5巻、一冊2430円(税込)でもね・・・『ぶ〜け』サイズのB5で分厚いのが読みやすくもあり読みにくくもあり・・・また本棚に並べにくいわ。 でもうれしい。

  Xの悲劇 創元新訳版.jpg Xの悲劇【新訳版】/エラリー・クイーン
 <ドルリー・レーンもの>新訳は角川文庫のやつ買ったから今回はいいかな・・・と思っていたのですが、表紙を見たら「すごくいい、これ!」と盛り上がる。 タイトルも内容も踏まえてる! 角川版はそっけなかったよ・・・装丁って大事だわ。
 内容も<読者への公開状>が巻末にあるよ!、と思ったら底本が違うらしい。 そういうところでも差別化を図るのね。 好きだが所詮マニアではない(なりきれない)あたしは、ただ驚くのみです。

  世界推理短編傑作集5【新版】.jpg 世界推理短編傑作集【新版】5/江戸川乱歩・編
 ついに最終巻まで。 ここまでくると知っている人が多くなってくるうれしさですよ。

  イタリアン・シューズ.jpg イタリアン・シューズ/ヘニング・マンケル
 <ヴァランダー警部シリーズ>ではない、ヘニング・マンケルの邦訳としての新作。 単行本は買わない派ですが、ヘニング・マンケルならば仕方がない(それに、ソフトカバーだから本棚に並べやすいのよ)。 翻訳ものはある程度売れないと次が出づらいからね、応援の意味も込めまして。 あぁ、すぐ読みたいが読むのがもったいない。

  パパトールドミーココハナ07.jpg Papa told me Cocohana ver. 7 王女様の中庭/榛野なな恵
 忘れた頃にやってくる気がする『パパ・トールド・ミー』。 初期の頃に比べれば知世ちゃんがどんどん図々しく(?)なっているような気もするんだけど、何十年も子供をやってたらそうなるよね、と妙に納得。 知世ちゃんとパパはどんどん狂言回し的になっているのも長寿作品あるあるですかね。

  偽装不倫3.jpg 偽装不倫 3/東村アキコ
 話が進みそうでなかなか進まない3巻目。 7月から連続ドラマになるそうですが・・・行間をかなり拾わないとドラマとして成立しないような。

  生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者.jpg 生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者/アンドリュー・メイン
 ハヤカワミステリ文庫から、<生物学探偵>という新たなシリーズ。 教え子がクマに襲われて死んだが、よく調べたら巧妙に仕組まれた殺人かもしれない・・・という話らしい。 なんて面白そうなんだ!

  世界でいちばん不幸で、いちばん幸せな少女.jpg 世界でいちばん不幸で、いちばん幸福な少女/今岡清
 何故新刊ラインナップにこう栗本薫関係のが続けて?(来月は評伝が出る予定)、と思ったら・・・なんと<栗本薫没後十年>なんですって!
 えっ、あれから10年たったわけ?!、と愕然としましたよ・・・いや、むしろショックのほうが強いか。
 『摩利と新吾 完全版』のインタビューでも木原敏江が中島梓の思い出話をしていた。 懐かしいとかそういうレベルではなくて、あたしもまだうまく処理できていないことに、気づかされる。

ラベル:新刊 マンガ
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2019年04月14日

今日は7冊。

 4月から買う本を少し減らそう!、と思っているのですが・・・シリーズものとか、珍しいものが出られるとどうしようもない。
 そして4月ってなんか意図しないお金が出ていくのは何故? それが“新生活”ってやつ?

  蜜蜂と遠雷1文庫.jpg蜜蜂と遠雷2文庫.jpg 蜜蜂と遠雷/恩田陸
 「恩田陸、音楽小説を書く」ということで気になっていましたが、単行本だったから文庫になってから・・・と思っていて、でもその間に直木賞や本屋大賞をとり・・・そこで読んだらブームに乗っかっているようでなんかはずかしく(?、図書館の予約数もすごかったからということもあり)、今回の文庫化でめでたく手に取ることになりました。

  探検家の事情.jpg 探検家の事情/角幡唯介
 単行本時、『探検家、40歳の事情』だったもの。 年齢が合わなくなったので改題した、というところでしょう。

  月読 山岸涼子自選作品集.jpg 月読 自選作品集【新装版】/山岸涼子
 『天人唐草』に引き続き、山岸涼子トラウマ短編集。

  毒薬の輪舞.jpg毒薬の輪舞帯付き.jpg 毒薬の輪舞/泡坂妻夫
 今回もエンケンさんのイメージキャラ巨大帯つき。 前作よりちょっとソフトイメージになってますが(「ドラマ化するのか?」という問い合わせでも殺到したのだろうか・・・)、ドラマ化か映画化を期待したくなっちゃうよな〜。 内容的に難しいのはわかってますが。

  偶像の黄昏.jpg 偶像の黄昏/フリードリヒ・ニーチェ
 おお、これが文庫で、しかも新訳でさらっと出るとは! ニーチェわりと好きですが、あたしの世代では『偶然の黄昏』は全集の一部とかでしか読めなかった。 これもニーチェブームのおかげでしょうか?

  たーたん3.jpg たーたん 3/西炯子
 西炯子さんも複数作品を同時連載しているのでしょうか・・・すごいなぁ、と思いつつ、その分刊行ペースもゆっくりになってしまうのは否めない。 読者層が比較的高いからできること、なのかもなぁ。 若者はなかなか待てまい。

ラベル:新刊 マンガ
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2019年04月05日

今日は4冊。

 4月に入り、ちょっと買う本を抑制しようと考えていたのですが・・・いきなり4冊も買ってしまいましたよ。 しかも文庫なのになんか高い・・・(涙)。

  火星無期懲役.jpg 火星無期懲役/S・J・モーデン
 ハヤカワから一冊。 “火星が舞台の、<嵐の山荘もの>”と紹介されちゃったら「おぉっ!」と思わずにはいられないでしょう。 『火星の人』のヒットで依頼されたとのことですが・・・プロットは『アシモフのミステリ世界』を個人的に思い出させるものが! SFミステリというジャンルに、ドキドキしちゃうぜ!

  オスロ警察殺人捜査課 アイムトラベリングアローン 文庫版.jpg オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン/サムエル・ビョルク
 「ディスカバー21の文庫ってどこ?」から始まりましたよ。 普段買わない・あまり見ない出版社、困る・・・(しかも背表紙のテイストは講談社文庫にちょっと似ている)。
 オスロ警察殺人捜査課特別班、ということで舞台も作者もノルウェーのようですが、英語から訳されてますか?
 あまり知られていない出版社からも出る、北欧ミステリはもはやブームではなく定着したな、と思う瞬間。

  オスロ警察殺人捜査課 フクロウの囁き 文庫版.jpg オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き/サムエル・ビョルク
 同じシリーズの第二弾、突然文庫で登場(『アイム・トラベリング・アローン』は単行本が出ていた)。 むしろ二作目を出すから一気に文庫化したような・・・だけど単行本と文庫の値段が200円くらいしか違わないって・・・なんか解せない。 でも本棚に並べやすい・整理しやすいということで、あたしは文庫版を選びますが。
 シリーズ2作品を一緒に買ったはいいが、これではずれだったら目も当てられないけど・・・ノルウェーの魅力が描いてあれば、それはそれで。

  有栖川有栖の密室大図鑑.jpg 有栖川有栖の密室大図鑑/文:有栖川有栖・画:磯田和一
 これは先月の新刊で、買うかどうか迷ってました・・・別にあたし、<密室>に萌えるタイプではないので(勿論、鮮やかに解決してくれればカタルシスは感じますけども、あまりトリックを重視していない傾向あり)。
 でもパラパラめくったら・・・イラストが結構楽しいのです。 取り上げられている作品(特に海外モノ)は読んでるはずなんだけど、意外と忘れているぞ、というのも決め手か。

ラベル:新刊
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2019年03月31日

今日は5冊。

 おそろしや、3月ももう終わりではないか・・・明日から4月って、マジか?!、としか言いようがないぜ。 そして今月、やたら本を買ってしまったな。 来月以降、ちょっと考えよう。

  11人いる! 復刻版.jpg 萩尾望都スペースワンダー 11人いる! 復刻版/萩尾望都
 『ポーの一族』に続き『11人いる!』まで大判で復刻(カラーページ・2色印刷や綴じ込みポスターも再現)・・・でもこれは<プレミアムエディション>ではないようだ。 紙質が違う(マンガ雑誌のものと似ている)ため、本体は大きい割に軽い。 だけど大判で読めるのがやはりうれしいのですよ。 『11人いる!』と続編『東の地平 西の永遠』収録。 できれば『スペース・ストリート』も入れてほしかったけど・・・『東の地平 西の永遠』のシリアス具合を考えるとバランスが・・・かしら。

  はじめてのひと04.jpg はじめてのひと 4/谷川史子
 新章に入り、博物館勤務の北別府さんがついに主役に! しかし、ここで終わりじゃないですよね! この先、5巻に続きますよね!、と叫びたくなるような北別府さんの自己完結でこの巻は終わっており・・・あぁ、困った、という感じですよ。 5巻、早めにお願いします。

  あさドラ!01.jpg あさドラ! 1 連続漫画小説/浦沢直樹
 久し振りに浦沢直樹の本を買いました。 『BILLY BAT』ははじめのほう週刊モーニングで読んでいたんだけれど、それ以降はそのままという『きのう何食べた?』と同じパターン(浦沢作品は電子版が出ていないし、単行本20巻で完結だから簡単に手を出せない)。
 まだ1巻だけでは全貌がつかめませんが、『BILLY BAT』が現実の歴史的事件・出来事をモチーフに進めていったのに対して、『あさドラ!』は虚構の中にある戦後日本の歴史を現実として描いているのでは?、という雰囲気がする、ような。

  いつかの夏.jpg いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件/大崎善生
 以前、筆者の小説『パイロットフィッシュ』と『アジアンタムブルー』を読んで・・・「同じ話じゃないか! しかもなんて男性に都合のいい恋愛もの!」と若かったあたしは憤慨したのですが、その後、ノンフィクション・ルポルタージュ系なら大丈夫と気づき、また読むようになりました。 とはいえ、事件記者のような方々が書くものよりもはるかに感傷的なテイストですが。 多分これもそんな気がするけど。

  シンプル・プラン 文庫新版.jpg シンプル・プラン/スコット・スミス
 なんと約25年振りの復刊! なのに表紙もフォントサイズも変わらず・・・値段だけが上がりましたか?
 でも実家においてきて手元にないので、これを機に買っておこう。 この当時、<イヤミス>という言葉はなかったが・・・いや、そんな言葉でも表現しきれないほどのどうしようもない後味の悪さ、忘れられません。 再読する気持ちになれるかどうかわからないけど、まぁあたしもトシをとったから。 サム・ライミ監督の映画版もあたしは好きというか・・・どん底に落ちていく感じに胸が苦しく、涙が止まらなかったですが・・・訳者あとがきによると映画は「中途半端」な出来という評価らしく。 映画もあれ以来観れてないけど、機会があれば観たいなぁ、と思うのであった。

ラベル:新刊 マンガ
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2019年03月22日

今日は7冊。

 気づけば朝ドラ『まんぷく』もあと7回で終わりである・・・半年、早いですなぁ(朝ドラ、『花子とアン』以来、比較的リアルタイムで観ています)。

  赤い館の秘密【新訳版】.jpg 赤い館の秘密【新訳版】/A・A・ミルン
 創元推理文庫の新訳プロジェクト第二弾。 A・A・ミルンが『くまのプーさん』の作者であることよりも、江戸川乱歩推薦の探偵小説リストでこの存在を知ったほうがあたしは早いかも・・・しかもこの時代の探偵小説って題名に色が入っていることが多かったのも懐かしい。
 新訳のこの表紙、イギリス的ユーモアが感じられていい感じ!

  ビール職人の醸造と推理.jpg ビール職人の醸造と推理/エリー・アレクザンダー
 なんとなく、『ヴァイオリン職人の探求と推理』を思い出させるタイトルです・・・あのシリーズは続きどうなっているの?
 こちらは作者違いの新シリーズで、コージーでビール職人は初めてかも。

  終焉の日.jpg 終焉の日/ビクトル・デル・アルボル
 スペインの歴史大河ミステリ。 なんと原題は<サムライの哀しみ>という意味だとか!
 これも翻訳者持ち込み企画のよう。 スペイン内戦のことがいまいちよくわからないあたしである。

  アイルビーゴーン.jpg アイル・ビー・ゴーン/エイドリアン・マッキンティ
 <ショーン・ダフィ>シリーズ第三弾。 なんと島田荘司が解説を書いている。 え、ノワール小説なのに、と思ったら、本作には密室トリックが扱われており、しかもそれは著者が英語版の『占星術殺人事件』を読んで影響を受けたためとのこと。 “本格”にあたる言葉が欧米にはない・本格ミステリを日本が愛しすぎという事実をあらためて知らされますなぁ。

  宇宙兄弟35.jpg 宇宙兄弟 35/小山宙哉
 ついに、月面天文台は完成するのか!、の巻。 前の巻に戻って読んでいないのだが、「おおっ!」と最初の頃のエピソードがよみがえってくる感覚につい泣きそうになってしまう。 まだまだハラハラの展開ですが、なんとなくゴールが見えてきた感じもして・・・感慨深いよ。

  ランド08.jpg ランド 8/山下和美
 毎巻、急展開が続いている『ランド』。 8巻は特に「ここで終わられても!」がどれよりも強いかも・・・この巻だけでは評価できない。 そしてアンが描かれると杏のほうが描かれない(勿論、逆もあり)という悲しさ。 やっぱり続けて読んでこそ、の物語で、1・2巻の頃とはインパクトもテーマも変わってきてるし。 ほとんどカタルシスがないので重苦しいんだけど、だからこそ行き着く先を見届けなければ、と思う。

  きのう何食べた?15.jpg きのう何食べた? 15/よしながふみ
 いつもより新刊出るのが早い気がする。 ドラマ化を前に新刊出す!、という流れかしら。
 連載開始当初は週刊モーニングを読んでいたため、コミックスを買っていませんでした。 数年前、電子書籍のコミックセットがセールのときがあって、『大奥』とともに買っちゃいまして、続きが出るたび電子で追加をしていたんですが・・・『きのう何食べた?』は紙書籍と電子書籍に発売のずれがあると気づき、14巻を紙で買ってしまいました(で、電子の13巻と続けて二冊分読めたわけ)。 そんな15巻ですが、この巻から紙と電子が同時発売になっていました・・・うう、紙で買っちゃったよ。
 でも、結構いろいろな決断がなされる重要な巻だったかも。
 読者と一緒に年をとる登場人物たち、彼らはあたしより年上だけど、でも最初の頃のシロさんやケンジの年齢をあたしは追い越してしまったわ。

ラベル:新刊 マンガ
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2019年03月16日

今日は、10冊。

 もう3月も後半になってしまいました。
 今週はすごくマンガが出た!

  クリスタルドラゴン29.jpg クリスタル☆ドラゴン 29/あしべゆうほ
 最近は年に一冊順調に出てくれてうれしいのですが・・・話は進んでいるようで実はなかなか進んでいない! はじめの頃に比べて今はコミックス一冊当たりのページ数が少なくなっているからでしょうか、二冊でやっと昔の一冊分ぐらいの内容というか・・・だからあまり最近の話が頭に入っていないのでうまく記憶とつながらないのかなぁ。 28巻が出たときに1巻から読み返したような・・・巻数若いものほど読み返している回数が多いので頭に入っているのよねぇ。 連載再開してからの分を集中して読んだほうがいいのかもしれない。

  やじきたF06.jpg やじきた学園道中記 F 6/市東亮子
 <アラハバキ編、クライマックス>とありますがまだ終わっていない様子・・・終わりが近づいている、ということなんですかね。

  雪花の虎07.jpg 雪花の虎 7/東村アキコ
 ついに第一次川中島の合戦、その後、虎様ご上洛と新キャラもわんさか投入され、大きく転換期を迎えている感じ。 でもまだまだ続きそうなのでうれしい。 室町時代のわさわさした感じ、あたしはあまり好きではない(というかわかりにくい)のだけれど、上杉対武田というだけでなく京都の勢力争いも描いていただければ、理解に深みが出るなぁ、とニヤリ。

  東京タラレバ娘 リターンズ.jpg 東京タラレバ娘 リターンズ/東村アキコ
 あの3人娘、帰ってきました!、ですが、すみません、帰ってきてたこと自体この本を見るまで知らなかった・・・。 シリーズ完結からもう3年が経過しているそうですよ。 そうよね、東京オリンピック来年だもんね! おかげで結構内容(というか、キャラクター)を忘れてましたよ・・・読んでたら思い出してきましたが。 そう思うと3年という年月の重さを実感。

  タラレBar.jpg タラレBar 東京タラレバ娘番外編/東村アキコ
 『東京タラレバ娘』の巻末おまけ企画だったもの、単独刊行。 最初からこうしたほうがよかったような気も・・・(これがあるおかげで1巻当たりのエピソードが少なく感じられて、「これで終わりか!」と不完全燃焼感があったので)。
 ここに寄せられる恋愛・結婚にまつわるお悩みがすべてだとは思いませんが、「なるほど、これでは“そもそも普通の恋愛・結婚ってなに?”って戸惑う若者・独身者が多くなるの、なんかわかるわ」と感じてしまいました。 あたしは今あまりそういうことに悩んでいる人たちがまわりにいないので、勉強になりました!

  ちはやふる41.jpg ちはやふる 41/末次由紀
 千早・千歳姉妹が表紙とは!
 試合を離れ、小休止感。 You Tuberとして(?)がんばるしのぶちゃんメインの巻か。 彼女の孤独を思い知って、援護射撃したつもりの千早だけどいろいろ知識が足りてない・勢い重視のため自分に跳ね返ってくること多し・・・。 新くんの失われていない素朴感になごまされます。

  ゆりあ先生の赤い糸03.jpg ゆりあ先生の赤い糸 3/入江喜和
 3巻目でやっと主要人物が出揃ってきた感じ・・・でしょうか。 50年も生きてきたらそりゃいろいろあるよね、としみじみしつつも不器用だけど曲がったことがキライな(それ故に自分が“逃げる”こともまた許せない)ゆりあさんが、どう感情の折り合いをつけつつ日常を生きるのか、これからも見ていきたい、と思わされちゃうぞ。

  淡島百景3.jpg 淡島百景 3/志村貴子
 1巻と2巻が同時発売してから・・・何年が経ちましたかね。 正直、あれで終わったのかと思っていましたよ、すみません。 無事に続きが出てよかったです。 4巻もそのうち出る予定とのこと、地道に待ちたいところです。
 断章っぽい話運びなのでストーリー性を求めてしまうと「?」となってしまいますが、思春期・青春期の少女たち、その時期をうまく整理できないまま大人になった元少女たちの心の断片をのぞくつもりでいると、「ああ!」と時々自分の心に何かが刺さります。 でもあたしはもう、それで血を流すことはなくなってきた・・・と自分の心の成長(もしくは老化)を確認したりして。

  二度寝とは、遠くにありて想うもの 文庫.jpg 二度寝とは、遠くにありて想うもの/津村記久子
 エッセイ集第2弾。 図書館で単行本を読みましたが、<二度寝>シリーズは持っておきたい。 それにこれにはあたしが当時リアルタイムで連載を読んでいたものも含まれるので、懐かしくもあり面白い(パラパラめくってみるとちょっと時代を感じますよ、たかだか5・6年ぐらいなのに)。 東日本生まれで育ち、その後西日本に来て今も住んでいるあたしとしては、著者から「関西生活とは」みたいなものを教えてもらっている気がする。 日によってうかうか二度寝をしてしまうあたしですが、二度寝とは縁遠い生活にあこがれつつも、怖いです。

  戦場のアリス.jpg 戦場のアリス/ェイト・クイン
 またもハーパーBOOKSから。 <アリス・ネットワーク>という実在した女性のスパイ組織のようなものを題材に、戦争中をくぐりぬけようとする女性たちの奮闘と努力と苦難を物語としたらしい、ということで・・・こういうやつ、弱いんだよ!
 加藤洋子さんが翻訳、というのも選択の決め手。 マキャモン『スワン・ソング』以来ちょくちょくお世話になってます。

ラベル:マンガ 新刊
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2019年03月10日

今日は6冊。

 3月、最初の本買い。 今月はなんだかんだ多いのよ・・・お金いくらかかるかなぁ。

  ゴーストライター マロリー.jpg ゴーストライター/キャロル・オコンネル
 <キャシー・マロリー>シリーズ11作目。
 順調に出てくれるのはすごくうれしい!、のですが、あたしは4作目『天使の帰郷』で止まってまして・・・マロリーの過去に向かい合う覚悟ができていない! でも話はどんどん進んでいるのだから、チャールズもきっと乗り越えているかなにかしているはず・・・よね。 そろそろ読みますか。 でもシリーズの続き、どこにしまったかな・・・。

  砂糖の空から落ちてきた少女.jpg 砂糖の空から落ちてきた少女/ショーニン・マグワイア
 三部作の最終章、ですが著者の世界観が広がり、4作目・5作目も書かれているという・・・。 直接の続編という感じではなく、世界観を共有する別の時代のものらしいのですが、あまり広げられると追いかけるの大変なの。
 このシリーズ、他の創元推理文庫に比べてフォントがすごく大きいんだけど、ページ数を増やすための仕掛け?!
 いやいや、この話、子供たちにも読んでもらいたいから大きい字にしているってことよね! それでもいわゆる児童書や青い鳥文庫などに比べると小さいですが。

  白夜の警官.jpg 白夜の警官/ラグナル・ヨルソン
 <アリ=ソウル>シリーズ第三弾!、と帯にありましたが、実際は一作目『雪盲』の次の話らしくて、じゃあ二作目じゃん!
 やっぱり順番通りに訳してくれてなかったんだね、としみじみ。
 ゲームクリエイターの小島秀夫氏が解説でほめちぎっておられますが、なかなか北欧ミステリを読み込んでいる感じの方らしいのでちょっと信じたくなる(でもジョー・ネスボならハリー・ホーレのことも書いたほうが)。 『極夜の警官』を読んでさかのぼりたくて『雪盲』を探したら全然見つからなかった、というのは非常にリアル・・・翻訳ミステリー、売れてないのね。

  ザ・プロフェッサー 文庫.jpg ザ・プロフェッサー/ロバート・ベイリー
 これも『白夜の警官』同様小学館文庫から。 一般文芸っぽい表紙ですが、内容はリーガルスリラーらしく。
 これは翻訳者が自分で出版社に持ち込んで出版が決まったパターンだそうで、最近そういうの増えている。 世界的な出版点数の増加・編集者の不足・依頼を待つだけでは翻訳業だけでは喰っていけない、からかなぁ。 きっとそうだよねぇ。 だから地道に読者として買っていこうとは思っているんですけど。 

  歪み真珠 山尾悠子.jpg 歪み真珠/山尾悠子
 <バロック>をあえて日本語で表したタイトルに、この本の意図はあるのかも。
 山尾悠子の文体はドキドキするわ。 ジェフリー・フォードの他の作品も補訳してほしかったなぁ(『白い果実』は金字塔ですよ)。

  ソウナンですか?4.jpg ソウナンですか? 4/原作:岡本健太郎・漫画:さがら梨々
 今年の7月にアニメ化決定だそうですよ!
 でもまだ4巻しか出てませんよ・・・すぐ追いつかれてしまいそうな不安(余計なお世話)。
 ついにサメも出てきた!、けどメインは女子高生たちの真の友情なんですかね・・・いいんですけど、男性誌に連載されている故かの無駄なサービスシーンが痛い・・・のは、あたしが女子だからですかね・・・。

ラベル:新刊 マンガ
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする