2020年10月26日

マスカレード・ナイト/東野圭吾

 図書館にだいぶ前に予約を入れたのだが(WOWOWで映画『マスカレード・ホテル』を観た後)、予約者数が多すぎて全然連絡がない。 そしたら文庫が出てしまい・・・どうしようかなぁ、でも一回読んだら終わりだしなぁ、と考えていたら図書館からメールが来た。 もしかしたら、文庫が出たからと予約をキャンセルした人が結構いたのかもしれないなぁ。
 シリーズ『マスカレード・ホテル』と『マスカレード・イヴ』を読んだのは映画版を観る前(それも図書館から借りていた)。 東野圭吾を読むのもそれ以来だし、ずっと読んでないかも。

  マスカレードナイト単行本.jpg ソフトカバー版表紙。
 東京都内で起こったある不可解な殺人事件の解明のために、またしてもホテル<コルテシア東京>への潜入捜査が必要となった警視庁。 以前、ホテルのフロントに潜入した新田刑事が呼び出される。 かつて新田の世話係をさせられたフロントクラークの山岸はコンシェルジュとなっていて、二人は再会する・・・。

 前作よりも新田刑事の言動がちょっとキムタクに寄せられているような? 能勢刑事がせっかく捜査一課に栄転してきたのに出番は少なくなり、新田さんのフロント業務を補佐(?)するホテルマンの新キャラ・氏原さんがすごくおいしい!(あたしのイメージは佐野史郎でした)。
 またもベルボーイとして潜入する関根刑事などおなじみのキャラが引き続き登場するのはうれしいけど、これといって活躍するわけでもなく・・・コンシェルジュとして働く山岸さんがほぼ主役ですよね、という展開。 いやいや、そもそも同じホテルにまた潜入捜査することになるという設定自体に無理があるのは仕方ないのか。 無茶なことを言うお客様、もっといろいろなパターンが読みたかったかなぁ。
 最後まで犯人を伏せるため、動機はすごく社会派なのにさらっとラストで流されてしまう悲しさ。 しかしこういうところを深掘りするとベストセラーにはならないということなのだろうか、かなしいわ・・・。

ラベル:国内ミステリ
posted by かしこん at 19:18| 兵庫 ☀| Comment(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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