2020年08月28日

ミレニアム6 死すべき女/ダヴィド・ラーゲルクランツ

 図書館の新刊棚で『ミレニアム6』を見つける。
 え、予約なくてももう貸し出しできるの? これ、いま、借りていいの?
 「お貸しできません」と言われる前に借りた。 でも、5巻を読んだ記憶がはっきりないんだけど・・・多分、読んでいるよねぇ。 帰って、このブログの過去記事を検索して発見。 あ、やっぱり読んでた。 思い出した。

  ミレニアム6−1.jpgミレニアム6−2.jpg ラーゲルクランツによる三部作、最終巻。
 ストックホルムのある公園で、男の死体が発見された。 男は身元不明で、真夏なのにダウンジャケットを着ている以外なにも持っていなかった、ジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストの携帯電話番号が書かれたメモ以外。 捜査の行き詰まりを感じた法医学者のフレドリカ・ニーマンはミカエルに電話し、男は殺された可能性があると伝える。 ミカエルはリスベット・サランデルのことを気にかけながらも調査を始める・・・という話。

 スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』三部作を引き継いでの次の三部作の完結編ということで・・・原点(『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』)で出てきた謎についてまとめにかかってる。 副題の『死すべき女』とはカミラのこと? というわけでリスベットとカミラの因縁にも決着を。 そしてさらに、身元不明遺体をめぐる謎が国防大臣フォシェルがかかわっているらしいこと、エベレストでのある遭難事故につながり・・・と、複雑化するかに見えたけどそんなに複雑ではない。 結局リスベットとカミラの件も全部つながっているのがすぐ見えてしまうのはドキドキ感が減るかなぁ。 おまけにエベレストでのことは1997年の大量遭難事故が元ネタですかとわかってしまうので、フィクションとして楽しみ切れない(あのキャラはあの人をモデルにしたのだろうか、などと気になる)。
 ミカちゃんは運命の相手に出逢ったり(?)、ブブランスキー警部はリスベットに対して慈愛の心を持っていたり、リスベットは再出発を実感するなどと、話を締めくくる気満々なのも感じられて・・・このシリーズを書き継ぐの大変だったですよね、おつかれさまです!、と今更ながら言いたくなる。 後半三部作が出たことで、前半三部作がより輝く感があるような・・・。

posted by かしこん at 02:50| 兵庫 ☀| Comment(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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