2020年08月20日

嗤う猿/J・D・バーカー

 『悪の猿』から何年か経ちましたかね・・・四猿殺人鬼4MKと刑事サム・ポーターとの闘い、続章。 しかしこれは三部作だそうで・・・この本だけでは謎は解決されない可能性大・・・。 そんなとき、完結編が今年の10月に発売予定!、という情報が入ったので、「じゃあ読んでおけば三作目にすぐ入れる!」ということで読み始めた。 そしたら700ページもの大作だというのに、がんがん読めてしまう。 しまった、あと二ヶ月待たねばならなくなったじゃないか。

  嗤う猿.jpg “The Fifth To Die”、完結編は“The Sixth Wicked Child”
 『悪の猿』事件から4カ月――逃亡した4MKを追い続けるシカゴ市警のサム・ポーターだが、ポーター刑事に執着する4MKからの挑発やメッセージが過ぎて、FBIはポーターが4MKの共犯者か協力者なのではと疑っている。 そんな中、ローティーンの少女が連続して行方不明になり、一人が不可解な状況で遺体となって発見される。 少女は、もう一人の少女の服を着ていたのだ。 この事件は関係あるのか、すわ4MKか、と騒ぎだすマスコミ。
 捜査の過程で、ポーターはFBIからの圧力で捜査からはずされる。 謹慎を命じられたが、黙っていられないポーターは一人で4MKの過去を追う。 シカゴ市警のチームはポーター抜きで捜査を進め、ポーターを信頼しているFBI捜査官のプールはポーターと協力して事件を解決したいと考えている。 今回の事件に4MKは関係しているのか? しているなら、その目的は?

 しまった、『悪の猿』の細かいところを忘れている。 中で少し回想してくれるので思い出してくるが、全部ではないので・・・とはいえ全部思い出したいものでもないのだが。 こういう、残忍かつ用意周到な手口は実行するのにあまりに非現実的というか、そんなことまでやれてしまうの? 人間が?、と「悪魔的・デモーニッシュな」という言葉が頭をよぎる・・・ほんとにやれるのかな?、と疑問に思うほど作業量が多すぎるのだ。 そういうところがちょっとリアリティないな、と思ってしまうのだが・・・そこは野暮なのだろう。
 そしてサム・ポーターの過去、妻を強盗に殺されたという過去だけではなく、彼の記憶のない過去にカギが隠されている・・・そっちか、そっち系の話になるのか〜。 自分すら信じられないところまで追い込まれたポーター、でも以下次巻!
 だからこれは中継ぎの巻なのだ、これ一冊で評価できるか!

ラベル:海外ミステリ
posted by かしこん at 02:18| 兵庫 ☀| Comment(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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