2020年07月19日

medium【メディウム】 霊媒探偵 城塚翡翠/相沢沙呼

 予約していたやつが図書館からやっときました。 去年のこのミス発表後に予約を入れたので、7か月待ち。 まぁ、臨時休館期間があったので、実質は5ヶ月ぐらいだったんだろうけど。 でもそれがブームとかヒットと呼ぶものなのだろう。

  メディウム霊媒探偵 2020このミス国内一位.jpg 最初の頃は帯に「すべては、伏線」とありました。
 推理作家の香月史郎は、ときに警察に協力して難事件を解決していた。 ある日、霊媒である城塚翡翠と出会う。 彼女は死者の念を感じ取ることができるが、たとえ犯人がわかっても証拠にはならない。 香月史郎は彼女の霊視に論理を補足することで事件へと向かう・・・という話。
 それ以上は言えない。 ネタバレになるから。

 冒頭からいろいろ、読者の毛を逆撫でする描写続出。 「これが結末に関係なかったら、本をぶん投げるぞ!」なレベル。
 でもそれがずっと続く・・・それが仕掛けですよね、わかりますよ、だけど、「仕掛けがある」とわかっていなければ読み通すのが苦痛なほどキモい。 結末に辿り着いて、やっとこのキモさから解放された・・・えっと、この爽快感はどんでん返しを知ることとは別物だった(途中で予測がついてしまったので)。
 固定概念を払う、このアイディアはすごくいい、でももっと、洗練された形で読みたかったと思うのは贅沢なのだろうか。
 もうあたしは日本のミステリ界のリアルタイムについていけてない、ということを実感。
 『午前零時のサンドリヨン』の表紙のイメージから(本文は読んでいない)、作者はずっと女性だと思い込んでいましたが、このミス関連のインタビューで男性だと知った・・・知りたくなかったかも、だから余計にキモかったのかなぁ。

ラベル:国内ミステリ
posted by かしこん at 02:45| Comment(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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