2020年06月07日

アンドロメダ病原体 ‐変異‐ /マイクル・クライトン&ダニエル・H・ウィルソン

 あぁ、ハードカバー、読みづらい!!
 そんなことを言っていたら読めないので・・・腰を落ち着けて取り組むことに。
 『アンドロメダ病原体』の公式続編、登場。

  アンドロメダ病原体 変異1.jpgアンドロメダ病原体 変異2.jpg といってもマイクル・クライトンは一文字も書いていない。 元ネタを作ったのが彼だというリスペクトとして名が掲げられている。

 突然、宇宙からやってきて人類絶滅の危機を突きつけた謎の病原体アンドロメダ・ストレイン事件から50年。 それからずっとアンドロメダの発生を監視し続けていたグループが、ついにアマゾンの密林の中に発見した。 科学者たちによるワイルドファイア・チームが原因究明のために送り込まれる・・・。

 上下巻にわける必要あったのか、という感じだけど・・・。
 マイクル・クライトンへの敬意はものすごくほとばしっている。 それ故に、読者としては「これはマイクル・クライトンではない・・・」と思い知らされる。 似せようとすればするほど、違いがはっきりしてしまう。 マイクル・クライトンってやっぱりすごかったのね、と思ってしまう。 クライトンなら、もっと情け容赦なくなった部分もあったのではないか。
 面白くないわけじゃないんですよ。 大風呂敷度合い・ホラの吹き加減はなかなか。 うっかり子供に泣かされてしまうとか、こういうのはマイクル・クライトンにはなかった気がする。 ダニエル・H・ウィルソン独自の作としてやったほうがもっとおもしろかったんじゃないの、と感じたりもするけど、いろいろ契約が大変だったんだろうな・・・。
 そして宇宙への情熱のようなもの。 ただそれが装置にしかなっていないような・・・そう感じてしまうのは、COVID-19のさなかに自分がいるせいなのか(「うまいこと片付いたな、犠牲は出たけど」と「所詮は作りごと」と感じてしまうからなのか)。 『ホット・ゾーン』も読んでいたからか?
 期待しすぎたのか・・・今はリアリティとディテールがびっしりじゃないと、心に刺さらないのか。
 落ち着いてから読んだら、感想は変わるのかもしれない。 今のあたしには、今ひとつ響かなかった。 ISSにいるJAXAのジン・ハマナカさんが女性だとわかったとき、すごくガッカリしちゃったんだ。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。