2019年11月24日

THE SHOW MUST GO ON - QUEEN + ADAM・RAMBERT STORY

 フレディの命日である11月24日、WOWOWにてQUEENの最新ドキュメンタリー登場! 制作は2019年、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のブームのあと! クイーンの歴史を踏まえつつ、アダム・ランバートとの<幸運な出会い>についての記録。
 冒頭からラミ・マレックのインタビュー。 ジョー・ジョナスやフー・ファイターズのテイラー・ホーキンスも登場して、ライヴバンドとしてのクイーンの魅力を力説! だからこそ、フレディ抜きでは成立しない、という話なのですが・・・。
 クイーンの歌を全部歌える人がいましたよ、ということです。

  20191124クィーン+アダム・ランバート.jpg クイーン+アダム・ランバート
 フレディ・マーキュリーの代わりではない(アダム・ランバートはクイーンに加入していない)、フレディの代わりには誰もなれない。 しかし、クイーンの歌を一人で全部ちゃんと歌える人がいたので、一緒にやっています、ということです。 勿論、「フレディのいないクイーンはクイーンじゃない」という人は見ていただかなくて結構、ただクイーンの音楽を楽しみたかったらどうぞ、という姿勢を取らなきゃいけないのが、ビッグなバンドの宿命ではありますが・・・(映画がヒットしてたとき、「なんで奴らの老後の年金稼ぎに協力しなきゃならない」みたいな捨て台詞をネット上でいっぱい見たので)。

 フレディ追悼コンサートの模様がデジタルサイズに変換されて流れるのには「おおっ!」となりました。 20人の歌い手が揃わなければフレディの音域・表現をカバーできなかったという事実が、「フレディを継げる人なんていないよ」という共通認識を産んだのでしょう。
 しかし、そのときがアダム・ランバートがのちのち現れるとは誰も知らなかったわけで。
 いいやつだな、アダム! 「フレディに比べられる、というプレッシャーに押しつぶされそうになったけど、フレディになるのなんて無理なんだから、僕は僕と開き直ったら楽になれた」的なことを・・・。
 クイーンがワールドツアーに行くことになって・・・「2014年の日本はとても素晴らしかった」、「日本はとにかく最高だった、どこよりも懐かしかった」と言ってくれるブライアンとロジャーに胸が熱くなりますよ。 日本向けに作ったドキュメンタリーじゃないのに、サマソニLIVEの様子に1975年の初来日のときの映像をふんだんにカットバックで使ってくれて・・・ありがたい。

 というか、若きアダムが入ったことで、ブライアンとロジャーの関係もよくなっている(別に険悪な仲ではなかっただろうけど)のがわかるのがうれしい。 世代的におじいさんになってきてるから、アダムを見守る保護者的な役割が、二人をより歩み寄らせ、穏やかな関係性を構築し直しているというか。 それが演奏に、ハーモニーにはっきりと出る。
 「クイーンを小さいハコで観たいか? 大きなところで大人数でともにあの音楽を分かち合ってこそのライブだしバンドだろ!」という誰かの言葉がすべてを表しているのかも。 そうだ、クイーンのライヴが観られることは、この上もない幸運だ。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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