2019年11月21日

そのお鍋、押収します!<秘密のお料理代行@>/ジュリア・バックレイ

 もう11月も後半だが・・・「そろそろ出るんじゃないですか?」の<お菓子探偵ハンナシリーズ>の新作がまだ出てこない!
 では場つなぎに別のコージーミステリーを、と思い、以前タイトルが気になっていた『真冬のマカロニチーズは大問題!』を見るとシリーズ二作目だった。 では、一作目から読まねば!

  秘密のお料理代行1その鍋、押収します.jpg <秘密のお料理代行>がこのシリーズ名。
 シカゴ郊外の町パインヘイヴン。 ライラ・ドレイクは両親が営む不動産業の手伝いをしながら、料理が得意だと思われたい・料理を作れないと思われたくない秘密の顧客の要望に対して週末にお料理をつくってこっそり届ける「料理代行業」を口コミのみで運営している。
 ある日、教会のイベントにチリコンカンを持っていくペットのために、ライラはいつものように特製チリコンカンをつくる。 だが、イベントのあいさつで最初にそのチリコンカンを食べたアリスが死んでしまった・・・誰かがチリコンカンに毒を入れたらしい! 捜査の担当刑事であるジェイ・パーカーのハンサムな青い目にときめいたライラだが、ペットが「チリコンカンを作ったのは私」と主張し続けるため、顧客の秘密をばらすわけにはいかず、ほんとは自分が作ったものとは言えない・・・という話。
 「自分は嘘なんかつく人間じゃない! 常に正直でいたい」と考えているライラが、何故小さい町で顧客の秘密を守る仕事をするのか、というのが根本的な矛盾である気がするが(秘密を守るためには嘘をつく・事実を隠す必要が)・・・。 まぁそれも、ライラがケイタリングを本職にしたいという夢を持っているからなのですが。
 でも、あまり大きくない町で秘密のお料理代行をしてたら、顧客同士が知り合いということもあり、そんなにも秘密は保てないのではないか・・・このシリーズはそんなに続かないのかな?、という疑念も。
 秘密の料理を作ることで、信頼を勝ち取り警察にも話していないような情報がライラのもとに集まる・・・というのはコージーの王道ではあるけれど、恋愛に幻想を抱きすぎているライラのためにラブロマンス要素が必要以上に多い気がする。
 料理はおいしそうだけど・・・二作目で、このシリーズの行く末が決まりそうだわ。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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