2019年08月09日

今日は6冊。

 日々がバタバタ過ぎていき、本屋の新刊棚を見て「あ、ほんとに8月になったのね」と実感する。 夏といえば祭りだが、神戸みなとまつりは一日だけだし、日付が決まっているわけじゃないし(確か8月の第一土曜日)、忘れていると花火の音に「え、雷?!」とびっくりしてしまう。 季節の行事が身につくのは、生活にいかに密着しているか、参加するかどうか。 子供のときからあるかどうか、なのだわ。

  潤みと翳り(うるみとかげり).jpg 潤みと翳り/ジェイン・ハーパー
 オーストラリア発イギリス的ミステリ『渇きと偽り』、続編。 まだ読んでないんだけど・・・シリーズが順調に訳されるのは評判がいいということかなぁ、と思うとうれしい。

  フラッシュ・ボーイズ10億分の1秒の男たち.jpg フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち/マイケル・ルイス
 マイケル・ルイスの著作はずっと東江さんが訳していたが、これは共訳になっていて・・・単行本刊行時に「あぁ、間に合わなかったんだなぁ」と思った記憶あり。 これを原作にした『ハミングバード・プロジェクト』という映画が秋に公開されるので、文庫になった模様。
 証券取引所のデータにいかに早く(ナノセカンドレベルで)アクセスするか、の話をあたしは何で知ったんだろうなぁ。

  ひとり旅立つ少年よ ボストン・テラン.jpg ひとり旅立つ少年よ/ボストン・テラン
 ボストン・テラン、新作。
 『神は銃弾』の厚さを考えるとその後の作品はすべて薄いと思えるのだが(特に『その犬の歩むところ』)、今回はまぁほどほどなんだけど・・・370ページ越え程度。
 19世紀末、父親の罪を償うため12歳の少年が長い旅に出る、という話らしいのにこのページで収まるのか。 それはそれですごい。

  休日はコーヒーショップで謎解きを.jpg 休日はコーヒーショップで謎解きを/ロバート・ロプレスティ
 『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』の作者による日本オリジナル短編集。 シリーズ物ではないのでシャンクスは登場しない模様。
 まえがきがあり、短編の終わりに著者からひと言があったりと、アシモフの『黒後家蜘蛛の会』っぽいところがいい!

  戦場のコックたち.jpg 戦場のコックたち/深緑野分
 話題にはなっているのは知っていたけれど・・・日本語圏の新しい作家に手を出すのは勇気がいるのです。 この著者の作品を読む前に解説を書いたのを読んだんだけど・・・文章がすっと入ってこなかったのよね。 何が言いたいのかよくわからなかったのよね。 なのでむむむ・・・と思っていたのですが、今回文庫になったのでとりあえず、と思って。
 『ベルリンは晴れているか』のほうが出来がよさそうな気配は感じるけど、これを読んでみてから追いかけるかどうか考えよう。

  復員殺人事件.jpg 復員殺人事件/坂口安吾
 坂口安吾の推理小説の長編は『不連続殺人事件』しかなかったのでは?、と思って手に取ると・・・なんと作者死去による連載中断。 が、このままで終わらせるのはもったいないという江戸川乱歩の要望により高木彬光が続きを書いて完成させたのだという!
 というか、江戸川乱歩ってすごいな! 直接影響を与えている時期がすごく長く感じるんですけど!

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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