2019年07月16日

セミ受難の年

 今日の帰り道、すっかりあたりが暗くなってしまっていた。
 雨も降るんだか降らないんだが・・・昼間がすごく暑かったので、日が陰って風があるだけましなのだが、蒸し暑い。 歩きながら、頭の中は「早く帰ってシャワーを浴びたい!」しか浮かばない。
 ふと、視線の先にネコがいた。 いつも、あたしが近づくと「ふん!」とばかりにそっぽを向いて去っていくやつである。 なのに今日はあたしのことを気にする気配もなく、地面のある一点をじっと見つめている。 どうやら、そこにある丸いものに集中しているようだ。 目の悪いあたしにはそれがなんだかわからないのだが、「ご近所の人が置いて行ったエサかなにかか?」(一応、ノラ猫の餌付けは禁止されています)と思ったわけです。
 がふっと、口を持っていった瞬間、すごい高速ビート音が。
 ・・・それは、もはや自力では飛べないが、生きているセミだったのだ。 アブラゼミかな?
 さすがのネコもたじろぎ、ぐるぐるまわるセミを見つめている。
 ・・・ネコって、セミを食べるっけ? 食べておいしいと思うのかな? 口の中がバリバリゴワゴワにならないのかな?
 というか、今シーズン初めてのセミとの遭遇が、これか!
 セミの抜け殻もまだ見ていないのに。 そういえばホースで水をまくような音でも朝、起こされない。 今年のはっきりしない暑さに、セミも地中から出るのをためらっているのだろうか。 ためしに出てきたやつも、仲間が少なくてびっくりだろうな。
 ネコが下す決断を見ないうちに、その場から離れた。 高速ビート音が聞こえているうちに、早足で。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | 季節のこと/街の中の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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