2019年01月03日

SHOCK WAVE‐ショックウェイブ‐爆弾処理班/拆弾専家(SHOCK WAVE)

 今年の初映画は、新開地の二番館・シネマKOBEでございます。
 ちなみにこの『ショックウェイブ』と『M:I/フォールアウト』の二本立て、入れ替えなしの一般1300円・女性1000円という大変お得なところ。 時間が合わなくてなかなか来れなかったんですが、久し振りに来てみたら新開地駅からの道程も微妙に変わっていたりして。
 そしてお正月休みだからなのか、ラインナップのせいなのかお客の数が8割り増しぐらい多い! そして女性客も増えてる! あたしの以前の記憶では、男性客が8割以上だったですが、今回は女性客は3割くらいいた気がする(男女ペアも多く、更に女性一人客も)。
 NHK−BSの<年越し映画マラソン>で『M:I』シリーズ一挙5作品放送をやっていたから、その流れで6作目を観に来る人いるかもとは思ってましたが・・・ここまで人が多いとは。 思わずどこに座ったらいいのか考えちゃったもんね。
 二本立てですが、あたしが入ったときはこの映画からの時間で。 アンディ・ラウ、映画館で観るの久し振り!、です。

  ショックウェイブ爆弾処理班P.jpg 香港はテロリストの人質になった!
  トンネルに仕掛けられた1000キロ爆弾、爆発までタイムリミット48時間!!

 爆弾を使って強盗などを働く犯罪組織を解体するため、香港警察の爆弾処理班(EOD)のトップであるチョン・チョイサン(アンディ・ラウ)は自ら潜入捜査官として組織に入る。 グループのリーダーであるホン・ガイパン(チアン・ウー)に見込まれ、爆弾を任されて銀行強盗に向かうことになるが、香港警察に情報は行っていて一斉逮捕に動き出すが、右腕である弟は捕まえたが、ホン・ガイパンの逃走を許してしまう。 7年後、チョンへの復讐を誓うホンは準備をしっかり整えて再び香港に戻ってくる・・・という話。
 いやー、序盤からがんがん爆発。 車に仕掛けた爆弾が爆発して、その勢いで高架道路も崩壊しちゃうくらいでつい道路建設における手抜き工事が心配されますが、それは勿論にぎやかしですよね〜。 ド派手で華々しくて新年にふさわしいですよね〜。

  ショックウェイブ爆弾処理班1.jpg こんな格好してこそ、爆弾処理班。
 しかし冒頭から「あれ、アンディ・ラウってこんな顔だったっけ?」という不安がつきまとっており・・・もっと顔が整っていたイメージがあったんだけど、髪型? あたしが思ってる人が違う? もしかして、老けた?、と物語とは全然違うところでドキドキしていた。 ある場面のある角度によっては「あっ!」と思ったりもするのだが、『欲望の翼』やら『インファナル・アフェア』って何年前なの?、とつい考えてしまう(多分あたしの記憶でいちばん古いのは、『七福星』ではないかと)。
 そんなふうに考えごとに沈みがちでも、問題なく話にはついていける。

  ショックウェイブ爆弾処理班2.jpg そう来たらそうなりますよね、というフラグ満載。
 手榴弾に関する講義、工事現場から見つかった不発弾の解除など、ディティールは大変興味深くて面白く、緊張感も漂っているのだが・・・全体としていろんなものからの寄せ集め感が。 警察対犯人の知恵比べ的爆弾サスペンス・過去を背負った女性との悲恋?もの・警官同士の友情もの・警官としての使命に生きる美学のようなものがいろいろ混在しております。 正直、彼女のことはいらなかったような気が(出てきた瞬間、この女は犯人側からの罠か、もしくは捕まって足手まといになるかどっちかだよなと思うしかないし。 それともやっぱりアンディ・ラウにはラブロマンスがないといけないのか?)。
 まぁツッコミどころは多々どころではなくあるのですが、そんなことを言っていたら香港映画は観ていられない。 その大味具合こそ映画香港らしさ!
 でも犯人グループが使う車が全部日本車ってことに微妙に傷つくわ・・・。

  ショックウェイブ爆弾処理班4.jpg 爆弾ベストも登場。 メインはC4。
 香港島から九龍半島へつながる海底トンネルが後半の舞台で、きっと香港に行ったことがある人にはいろいろ見覚えのある光景がいっぱいなんだろうな、と。 あたしはマイクル・コナリーの『ナイン・ドラゴンズ』などを思い浮かべましたが。
 犯人側はテロリスト呼ばわりなんだけど特に主義主張はなくて(目的はお金と個人的復讐)、「テロリストの定義とはなんだ」と考えさせられる。 ホンがチョンに言う、「目の前で弟を助けられなかった俺の気持ちがこれでわかっただろ」的な言葉に「いやいや、それでも弟は生きてるけどね」と口の中でごにょごにょ言いそうになりながら『パトリオットゲーム』のショーン・ビーンの役をつい思い出す。 あれは大義を掲げていながらも結局肉親を失ったことの悲しみや怒りのほうが勝ってしまったパターンだが、こっちのほうは最初から自分中心だしなぁ。 どんどん人間は自分勝手な方向になってきているのか、とむなしくなってくる。 だから自分の信じることに対して命を懸ける人々の美しさを描きたくなるのかもしれませんが。
 おかげで感動の押し付け感が半端ない。 そのへんも盛りだくさんってことで、いろいろにぎやかでした。
 そのせいか、『M:I/フォールアウト』の伏線の張り具合がすごく細かいと感じられたのは爽快でした。 どっちも盛りだくさんなことは一緒なんだけど、笑いどころがあるかないかも大きい。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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