2018年11月14日

ヴェノム/VENOM

 アメコミはもういいか、と思いながら、トム・ハーディ好きだからつい。 それに、『ヴェノム』は単独作で、ユニバース展開しない(つまり『アヴェンジャーズ』シリーズには出ない)ということなので、じゃ、いいか!、と。
 というか、トム・ハーディはDCのほうの『ダークナイト・ライジング』に出ていたのに、マーベルに出ちゃうんだ・・・というほうがなんかせつないね。

  ヴェノムP.jpg 最も残虐な悪<ダークヒーロー>が誕生する。

 正義感が強く、回りくどいことが嫌いなジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)は、いつも上層部とうまくいかず、いろんな会社を渡り歩いている。 いまのエディのターゲットはライフ財団のトップであるカールトン・ドレイク(リズ・アーメッド)。 新たな治療法を確立したなど業績がうなぎのぼりで宇宙にも調査船を送るほどの資金力・科学力を持つライフ財団は権力者とも懇意で、「実はライフ財団は貧困者を人体実験に使っている」という噂を調べるエディの職を奪うことはなんでもない。 エディの恋人のアン(ミシェル・ウィリアムズ)はライフ財団の顧問弁護をしている事務所で働いており、彼女のPCからこっそり手に入れた情報をドレイクに突きつけるが、笑ってかわされてしまう。 情報源となってしまったアンは事務所を解雇され、「全部あなたのせい!」とエディに別れを告げる。
 落ち込むエディだが、ここで引き下がっては更に負け、絶対真相を突き止める!、とライフ財団の研究所に忍び込むが、そこで被験者に接触したエディは地球外生命体<シンビオート>(ライフ財団の宇宙船がひそかに持ち帰っていたもの)に寄生されてしまう・・・という話。

  ヴェノム3.jpg このキャラクターなら年齢はもう少し若い設定ではないだろうか・・・。
 でも意外に大人なカップルな部分もあり・・・不思議な感じ。 エディ、若干おバカキャラ入ってる? 有能なジャーナリストにちょっと見えないのはご愛敬。 一応、この二人のラブストーリーであることも確かで(エディと別れた後アンは医者と付き合うのだが・・・このお医者さんがチョーいいヤツなので笑ってしまう)。 が、その三角関係が問題なのではなく、エディに寄生したヤツも名前と自我を持っており、そことエディとの関係が重要になる。

  ヴェノム1.jpg その名はヴェノム、見た目は結構キモイけど、喋るとやたらチャーミング。
 <シンビオート>は地球の環境では他の生き物に寄生しないと生きられないようです。 しかも寄生先との相性もあって、なんでもかんでもOKというわけではなさそう(短時間なら大丈夫、とか。 これは説明されていないけど、いろいろ宿主を乗り換えていくうちに様々な情報を集めて適応しやすいように自分を変えていっているのかも。 そうじゃなければヴェノムがエディとうまくやっていけるのがすごい確率ってことになる)。 ナマモノしか食べない<シンビオート>なのに、いつしかエディの食の好みに合わせるもんね(とはいえ、「腹減った、人間食いたい。 こいつ悪者か? だったら食っていいだろ」ってすぐ言うけど)。
 ダミった重低音のヴェノムの声がすごくいい! エディとのバディ感、すごくテンポよくて面白い!、と思っていたらヴェノムの声もまたトム・ハーディが担当しているのだった(音声加工済み)。 こんなところでトム・ハーディの一人二役が見れる(聞ける)とは、ラッキー。
 あぁ、だから余計にヴェノムがキュートに感じられたのかしら。

  ヴェノム2.jpg 寄生してても向かい合って会話もできる。
 だからこの映画の見どころは、エディとヴェノムの会話、につきる!
 結構ダメダメなエディも、ヴェノムといることでちょっとしっかりしてくるし、それをほかにも活かせる。 逆にヴェノムがやたらいいやつなんだけど・・・。
 ポスターのコピーや予告編ではヴェノムはもっと悪い、というか制御のきかないやつかと思っていたんだけど・・・ちゃんと話が通じるいいヤツだったのですよ。 予想したよりも、面白かった。 人はいっぱい死ぬけど、あまり罪悪感がわかないつくりで。
 本編終了後のおまけ映像に、ウディ・ハレルソンが! えっ、続編で出てくるの?
 もういっこおまけは、『スパイダーマン』の後日談? ネクストジェネレーション的ショートアニメ(オチはない)。 でもそれを見て、「はっ、ヴェノムって『スパイダーマン3』(サム・ライミ版)に出てきたブラックスパイダーマンになったあれか! そういえばピーター・パーカーにまとわりついていたやつ、新聞記者だったような・・・あれがエディ・ブロック?」、と気づいたりして・・・全然、キャラ違うじゃないか〜。
 なるほど、原作ファンであればあるほど改変がつらいというのはこういうことなのね〜(しかしサム・ライミ版が正しいのかどうかもあたしにはわからないのだが)。 機会があったら『スパイダーマン3』、観直してみよう。
 とりあえず、トム・ハーディが魅力的でした、ということで。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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