2017年10月31日

10月の終わりは、10冊。

 あぁ、今年も十分楽しめないうちに10月が終わってしまう。
 それもこれも、夏が長いからである。 というか、夏でもないが秋でもない、という曖昧な期間がしばらく続き、不意に冬になっている。 あぁ、秋の存在感の薄さよ・・・(そのわりに、身体はブタクサ花粉症などに反応しているのだが)。
 読書の秋!、という響きが好きなのだが・・・あまり実感できない。 でも出版社的には9〜11月は結構力入れてる感じよね。

  ダークタワー7−1.jpgダークタワー7−2.jpg ダークタワー7 暗黒の塔/スティーヴン・キング
 新装版<ダークタワー>もついに最終巻。 表紙の軽さ加減も最後まで変わらず、ある意味統一性を保つ。
 えーっと、これが<黒衣の男>なのか・・・とちょっと切なくなってみた。 ローランドもイメージなんか違う・・・。
 来年公開だという、エッセンス絞った映画版を楽しみに待ちましょうかね! でもその前に『IT/イット』だけど。

  クリフトン年代記7−1.jpgクリフトン年代記7−2.jpg 永遠に残るは<クリフトン年代記7>/ジェフリー・アーチャー
 そして<クリフトン年代記>もついに最終巻! これでやっと読めるよ〜。
 だって、絶対毎巻いいところで終わるだろうから、続きを待たされるのはイヤだったのよ。 完結してから一気読みだ!、と心に誓って完結を待っていましたが、思っていたより早かった気がする。 結構いいお年なはずなのに創作意欲が衰えないジェフリー・アーチャー、おそるべし。 翻訳の戸田さん、おつかれさまでした。

  ブレードランナーの未来世紀町山智浩.jpg ブレードランナーの未来世紀/町山智浩
 『ブレードランナー2049』の公開に合わせるように。 まぁそういうタイミングがないと文庫にならない場合もあるからね。 コンパクトにまとまった映画コラムもいいけれど、時には文字数にとらわれない映画評論が読みたいときもあるのです。
 ちなみに・・・今の仕事場で初めて知り合った人(神戸時代を知らない人)から、「えっ、かしこんさん、ホラー映画もSFも観るの?! 意外!」と言われてしまってショックを受ける。 何故だろう。 その人にはあたしはどう見えたのか。

  黒い睡蓮.jpg 黒い睡蓮/ミシュル・ビュッシ
 『彼女のいない飛行機』の作者の作品が、遡って翻訳(こっちのほうが前に発表されている)。 『彼女のいない飛行機』が好評だったということだろうし、『その女アレックス』から始まったフレンチ・ミステリブームも微妙に定着し始めたということかもしれない(もしくは、北欧ミステリブームに乗り遅れたところがフランスを発掘しているとか)。
 でも、翻訳小説界が盛り上がってくれればあたしとしては問題ない。 面白い本が読めればいいので。

  天空の約束.jpg 天空の約束/川端裕人
 <空の一族>の物語、と帯にあるけれど、『雲の王』との関係について言及なし。 続編ではないのか? 時代が違うし、短編集だから? でも同じ世界観を共有シリーズであることを言ってもいいのでは。 それともシリーズものであることを言うと、「前のも読まないといけない」とプレッシャーを与えることになって売れにくくなるとか?
 でも有名シリーズだったらそこはセールスポイントになるんだろうなぁ。

  いもうとは秋田犬2悩めるビギナー編.jpg いもうとは秋田犬 悩めるビギナー編/小池田マヤ
 『いもうとは秋田犬』の続巻、忘れたころに出ました。
 マンガ界もいろいろ大変みたいだけど、こうして本が出るのはめでたいことだと。 そして油断するとあっさりなくなってしまうので、見つけたら買っておかないとね!

  ポンド氏の逆説新訳版.jpg ポンド氏の逆説/G・K・チェスタトン
 チェスタトンは<ブラウン神父>シリーズだけではない、を証明するかのように、しかも新訳で続々出てくる。 もう、古典は揃えてやろうじゃないか!、みたいな気持ちにだんだんなっているあたし。 短編集は切れ味の鋭さと論理性が命。 それに、中途半端に古い作品だと、「携帯電話があればすぐ連絡つくのに!」とか、「DNA鑑定できれば一発なのに!」という予断が入ってしまうけど、はるか昔の話であればいっそそんなこと考えることもないのが潔い。
 しかも「ありえないのに合理的、逆説が導くさかしまの真実」という帯の言葉にやられちゃいましたよ。

  絞首台の謎.jpg 絞首台の謎/ジョン・ディクスン・カー
 <判事アンリ・バンコラン>シリーズ新訳最新刊(実際にはシリーズ2作目だそうです)。
 カーの怪奇趣味が炸裂なようですか、「鮮烈な幕切れが余韻を残す」と帯にあるので・・・乱立する本屋さんの手書きポップにはあまり影響されないあたしですが、帯の文句にはつられがちです。 特に東京創元社、なんだかんだいって帯の言葉がうまい。

ラベル:マンガ 新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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