2017年04月21日

貫井徳郎スペシャル

 「貫井徳郎の本は買わない!」とずっと思ってました。
 彼と結婚したせいで、加納朋子さんの執筆ペースが明らかに落ちたから。
 女性のマンガ家・小説家の方々が結婚して子育てもしたりするとがくんと出版ペースが落ちるのはよくある話で、それはある程度仕方のないことなんだけど(まぁ、男性作家で本がそこそこ売れたからとギリギリまで次の仕事をしないという方もいらっしゃいますが)、やはり広義のアーティストって他に代えがきかない職業だからさ!
 理屈おかしいのはわかってます。 でも坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、のです。
 でも、先日の映画『愚行録』がよかったので、どう原作を解体してあの映画になったのか知りたい・・・と思ったりして。
 また、<症候群シリーズ>が東海テレビ×WOWOWで連動ドラマ化! ついに彼もブレイクか?!
 そこで今更ながら気がついたのです。 彼の収入が上がれば加納朋子さんの生活も楽になり、執筆の時間が増えるかもしれないと。
 作品数は結構多いのに、いまいちメジャーになり切れていないのは、あたしのようなやつがいるせいかもしれない、とちょっと反省。
 やっぱりどんどんドラマ化・映画化されないと作家の知名度は上がらないものなのですね。

  症候群1失踪.jpg 失踪症候群/貫井徳郎
 以前から気になってはいたが、このシリーズの表紙、目がちかちかするのよね。
 新装版になる前はそうでもなかったのに(その分、凝っていたけど地味ではあったが)。
 これがシリーズ第一作で、二作目の『誘拐症候群』ともども現在放送中の地上波連ドラ分(Season1)の原作ということになっているらしい。

  症候群2誘拐.jpg 誘拐症候群/貫井徳郎
 目がちかちか装丁、第二弾。 ドラマは録画していてまだ観てないんだけど、WOWOWでSeason2を放送するときに、Season1もまとめて放送するかもしれない・・・(『ダブルフェイス』『MOZU』もそうだった。 ネットしていない地域があるからという配慮であるだろうが、地上波分を録画してCM切って編集してDVDに落としたあたしの努力は・・・)。 今回の地上波放送分は観るだけにしておこうかな。

  症候群3殺人.jpg 殺人症候群/貫井徳郎
 そしてSeason2の原作にあたるのがこれだそうなのですが・・・前2作と段違いの分厚さ! これを全4話でまとめられるのか?(Season1で前振りを結構しているのかもしれないが) かなり気合の入った作品のようで、目のちかちか度もいちばんです。

  愚行録文庫.jpg 愚行録/貫井徳郎
 というわけでついでにこっちも。
 映画では架空名にしてましたが、こっちでは実在の学校名がバンバン出てきてます。 国公立の学校しか行ってなかったあたしには、私立学校のイメージってさっぱり実感としてわからない(行く気もないから自分で調べないし)。 働き始めればその人が仕事ができるかどうかが重要だから、どこの学校出たかなんて興味ないし。 でもそういうのって少数派の考えなの?、って思っちゃう。 やっぱり日本は、学歴社会なのね。

  貫井徳郎スペシャル.JPG 実際は、映画化・テレビ化仕様の特大帯になってました。
 おかげで目のちかちかが気にならないのはありがたいけど、ドラマ化されるから読むのね、と思われるのは必定。
 別にいいけど! 家の外で読むときはどうせブックカバーつけるし(何を読んでるか知られたくないからではなく、カバンの中に放り込むので不必要な傷や折り目などをつけないように。 でもつくときはつくので、あきらめます)。

 で、かたくなに「貫井徳郎は読まない!」と思っていたはずのあたしなのですが・・・。
  鬼流殺生祭.jpg 鬼流殺生祭/貫井徳郎
 結構昔にこれを読んでいたことを思い出して。 作者の名前忘れてたのと、多分この頃は結婚してたの知らなかったんだと思う・・・。
 それなりに面白かったんだけど、横溝+京極夏彦って感じがしちゃって。 のちにシリーズ化したことも気づいてなかったですわ。
 ずっと昔はそんなことなかったのに、ここ10年ぐらいは読んだこと自体を忘れていることが出てきた(さすがに本そのものを見れば思い出しますが)。 いろいろやばい、と自覚するしかない今日此頃。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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