2016年08月21日

今日は6冊

 暑い。 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉はもう通じない時代になってしまったのか。

  北京から来た男文庫1.jpg北京から来た男文庫2.jpg 北京から来た男/ヘニング・マンケル
 現時点での日本でのマンケル作品最新の邦訳(の文庫化)。
 スウェーデンの小さな山村で起きた大量殺人が現代中国と結び付いてしまうところが、彼の社会派たる所以であろう。

  ケルン市警オド01.jpg ケルン市警オド 1/青池保子
 『修道士ファルコ』で、ファルコのよき相棒オドの若き日の物語。
 下級役人としてケルンの町の平和のために任務一筋のオドは、ちょっとキャラが少佐っぽいところはあるものの、まだ若いのでZくんの面影もあり。 立場としては警察官のようなものなので事件を解決する側ですが、時代的にそんなすごい謎というものがあるわけではなく・・・でも時代考証がすごいのでディテールに酔う。 そして任務に生きがいを感じている彼が出家してしまうのだから、この先どんな理不尽な目に遭うのだろう(若干すでに気配は出てきていますが)、と思うととても悲しい。

  プレイバウ.jpg プレイバウ! ナナっちとさんぽした、だいたい5000日/遠藤淑子
 『犬ぐらし』から始まった著者と愛犬ナナの物語、多分最終巻。
 いろいろな媒体に描いていたけど、一冊にまとまるほどの量ではなかったものを全部集め、書き下ろしをつけたもの、という感じか。 内容的には『今月のわんこ生活』とかぶるものが多かったし(書き下ろしはのぞく)。
 犬(親)バカを自覚しながらも客観的に自分を描いていた著者が、時折そのクールさをなくすときがあった。 ナナっちは、著者にとって本当に特別な存在なんだろう、と感じてしまった。

  ザサン罪の息子1.jpgザサン罪の息子2.jpg ザ・サン 罪の息子/ジョー・ネスボ
 てっきり<刑事ハリー・ホーレ>シリーズの何作目かと思ったら、ノンシリーズの単独ものであった! 意外!
 そしたら帯に、<ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によってハリウッド映画化!>とある。
 はっ、ジェイク・ギレンホールとの次なるタッグ『ザ・サン』ってこれのことだったのか!
 ジョー・ネスボに目をつけるとは、ジェイク・ギレンホールったら肉体改造系の役者になっても心は“文化系の王子様”のままなんだな!、とわかって、ちょっとうれしくなってしまいました(しかし内容はそんなほのぼのとは対極の位置にありそうである)。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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