2016年02月20日

わが愛する“知の巨人”

 携帯電話のニュースで、ウンベルト・エーコの死を知る。
 ――うっ、と、言葉に詰まる。
 ここのところ、「巨星、落つ」の知らせが多すぎる。
 しかも日本語版としての新刊(『プラハの墓』のこと)、出たばっかりじゃないか!
 ご多分にもれず、あたしもエーコには『薔薇の名前』から入った口ですが、そりゃーもー当時は衝撃でしたよ!
 “知の巨人”というのは歴史上の人物だけではなく現存する、ということを初めて知ったというか思い知らされたのが、彼だった。
 どんなにいろんな本を読もうと、まわりの人に「いろんなことよく知ってるねぇ」と言われることがあっても、「いや、どんなにがんばってもあたしは彼らにはかなわない」と思っていた。
 まぁ、比較すること自体図々しいことではあるのですけれども(レベルが違いますからね)。
 でもそうやって上を見て、自分がまだまだと思うことであたしはいろいろ手を広げられたこともあったような気がする。
 人はいつか死ぬのだと、わかっているけれど、死なないような気がする人たちもほんとうに死んでしまうんだ。
 また、“知の巨人”に教わる。

posted by かしこん at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
かしこんさん、こんにちは。<br>
薔薇の名前・・・当時小説は読みきれずに映画を観ました。<br>
一番好きなショーン・コネリーだったこともあり。<br>
(若い頃からおじさん俳優好きでした。)<br>
<br>
先日は洋楽で一番好きなEW&Fのモーリス・ホワイトも亡くなられ・・・<br>
(毎日CDヘビロテです。)<br>
<br>
若き日の思い出につながる著名人の方々が天寿を全うされる、<br>
そういう年頃になったのだなあと痛感。<br>
でも作品たちはずっと生き続けるはず☆<br>
<br>
<br>
ところで受験真っ只中の息子に、息抜きとして、<br>
年末?録画しておいた「逃亡者」を観せました。<br>
最高に面白かったそうです。(私も大好き☆)<br>
次は「交渉人」観せようかな〜。<br>
ちょっと似ているから間おいてから。<br>
かしこんさん映画たくさん観てらっしゃってすごい!<br>
記事読んでるとこちらも観たくなってきます。
Posted by みこ at 2016年12月04日 13:16
みこさま<br>
<br>
おはようございます。<br>
私もショーン・コネリー、大好きです!<br>
(私も子供の頃からですが、いまでもおじさん俳優好きです。ただ自分と<br>
年齢差が縮まってきていることに改めて気づいてびっくりします)<br>
同時に子役好きでもあるので・・・ぐんぐん成長している彼らを見て<br>
びっくりです。<br>
<br>
そう、モーリス・ホワイト先生もなくなられましたよね。<br>
あのハイトーン・ヴォイス・・・<img src="/image/emoji/03.gif" border="0"><br>
でも作品は生き続けるから、私はときどきもうこの人はいないのだと<br>
いうことを忘れてしまうことがあります。<br>
私が生きている限り、その方々もまだ生きているのだと感じてしまいます。<br>
<br>
『逃亡者』はハリソン・フォードのですよね?<br>
あれはトミー・リー・ジョーンズもかっこいいですよね!<br>
あの二人あっての面白さです!<br>
私の映画は・・・趣味の域から現実逃避の手段、最近はもはや意地のように<br>
なっています。映画業界が盛り上がってないから・・・神戸市の公開率が<br>
低いから・・・マイナーで売れそうにない映画こそ観に行け!、みたいな。<br>
なので私がきっかけになって(地味)映画に注目してくださる方が一人でも<br>
いてくださるならば、大変うれしいです。<br>
機会があったらいろいろ観てあげてくださいね♪
Posted by かしこん at 2016年12月04日 13:16
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック