2015年12月24日

今日は6冊。

 よく考えたらクリスマスイヴであるが、そんなことはあたしにはまったく関係がない。
 ウィルス性胃腸炎でひどい目に遭っている。
 あたしはなにか悪いことをしたのか? ――したんだろうな。 ここまでひどくなった原因はストレスでしょうと言われてしまったから。
 それはともかく、年末年始休暇になにを読むのか、というのが楽しみなのではありますが、今のままでは体力が・・・。 なのに予約していた本は届いてしまったのであった。

  マジシャンは騙りを破る.jpg マジシャンは騙りを破る/ジョン・ガスパート
 その昔から、マジックとミステリの相性はよい。 だがそれが名作にありえるかとなると結構ハードルが高い気がする。 これはライトミステリだそうなので、空前絶後のトリックというよりも物語の面白さに重きを置いた作品っぽい(そして超能力者を名乗る人物がやったことのトリックをばしばしと見破るあたり、『メンタリスト』パトリック・ジェーンを連想させるので)。

  秋の城に死す1.jpg秋の城に死す2.jpg 秋の城に死す/モンス・カッレントフト
 『冬の生贄』『天使の死んだ夏』に続くモーリン刑事シリーズ第3弾ですが、結構スウェーデンもの読んでいるつもりにもかかわらず、作者の名前がすらすら言えないというもどかしさ(そう思うと“ヘニング・マンケル”、“ヴァランダー警部”はとても覚えやすく言いやすい。 最初、そこから入ってやはりよかった)。 女性刑事のシリーズもいくつかあるので、「どれがどれだっけ?」となっているあたし。 ちゃんと読んでいないからである(積読本になっております)。 なのでどれから読むかに悩んで時間を取られるという本末転倒な話に。

  天冥の標9−1.jpg 天冥の標 \ ヒトであるヒトとないヒトと PART1/小川一水
 全10部完結構想のこの物語もついに第9部、と思ったらまた“PART1”ですか!(まぁ、前篇と書いているので今回は2冊かなぁ)
 今回は帯のコピーではなくサブタイトルそのものが怖いんですけど!
 でも終わりが見えてくるのもなんだか切ないものですね(けれどだんだんこっちの年齢とともに、終わらないままに作者が放置してしまった、もしくは作者が逝去してしまった物語のことを考えると、頃よいところで終わっていただくのがいちばんかなぁと考えるようになってきましたよ)。

  中継ステーション.jpg 中継ステーション【新訳版】/クリフォード・D・シマック
 えっ、こんなファンタジックな表紙になっちゃっていいんですか?!
 でもかつて読んだとき、「ブラッドベリっぽい人が他にもいたのか」という印象を持ったので、あながち大外れではないのかも。
 ウィスコンシン州の片田舎へのノスタルジー、そういうことですかね。

  幻の女.jpg 幻の女【新訳版】/ウィリアム・アイリッシュ
 新訳ブームが続いておりますが、これほど「新訳出す必要、ある?」と思わせる作品も珍しいのではないかしら。 まぁ、名作といっても古い作品には違いないし、若い人にも手に取ってもらうには(そしてオールドファンには「活字が大きくなったから読みやすいよ」というアピールも含む)、リニューアルはした方がいいんでしょう。
 そういうあたしも小学生の頃に『幻の女』を読んでいるのですが、その前に作者も覚えてないですが『処刑6日前』というほぼ同じプロットの話を先に読んでしまっていたため、正直あまり驚けなかったというか、その魅力を堪能しきった感じがなかったので(だってみなさんこっちのほうを名作というんだもの)、今回新たな気持ちで再読することに(そういう意味では和田慎二の『愛と死の砂時計』も同じ話なのですが、あれは神恭一郎モノというカテゴリーだからかそんなに「同じ話」感がなかったなぁ、不思議だ)。
 そして<ウィリアム・アイリッシュ=コーネル・ウーリッチ>だということはわかっていたんですが、何故かあたしはずっと女の人だと思っていたことが発覚。
 でもむしろ、作者の性別が限定されてない方がいいのかも、と自分の記憶に開き直るのであった。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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