2015年12月12日

破壊ランナー/神戸大学演劇部自由劇場@アートビレッジセンター

 友人・ひろさんに誘われ、学生演劇を観に新開地の神戸アートビレッジセンターへ。
 「かしこんさんを学生演劇に誘うなんておそれおおいと思ったんですけど」とえらいこと恐縮してくださるひろさんですが、あたしは高校で演劇から足を洗った身。 大学生になっても演劇を続ける覚悟がなかった弱虫ですから、本気でやっている方々を尊敬します。 それに、自由劇場は関西圏の学生演劇の中でもレベルが高い方とのことなので、特に心配もせずに参入。 アートビレッジセンターのHPには当日券500円と書いてあったので、お財布からお金を出して列に並ぶと、「当日券は700円になります」と言われて大慌て。 またカバンからお財布を出す羽目に・・・スマートに支払って列を乱れさせたくなかったのに。
 さて、本日の演目『破壊ランナー』は西田シャトナー作。 現在プロではあるが神戸大学OBというつながり? 演出は現在の学生の方の模様です。
 あたしは高校演劇までしか携わっていませんが、演劇はおカネがかかるものということはよく知っています。 そういう意味では、「ここ、お金あるなぁ」というのがひしひしと感じられてなんだかうらやましくなってしまった(勿論、それでもご苦労があることもわかっています)。
 観客からおカネをとっているとはいえ、みなさん学生さんですし、アマチュアですし、批評は控えます(でもアンケートには技術的なことにちょっとダメ出ししてしまった・・・)。
 印象としては、かなり体育会系。 勿論若いんだからパワフルな舞台の方が似合うのはわかりますが、出演人数絞って会話劇中心のホンをやるとしたらこの人たちはどう演じるのだろう?、というちょっといじわるな想像もしてしまった。 劇団のカラーもあるだろうけど、でもいろんなことにチャレンジしてほしい。
 いろいろと瑕疵はありましたが、なんというか「若い者が一生懸命やっている」という姿はいいですねぇ、その熱量が、ということにおばちゃんは心温まりましたよ。 高柳わかこさんという素敵な女優さんも見つけたし。

 鑑賞後、ひろさんとお茶を飲みながら感想を話し合い・・・舞台では映画ほどリアリティは重視されないとはいえ、整合性は必要とか、舞台世界の約束事みたいなのはある等の話をしていて、舞台には舞台でしか、映画では映画でしかできないことがあるみたいな話に多分なって・・・ひろさんが「『水曜日に抱かれる女』が好きで」と言い出したので「ジェイムズ・スペイダーでしょ?! わかる! 大好きです!」とあたしがかぶせ気味に乗っかり、その後はジェイムズ・スペイダーのことで盛り上がってしまった・・・。
 彼女とは知りあって4年ぐらいになるのに、いろいろ結構深いところまで話し合ったりしているのに、いまでも共通に好きなものが新たに見つかる・・・まったく面白いです。
 ジェイムズ・スペイダーのどこに惹かれるか、ということで盛り上がりすぎ(二人とも、「見た目は普通以上のハンサムなのに実は闇を抱えていて、最初は本人に自覚がないんだけど話が進むにつれそれに気付き、苦悩する様が美しい」ということで意見が一致)、『破壊ランナー』のことが吹っ飛んでしまいました。 すみません(だってこんな話ができる人、他に身近にいないんだもの)。
 というわけでひろさんには<ジェイムズ・スペイダー&ジョン・キューザック共演の隠れた名作>:『トゥルー・カラーズ』をお薦めする。
 そしてあたしもまた観たくなってしまった・・・。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台・演劇・芸術・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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