うおぉ、気づけば11月ももう半分過ぎてるじゃないか〜。
仕事では先の日付の書類などを扱っていたりするので、今が何日なのかカレンダーをみないとぴんとこないときが(だからあたしの仕事用腕時計にはデイト機能が必須)。
なので映画の公開日や、本の発売日などで時期を実感する今日此頃。
「ざらりとした手触り」の短編を集めたアンソロジー。 アンナ・カヴァンの『あざ』が入っていたので購入。 なかなか手に入らない作家の重要な短編だけでも読めたらいいじゃないか、という心境に、なんだかあたしも変わってきております(これまではなんとなく、一冊全部同じ作家の作品じゃないと納得できない気がしていた)。
戌井さんは何年か前のシティボーイズライブにゲストで出ていた。 劇団を主宰していて脚本も書いていて、という認識でしたが、カーテンコールできたろうさんが「すごいよね、この舞台に芥川賞候補が二人」(そのときはいとうせいこうも出ていたから)と言っていたのを聞いて、「あぁ、小説書く人と同一人物だったんだ」とそのとき気がつきました。 またちょうど、演劇方面から純文学テイストの小説を書く人が当たり前になってきた時期だったかな。 なのに全く読んでこなかったのは、初見の作家さんに費やすエネルギーが日本人の方が大きいから。 でも今回手に取ったのは、これがヤスケンさん主演で映画になるから(しかも監督は横浜聡子だ!)。
映画を観てから読むか、読んでから観るか、迷うところです。
5月に出た『さよなら、シリアルキラー』の続編(三部作らしいので、あたしはまだ読んでいません)。 前作より分厚くなってますよ! スカイエマさんの表紙絵にも最近やられがちです。 若者の苦悩がメインの青春テイストの内容にも弱い。
これも初めての作家の方。 発売は数か月前で、悩んでました。
しかし<多感な少女たち>の物語らしいし、これまた表紙絵に惹かれ(こっちは丹地陽子さんですよ、またやられましたよ)。 ま、東京創元社だし、というのが後押しになったというか、出版社への信頼です。
今回唯一のノンフィクション。 なにかに取り上げられて結構話題になったらしく、
悩んでた間に一回書店から姿を消しました(すごく売れてしまったため)。 たまたま発見したので、読んでみることに。 図書館予約だとすごく待たされるだろうし、どうせ文庫だし、ということで。 そんなに響かなかったら図書館に寄贈したらいいし。
しかし、来るとこまで来たなー、このタイトル。
ラベル:新刊