2015年10月26日

サバイバー/SURVIVOR

 とてもありがちなタイトル、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のアクション映画といえば・・・もう観なくても内容は想像がつくよね、とスルー予定だったのですが、『パージ』『パージ:アナーキー』を観たときにこの予告編が流れ、「ちょっと面白そう」って思っちゃったんですよね〜。 この前、『クーデター』でかっこよさを再確認したピアース・ブロスナンも出てるし。

  サバイバーP.jpg たった1人で100万人を救えるか!?

 テロリストのアメリカへの入国を事前に食い止めるため、ロンドンのアメリカ大使館に招聘されたケイト・アボット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。 イギリスからアメリカの入国監査を厳しくチームでチェックする日々が続くが、ある日、彼女は不審な人物の入国申請に気づくが・・・、そしてスパイにそのことが知られたため、伝説的な腕を持つ殺し屋の“ウォッチメイカー”(ピアース・ブロスナン)に殺害依頼が入る。 ケイトは爆弾テロに巻き込まれてチームを失い、更にテロ実行犯として疑われ、追われることに。
 彼女は殺し屋とイギリス警察(バックにアメリカ国務省)の手を逃れながら大規模なテロ計画を阻止することができるのか・・・という話。

  サバイバー1.jpg シックな装いなのに、そのマフラー(ストール?)がとても目立つのは何故? 逃亡犯として公開捜査されているのに、そのマフラーを早く捨てないのは何故?
 いやー、ミラ・ジョヴォヴィッチ美人ですね〜、スタイルいいですね〜、かっこいいですね〜、というのはものすごく実感できるのですが、映画としてはツッコミどころ満載。
 まずすごく有能な人物、としてケイトはロンドンに呼ばれたのに、なんかあっさり罠にかかったり、でも殺し屋の手をかいくぐったりしちゃう強さのアンバランスさ。 かといって偶然に頼っているわけでもないし・・・「そこができるなら、あの時あんなことするのおかしくない?」と思ってしまうんですよ。 でもミラ・ジョヴォヴィッチならば無敵だから納得しろと?
 が、いちばん納得できないのは殺し屋の名が“ウォッチメイカー”だということ。
 ジェフリー・ディーヴァーに断ったの?(それとも昔からよく殺し屋に使われている名前なのかしら?)

  サバイバー3.jpg 今回、より老け感を出してきたピアース・ブロスナン。 “ウォッチメイカー”の由来は表の顔が時計屋なのと、繊細な機械式時計のような爆弾をつくるから。 それもリンカーン・ライムシリーズに出てくる宿敵ウォッチメイカーと一緒・・・。
 常にパリッとスーツで行動、というあたりが英国紳士らしいですが、繊細な爆弾を武器にしておきながらいざとなれば銃をぶっ放すのはなんか美しくないわ。
 まわりすべてが敵の中、ケイトの上司サム・パーカー(ディラン・マクダーモット)とIT担当の女性だけがケイトの味方になってはくれるんだけど、「大きな矛盾あるよね、何故誰もそれに気づかない!」と疑問をぶつける場所がどこにもなくてあたしはとても困った・・・。
 イギリス警察のサンダーソン警部(ジェームズ・ダーシー)が「この人、絶対見たことあるよ・・・」とじたばたしましたが、お洒落カール前髪のせいでわからなかったけれど、『ヒッチコック』でアンソニー・パーキンスをやっていた人だ!、と気づいてすっきり。
 収穫はそれくらいでしょうか・・・。
 あ、イギリスからアメリカに向けて出国するその手続きをアメリカの役人がやっている、ということには驚いた。 まぁ、アメリカ本土に入れない、という意味ではそれがいちばんいい方法なのかもしれないけれど、他の全部の国でやってるわけじゃないよね?
 友好国だから? アメリカに向かう人数が多いからかなぁ。
 エンディングで、「9.11以降、アメリカ国防省は52名のテロリストの入国を阻み、テロ攻撃を未然に防いだ」的なテロップが出た。
 なんてこった、アメリカの自画自賛映画だった!
 舞台がロンドンだからって、油断したぜ!

ラベル:外国映画 映画館
posted by かしこん at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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