2015年09月16日

そして8冊+1冊(その2)。

 遅ればせながら、続きです。

  アルファオメガ.jpg アルファ/オメガ /フランチェスカ・ヘイグ
 「我はアルファでありオメガである」という台詞(?)がなんだか好きなあたしにこんなタイトルの本を出してよこすとは! それにしても丹地陽子さんのイラストは児童書系に多かった端正なものから、これのように荒々しさを感じさせるものまで幅広くなってきたな、と認識。

  魔術師を探せ!.jpg 魔術師を探せ!【新訳版】/ランドル・ギャレット
 1978年に出版されたものの新訳・復刻版。 『魔術師が多すぎる』の前日譚に当たるそうで・・・そちらの新訳・復刻も待たれます。

  幽霊ピアニスト事件.jpg 幽霊ピアニスト事件/フレドゥルン・キアンプール
 <死後50年、突然蘇った青年ピアニストが、学生たちと音楽大学の事件に挑む!>という帯の文句を見て・・・「この話、知ってる!」と確信。
 『この世の涯てまで、よろしく』じゃないですか・・・。 文庫で改題はよくある手口ですが、こんな即物的な題名よりも(そりゃ内容はわかりやすいけどさ)前の方が好きだった。

  曲がり角の死体.jpg 曲がり角の死体/E・C・R・ロラック
 アガサ・クリスティに並ぶ“もうひとりの女王”によるマクドナルド主席警部シリーズ、邦訳3作目。 原著は1940年発行の<英国本格黄金期の快作>とのこと。
 あぁ、こういう時代のミステリの魅力にはまると抜け出せないなぁ。

  火葬国風景.jpg 火葬国風景/海野十三
 先月の『獏鸚』に続く海野十三の著作の一部を新たにまとめた作品集。
 こっちはそれほど買いたい気持ちは強くはなかったんだけど、表紙イラストにやられた・・・タイトルのフォントも素敵。 東京創元社では「うんの・じゅうざ」と統一表記にするようなので(本や出版社によって「うんの・じゅうぞう」だったりもしてるから)、あたしも今後はそれにならうことにします。
 そしてあと一冊は、超大物が!

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(8) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
かしこんさん、こんばんは。<br>
魅力的な装画が並んでますねー!<br>
特にやはり海野さんの・・・<br>
ふらふらと買ってしまいそうですねえ。<br>
<br>
ところで「不思議島」よその図書館から借りられそうです、読めそうです!<br>
お気づかいいただきありがとうございました(^O^)<br>
「症例A」も読みました、楽しめました。<br>
多島さんって今までタイトルや装画で損してたのでは。<br>
ちょっと地味な感じですよね。<br>
作品のイメージが湧かないというか。<br>
「黒百合」は単行本装画素晴らしかったけれども。<br>
(タイトルはやはり地味ですね。)
Posted by みこ at 2016年12月04日 13:16
みこさま<br>
<br>
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。<br>
ちょっと体調不良で、寝込んでおりました。<br>
<br>
そうなのです、出版社のメルマガで「今回買うのはこのへんかなぁ」と<br>
予定を立てていくのですが、本屋で現物を見てしまって装丁にやられる<br>
ことが結構あります。<br>
<br>
『不思議島』、よかったです!<br>
最近の図書館のネットワーク利用、侮れませんよね。<br>
多島ファンとしては彼の扱われ方にずっと不満があったのですが、いい<br>
編集者に恵まれなかったのかなぁ、と思ったりもします。<br>
『症例A』は多島作品としては長編ですし、多分いちばん売れたんだと<br>
思いますが、そのときに角川書店がうまくバックアップできていたかと<br>
いえば疑問ですし(とはいえ、その後も新刊を出版していたのは角川<br>
なんですが)。<br>
東京創元社と組んでからは過去の名作が復刻されたり、『黒百合』が<br>
生まれたりとその先に期待していただけに・・・残念です。
Posted by かしこん at 2016年12月04日 13:16
かしこんさん、こんばんは。<br>
体調いかがですか?<br>
せっかくのお休み、すぐ治りますように・・・<br>
<br>
ところで「火葬国風景」半分読みました。<br>
科学的奇想、まさに!<br>
こんな作家さんがあんな昔にいらしたんですねえ。<br>
SF展でもお名前がバンと出ていたのが分かります。<br>
<br>
この記事中の他の4作品も読みたくてたまらないんですが、<br>
1000円の文庫そうそう買えません・・・<br>
まずは買って未読状態の本を読んでからにします。<br>
<br>
そうそう北上次郎さんの「勝手に!文庫解説」読みました。<br>
「七王国の玉座」のシリーズの解説がとても面白かったです。
Posted by みこ at 2016年12月04日 13:16
みこさま<br>
<br>
おはようございます。<br>
おかげさまで、だいぶよくなってきました。<br>
ただ、うっかりするとナルコレプシーのように自覚なく眠ってしまい<br>
ます・・・夏の疲れがどっと来ているのかもしれません。<br>
<br>
海野十三さんは私も年表でしか知らなかった方ですが、さすが大物が<br>
並ぶ年表に名を連ねているだけのことはあるなぁ、と。<br>
編者の日下三蔵さんの選択眼もあると思います、「あの時代の雰囲気も<br>
あり、現代でも十分通じる作品」を選んで編んだ、ということでもある<br>
でしょうから。<br>
そう考えると、どれだけの知らない作家・作品が埋もれているんだろう<br>
・・・と気が遠くなりますね。<br>
<br>
北上次郎さんは「ファンタジー不得意」と言いながら、気に入ったものは<br>
バンバン褒めるのはいいんですが、その褒め方が結構浅い(汗)。<br>
たまに褒め方が安直過ぎていらっとしてしまうことがあるんですが、それは<br>
私がその作品群に過剰な思い入れを持ちすぎということなんでしょうか?
Posted by かしこん at 2016年12月04日 13:16
かしこんさん、お大事になさってくださいね。<br>
<br>
北上さんに関しては「守り人」シリーズで<br>
私も同様に感じていました。<br>
私は絵本・児童文学が好きなので<br>
昔から上橋さんあさのあつこさん佐藤多佳子さん<br>
荻原さん森絵都さんの作品が面白くて好きだったのですが<br>
続々と一般の分野でもてはやされるようになり<br>
いろんな方から批評されるようになり・・・<br>
そのこと自体も違和感を感じていました。<br>
<br>
ただ北上さんは「面白そうだなあ」と思わせることに<br>
長けてらっしゃるので(何様?)<br>
結構楽しく読めてます。<br>
深いところまで書かないのは、読む人の楽しみとして<br>
「余白」として取ってあるのではないかなあと<br>
勝手に思ってます。<br>
「七王国」に関してもすごく読みたくなってますよー。<br>
ただシリーズの先が長そうで・・・<br>
<br>
「アルファ/オメガ」もめっちゃ読みたいのですが<br>
同じ理由で躊躇してしまいます。<br>
清水玲子さんか水樹和佳さんマンガ化してくれないかなあ。<br>
<br>
とりあえず「サイロ三部作」読まなくちゃ☆
Posted by みこ at 2016年12月04日 13:16
みこさま<br>
<br>
お気遣いありがとうございます。<br>
でもまだ休みはありますし・・・、ただもう少しで休みが終わるのか<br>
・・・と思うと、ちょっとつらい(&かなしい)です。<br>
あぁ、仕事行きたくない・・・。<br>
<br>
そうそう、北上次郎さん、『獣の奏者』の解説も書いてましたよね!<br>
そのときにも「こいつ、何様!」と思いました(そんな私も「何様!」<br>
ですが)。<br>
ご専門であるハードボイルド・冒険物のときもそんなに深く語らず、<br>
むしろ類似作品を並べて「知識ひけらかしすぎ!」と感じていたことも<br>
ありましたが・・・それは読者への親切な誘導だったんですね(でも<br>
紹介されている本が大概品切れだったりするので腹が立つのです)。<br>
<br>
『七王国の玉座』は、一応そこで完結していると思えば思えないことは<br>
ないので、そこだけ読んでみるというのもありかなぁと思います(だって<br>
まだシリーズ全部完結していないですし)。もしくは、作者が監修に<br>
入っているドラマ版『ゲーム・オブ・スローンズ』から観てみるのも<br>
ありかと思われます(私の知人で、ドラマから入って原作を読み始めた人が<br>
います)。でもドラマに影響を受けて構想が拡大しちゃっているので<br>
作者の原稿が進んでいない、という噂が・・・そのうち原作がドラマに<br>
追い付かれそうです(邦訳分ではそろそろ追い付かれます)。<br>
<br>
『アルファ/オメガ』は設定だけ見ると中期の萩尾望都SFっぽくも<br>
ありまして・・・だから惹かれてしまったのでしょう。全然違うけど<br>
『A−A’』や『スター・レッド』のような感じというか。<br>
でもこの一冊で終わりのはずですが・・・違いましたか?<br>
<br>
サイロ三部作、私も『ウール』読み始めてます!<br>
結構最初の方から「うおぉ!」な展開で、すでにドキドキしています。
Posted by かしこん at 2016年12月04日 13:16
かしこんさん、こんばんは。<br>
書店で「アルファ/オメガ」の訳者解説を読んだんですが、<br>
3部作になるそうです。<br>
第2部は来年イギリスで出版される予定とか。<br>
完結してから読もうかなー。<br>
でも一冊でも楽しめそうな気がします。
Posted by みこ at 2016年12月04日 13:16
みこさま<br>
<br>
こんばんは。<br>
急性副鼻腔炎のため寝込んでおりまして、お返事が遅れましてすみません。<br>
<br>
『アルファ/オメガ』、帯と裏表紙のあらすじしか読んでいなかったので<br>
失礼いたしました。<br>
まだ原著が完結していないから(そして邦訳も続きを確実に刊行できるか<br>
わからないから)、三部作は宣伝文句から外したのかもしれませんね。<br>
『氷と炎の歌』のように途中から構想が拡大する場合もありますしね。<br>
<br>
『ウール』、もう少しで読み終わりそうです(しかし今は頭がぼーっと<br>
しがちなので文章が入ってきません・・・<img src="/image/emoji/06.gif" border="0">)。<br>
WOOLの意味がわかったときには鳥肌立ちました。
Posted by かしこん at 2016年12月04日 13:16
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