2014年05月25日

『MOZU』予習完了



百舌の叫ぶ夜/逢坂剛



 ドラマ『MOZU』Season1はまだ6話ぐらいまでしか見ていないのだが・・・途中から



原作を先に読み始めた。 なんとなく記憶と違うなぁ、という印象を確認するため(なにせ



読んだのが高校のときだから、うろ覚えということもあり)。



   倉木(西島秀俊)はドラマのほうが感情の動きがあるなぁ。



 時間軸が変わっている、というのは覚えていたので、読みながら多分しっかり内容を



追えたと思う。 だから爆発事件の真相にあっさり気づき、登場人物たちがどうしてそれを



わからないのか不思議になるが、あたしはかつて一度読んでいるのである・・・それを



忘れるのはダメだろ。



 作者あとがきが昭和61年になっていたので、内容の古さは否めないものの・・・実は



“百舌”の運命の愛について描かれていた一行に戦慄! わっ、ここ、前は気づかなかった。



 『百舌の叫ぶ夜』というタイトルの意味に、納得。





幻の翼/逢坂剛



 『百舌の叫ぶ夜』の1年3カ月後が舞台の続編。 登場人物も(生き残っていれば)ほぼ



引き続き。 “百舌”の帰還がドラマティックに展開。



 あたし、これ読んでなかったわ。



   大杉警部補、大活躍。



 時間軸に変更はなかったので非常に読みやすく、かなりサクサク読み終わった。



 むしろ<映像化不可能>なのはこっちなんじゃないか?、と思う。



 特に精神科病棟に対する描写が時代を感じさせすぎ、ドラマ『幻の翼』が全5話なのは



そのあたりをがばっと省略している(別設定に変えている)からか?



 明星美希刑事のキャラが変わりすぎに思えるのが気になるが、大杉警部補は期待を



裏切らない。 “百舌”の動きも鮮やか過ぎて目を見張る。



 解説で北方謙三も書いているが、いちばんバックボーンを知りたいのは津城俊輔警視正



だなぁ。 彼が何故そういう存在になったのか、の過程が描かれたら、もしかしたらいちばん



ハードボイルドかも。 外見描写は違えども、小日向さんを配役した意味がわかったわ。



 これで、予習は完了。



 いかにドラマが現代的に、視覚的に変更しているかを確認できるぞ!


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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