2014年05月05日

ソロモンの偽証 第V部 法廷/宮部みゆき

 そして、実際の法廷が開催された5日間の話。
 法廷で出された新事実は予想通りのものだったし、結論としては驚きはなかったけれど・・・自分で考えて行動して発言する中学生たちの姿はいいもんですねぇ(なんかあたし、河野所長と同じ気持ちになってる?)。

  ソロモンの偽証3.jpg 体育館が、法廷に。

 これは・・・なんというのでしょう、一時期騒がれた<危険な14歳>へのひとつの対処法の提示でもあり、「それでもやっぱり生きていることには意味はあるんだよ、どんな意味かはよくわからないけど、それでも」という、悩める人々への作者のエールなのかな、という気がした。 そのために700ページ越え、3冊、というのもすごいけど。
 より、キャラクターが鮮明になる中学生たち。 裁判の終了とともにこの物語も終わり、エピローグとして20年後のひとりの人物のモノローグが描かれますが・・・他の人たちのその後、「今でも友達です」というみんなのその後について、ちゃんと教えてほしかったよ!
 読者が自由に考えていい、ってことなのかもしれないけど、そこがちょっと、物足りず。
 だって野田くんが○○になってるなんて、こっちの予想と違ったもん!

ラベル:国内ミステリ
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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