2014年04月01日

万能細胞はいずこへ

 今日、理化学研究所が会見を開くということで、NHK総合の10:25〜の番組を予約録画した。 帰宅後、見る。
 ・・・なんだ、これは。
 なんと言ったらいいのでしょうか・・・でもそんな言葉しか出てこない。
 あたしはちょっと理系にいたことがあるのですが、そんなちょっとしか足を踏み入れていないあたしから見ても、論外としか言いようがない(そんな厳密さにあたしは耐えられないと感じたからこそしっぽを巻いて逃げだしたのに)。
 「条件の違いを認識せずに利用した」って、なに? そんなことありえない!
 「細胞の作られる過程、実験条件の違いを認識していなかった」とは? なんの実験をしてるかわかってたのか?!、と大学の研究室だったら先輩や先生方にツッコミ倒されるよ。
 反論もまた・・・「見やすい写真を示したいという考えから」切り貼りした(しかもそのことを悪いと思ってなかったみたいだが)って、そういうときは撮り直すんですよ! 撮り直しのために実験をやり直すのも当たり前(復元実験ができないならばどこかに自分の誤りがあるということ)。 3年で実験ノート2冊とか、どんだけ厚いノートなの?!
 まぁ、報道されている範囲では、研究者としては大学3年生以下としか思えないんですけど・・・それとも、理論生物学というジャンルで生きていらっしゃるのか? 納得のいく、ご本人の反論を待ちたいと思います。
 理化学研究所って憧れの職場だったんだけど(そこで働きたいということではなくて、学生たちの指導をしないけど大学のようにのびのび研究できる環境がある、という意味で)、学生たちのゼミや中間発表会などが相互チェック機能として働いていて、むしろ大学のほうが有効なんじゃないの?、と思ってしまった(勿論、大学や研究室、学生のレベルによって変わるんでしょうけど)。
 あー、最初の発表のとき「STAP細胞、すごい!」と素直に盛り上がれなかったんだけど、そういう何かを感じていたのかしら(リケジョというものに対して間違った認識を広めそうなマスコミへの懸念のせいかと思っていた。 というか“リケジョ”ってなによ、みたいな)。
 まぁ、いちばん大事なのはSTAP細胞が存在するかどうか、です。
 でもこんな形で泥を塗られてしまっては、信頼の回復にも時間がかかるよ・・・その結果、再生医療が進めばいいんですけどね。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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