2014年02月15日

ブラックリスト/Blacklist



 海外ドラマ専門チャンネル<スーパー!ドラマTV>が今シーズンいちばん力を入れて



いるらしきドラマ『ブラックリスト』をまずは第3話まで見た。



 もし、FBIもCIAもその存在すら知らない凶悪犯罪者たちがいるとしたら。



 もし、そんな犯罪者達の情報を細部まで網羅している“リスト”があったなら。



 もし、そのリストを持っている人物が最重要指名手配犯で、自らそのリストに載っている



凶悪犯たちの逮捕に協力しようと申し出たら?



 そんな仮定が仮定ではないのが、ドラマ『ブラックリスト』である。



 世界中の犯罪者たちに裏で協力し、“犯罪コンシェルジュ”とも呼ばれる国際的な最重要



指名手配犯レイモンド・レディントン(ジェームズ・スペイダー)がある日突然FBIに出頭して



きた。 “ブラックリスト”の存在を明かし、その証拠に今日これから起こ大がかりなる犯罪を



予告してみせる。 ただし、彼が自分の担当に指名したのは当日が勤務初日のFBI新人



捜査官のエリザベス・キーン(メーガン・ブーン)。 一体彼にはどんな思惑が・・・という話。



 ちょっと『羊たちの沈黙』みたいですよね。



   どこが、ジェームズ・スペイダー?



 ジェームズ・スペイダー、実は好きな俳優です。 細面のハンサムでありながら、



追いつめられると光る演技と存在感が大変あたしのツボだったのです。



 『ウォッチャー』ではFBIのプロファイラーという主役なのに、シリアルキラー役だった



キアヌ・リーヴスのほうが日本では人気も知名度もあったのでキアヌの主演のように宣伝



されてましたが、あたしはジェームズ・スペイダー目当てで見ましたよ! これもまた



追いかける側でありながら“深淵に覗きこまれた者”でもあるという苦悩が、かっこよかった



のです。 どの作品で彼に魅了されたのかははっきり覚えていないのですが、2000年



周辺時期のCATVの映画チャンネルで、彼の出演作を意図せずまとめて見た結果では



ないかと。 個人的にはジョン・キューザックと光と影のような人生を歩む『トゥルー・



カラーズ』
が好きです!



 いまちょっと調べてみたら、『ウォッチャー』が2000年。 サイコサスペンスが流行した



時期とだぶっているのか、『トゥルー・カラーズ』が1991年、『ストーリービル/



秘められた街』
が1992年、『水曜日に抱かれる女』が1993年、『スターゲイト』



1994年、『クラッシュ』が1996年と、他にもいろいろありますが、あたしがよく見ていた



彼の作品は1990年〜2000年の制作、つまり今から14年〜24年前の彼なわけですよ。



スピルバーグの『リンカーン』でジェームズ・スペイダーに気づけなかったあたしは、もう



その齟齬に気づいて受け入れるべきだった。



 なんかでっぷりしちゃって、あの細面なハンサムさはどこへ?



 しかも今回はスキンヘッドになっていて、周囲の人間をどんどん振り回す役どころ。



 あぁ、あの正気と狂気の間を綱渡りするような繊細さはどこへ?!



 勿論、それはレイモンド・レディントンという役を演じるためだとわかっていますよ。 何を



考えているのかわからないふてぶてしさを手に入れるために太ってみせ、スキンヘッドに



してハンサム度合いを捨てた。 でもグリーンがかった青い瞳には知性と誠実さが宿り、



洗練された物腰と丁寧な口調の毒舌でこっちの感情移入を拒絶する。



 あたしの知っているジェームズ・スペイダーのかっこよさはかけらもないが、役者としての



かっこよさを見せつけられましたよ・・・でも同一人物なの? 時の流れは無常だわ。



 『ブラックリスト』はドラマ自体とても面白いので(伏線がきっちり張り巡らされていて、



あるシーンや台詞がのちのち意味を持つことがわかるので油断して見ていられない)、



新しいジェームズ・スペイダーにも慣れてしまいそう・・・。


ラベル:海外ドラマ
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック