なんとなく、「金曜日は本を買う日!」みたいになっている此頃。
気になる本が新刊棚に並んでいると、ついついあれもこれもと手を出してしまう。 目的のもの一冊だけで終わりたいなぁ! でもそれはそれで物足りないのであろうか。
<THE BEST OF CONNIE WILLIS>第一弾、コメディ編。
長編作品はだいぶ復刊されているけれど、以前の短編集はほぼ絶版という日本の現状を鑑み、ヒューゴー賞・ネビュラ賞を獲った短編を再編集した本を日本風にアレンジ(本国では一冊で刊行されているが、分厚くなるので日本では二分冊)。 タイムトラベルシリーズの第一作『見張り』は『空襲警報』と改題されて来月発売の二冊目・シリアス編の表題作になるそうです。
『夏を殺す少女』で話題の作者による別作品(といっても、あたしは買ってあるけどまだ読んでいないのですが・・・)。 スリラー要素の加わった古き良き探偵小説みたいな感じがする。 プラハが舞台になっているのもいい感じ。
ヘンリ・メリヴェール卿シリーズの幻の一品、半世紀ぶりの復刻!、だそうです。
古典ミステリが新訳として新たに発売されるのはうれしいのでついつい買ってしまうのですが、なにひとつ読めていない現状(あ、『火刑法廷』は読んだけど)。 老後の楽しみと割り切るべきなのかもしれん(もしくは子供の頃に手に入らなかった悔しさを埋め合わせているというべきか)。
とりあえず創元推理文庫とハヤカワ文庫のめぼしいのは買っておきます!
全編の大半が盗み聞きで構成されているという『血の探求』/エレン・ウルマンも大変面白そうなのですが、ハードカバーなので文庫化を待ちたいと思います(もしくは図書館かな)。
でも東京創元社も早川書房も装丁に力を入れてくれているので、買う側としてはうれしい。 某大手出版社は見習ってほしい。
これもYAモノにあたるのかしら。 恋愛を“病”と認定した近未来のアメリカでは18歳以上の人間はすべて治療を受け、恋愛問題で頭を悩ませたり人間関係がごたごたすることもない世界になっている、という設定。 しかし治療前の17歳である主人公は・・・みたいな話?
SF青春もの、というジャンルにもなんだか弱いあたしなのだった。
東北が舞台ということで、ハードカバー刊行当時から気になってはいたのですが・・・。
でもこの作者の人、『ベルカ、吠えないのか?』の人だよね。 独特のロックな感じがうまくはまるかどうかに若干危惧を覚えつつ、でも東北だからな。
先日の『松本清張ドラマスペシャル』でこの本のことを思い出し、「また読みたいなぁ」と思ったので。 図書館で借りてもよかったのですが、古くて年季が入っていそうな気がして(ページほつれそう、とか)。 表紙も新しくなり、活字も大きめに。
ただ、どこの出版社だったか思い出せなかったので(背表紙も黒だったか赤紫だったか・・・)、結構棚をうろうろしてしまいました。
ラベル:新刊