今日もまたニュースサイトを開いたら、「『風立ちぬ』、アカデミー賞にノミネート!」とトップで出ているけれど、他の作品については一切言及が・・・(短編アニメ部門に日本の作品がノミネートのことは書かれてあったけど)。 なんなんじゃ!、とWOWOWの特設サイトを見に行くことに。
そしてニュースサイトの“関連ニュース”項目に日本アカデミー賞のことが・・・。
なんで同じ日に発表するかなぁ、影響弱いじゃないか。
第86回アカデミー賞ノミネーション
<作品賞>
『アメリカン・ハッスル』 『キャプテン・フィリップス』 『ダラス・バイヤーズクラブ』
『ゼロ・グラビティ』 『her/世界でひとつの彼女』
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 『あなたを抱きしめる日まで』
『それでも夜は明ける』 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
全部で9作品か・・・アメリカ的には結構盛り上がった年と言えるのかも。
はっ、『ラッシュ』がガン無視されてる!!
<主演男優賞>
クリスチャン・ベイル (『アメリカン・ハッスル』)
ブルース・ダーン (『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)
レオナルド・ディカプリオ (『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)
キウェテル・イジョフォー (『それでも夜は明ける』)
マシュー・マコノヒー (『ダラス・バイヤーズクラブ』)
そろそろレオナルド・ディカプリオにあげてもいいんじゃないの・・・という気がしてきました。
でもマシュー・マコノヒーなのかな、という気もするし。
<主演女優賞>
エイミー・アダムス (『アメリカン・ハッスル』)
ケイト・ブランシェット (『ブルージャスミン』)
サンドラ・ブロック (『ゼロ・グラビティ』)
ジュディ・デンチ (『あなたを抱きしめる日まで』)
メリル・ストリープ (『8月の家族たち』)
メリル・ストリープ、何度目?! スター揃いですなぁ。
<助演男優賞>
バーカッド・アブディ (『キャプテン・フィリップス』)
ブラッドリー・クーパー (『アメリカン・ハッスル』)
マイケル・ファスベンダー (『それでも夜は明ける』)
ジョナ・ヒル (『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)
ジャレッド・レトー (『ダラス・バイヤーズクラブ』)
最近、主演と助演の区別がなくなってきたような。 そういう意味ではジョナ・ヒルは確かに脇に回る人だ。 バーガット・アブティってソマリア海賊役の人だよな・・・他の映画で役を演じられるのか・演技を続けていく人なのかわからないくらいの怖さでした。
<助演女優賞>
サリー・ホーキンス (『ブルージャスミン』)
ジェニファー・ローレンス (『アメリカン・ハッスル』)
ルピタ・ニョンゴ (『それでも夜は明ける』)
ジュリア・ロバーツ (『8月の家族たち』)
ジューン・スキッブ (『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)
『アメリカン・ハッスル』はとにかくキャストの揃え方がずる過ぎる!
『そして父になる』ばりのずるさだ!
<監督賞>
デヴィッド・O・ラッセル (『アメリカン・ハッスル』)
アルフォンソ・キュアロン (『ゼロ・グラビティ』)
アレクサンダー・ペイン (『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)
スティーヴ・マックィーン (『それでも夜は明ける』)
マーティン・スコセッシ (『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)
デヴィッド・O・ラッセルやアレクサンダー・ペインはもう常連感が・・・あたしはアルフォンソ・キュアロンを推したいですね。
<脚色賞>
『ビフォア・ミッドナイト』
『キャプテン・フィリップス』
『あなたを抱きしめる日まで』
『それでも夜は明ける』
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
<脚本賞>
『アメリカン・ハッスル』
『ブルージャスミン』
『ダラス・バイヤーズクラブ』
『her/世界でひとつの彼女』
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
<撮影賞>
『グランド・マスター』
『ゼロ・グラビティ』
『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
『プリズナーズ』
<美術賞>
『アメリカン・ハッスル』
『ゼロ・グラビティ』
『華麗なるギャツビー』
『her/世界でひとつの彼女』
『それでも夜は明ける』
『華麗なるギャツビー』があるってことは映画や演技陣はガツンと無視されたってこと? ディカプリオ、がんばれ!
<音響編集賞>
『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』
『キャプテン・フィリップス』
『ゼロ・グラビティ』
『ホビット 竜に奪われた王国』
『ローン・サバイバー』
<録音賞>
『キャプテン・フィリップス』
『ゼロ・グラビティ』
『ホビット 竜に奪われた王国』
『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』
『ローン・サバイバー』
<編集賞>
『アメリカン・ハッスル』
『キャプテン・フィリップス』
『ダラス・バイヤーズクラブ』
『ゼロ・グラビティ』
『それでも夜は明ける』
技術系の賞は『ゼロ・グラビティ』が全部持っていきそうな気がするが・・・。
<作曲賞>
『やさしい本泥棒』
『ゼロ・グラビティ』
『her/世界でひとつの彼女』
『あなたを抱きしめる日まで』
『ウォルト・ディズニーの約束』
<歌曲賞>
『アローン・イェット・ノット・アローン(原題)』“アローン・イェット・ノット・アローン(原題)”
『怪盗グルーのミニオン危機一発』“ハッピー(原題)”
『アナと雪の女王』“Let It Go 〜ありのままで〜”
『her/世界でひとつの彼女』“ザ・ムーン・ソング(原題)”
『マンデラ ロング・ウォーク・トゥ・フリーダム(原題)』“オーディナリー・ラヴ(原題)”
<衣装デザイン賞>
『アメリカン・ハッスル』
『グランド・マスター』
『華麗なるギャツビー』
『ジ・インヴィジブル・ウーマン(原題)』
『それでも夜は明ける』
<メイク・ヘアスタイリング賞>
『ダラス・バイヤーズクラブ』
『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』
『ローン・レンジャー』
『ジャッカス』を数に入れるだけでもすごいぞ! あのジジイメイクに対してか!
<視覚効果賞>
『ゼロ・グラビティ』
『ホビット 竜に奪われた王国』
『アイアンマン3』
『ローン・レンジャー』
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
<外国語映画賞>
『オーバー・ザ・ブルースカイ』
『追憶のローマ』
『偽りなき者』
『THE MISSING PICTURE(英題)』
『オマール(原題)』
<長編アニメーション映画賞>
『クルードさんちのはじめての冒険』
『怪盗グルーのミニオン危機一発』
『アナと雪の女王』
『アーネストとセレスティーヌ』
『風立ちぬ』
『アナと雪の女王』はアメリカですごくヒットしてるし、評価も高いみたいなので『風立ちぬ』は難しいと思う・・・でも日本のマスコミは過剰に期待した報道をするんだろうなぁ。
<短編アニメーション映画賞>
『フェラル(原題)』
『ミッキーのミニー救出大作戦』
『ミスター・ハブロット(原題)』
『九十九』
『まほうのほうき』
<短編実写映画賞>
『ザット・ワズント・ミー(原題)』
『全てを失う前に』
『ヘリウム(原題)』
『ドゥ・アイ・ハヴ・トゥ・テイク・ケア・オブ・エヴリシング(原題)』
『ザ・フォアマン・プロブレム(原題)」
<短編ドキュメンタリー賞>
『ケイヴディガー(原題)』
『フェイシング・フィアー(原題)』
『カラマ・ハズ・ノー・ウォールズ(原題)』
『ザ・レディ・イン・ナンバー6(原題)』
『プリズン・ターミナル(原題)』
<長編ドキュメンタリー賞>
『アクト・オブ・キリング』
『キューティー&ボクサー』
『ダーティー・ウォーズ(原題)』
『ザ・スクエア(原題)』
『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』
あー、『キューティー&ボクサー』、今、公開中だなぁ。 日本人がらみとはいえ、ドキュメンタリー映画が公開されることもぐっと増えたことが実感されます。
長くなりましたので日本アカデミー賞については明日!
ラベル:アカデミー賞