2013年09月29日

マルティン・ベックが帰ってきた!



 東京創元社と早川書房以外の、新刊情報には手薄である(その二社はメルマガを



読んでいるのでいろいろわかることあり)。 なので新聞の下の方の広告とか、アマゾンの



お薦めとか、実際に本屋に行って気づくことが多い。 だからそのタイミングをはずすと、



「なにーっ! いつの間にー!」ということになったりする。



 そんなわけで、また意外な出会い。



 マルティン・ベックだ!



   刑事マルティン・ベック 笑う警官

                      /マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー




 しかも待ち望んでいた、柳沢由実子による、新訳!



 それがよりによって、角川文庫で! ( ← いやいや、角川書店を否定するつもりは



ないのだが、マルティン・ベックシリーズ全10作の版権を持ちながら『笑う警官』以外



長らく品切れ状態で放っておいたのに、今頃? てっきりやる気ないと思っていたので、



東京創元社に権利を移してくれないかなぁ、そして世界の警察大河小説を東京創元社と



早川書房で引き受ければいいのに、と思っていたから)



 勿論、新訳が出てくれるのはうれしいし、ありがたい。



 でも復活一冊目がシリーズで最も評価が高い(それ故に旧訳本もまだ存在する)これに



するなんて・・・なんだかなぁ。 と、ぶつくさえらそうに言っておりますが、あたしがこの



シリーズを知ったのはWOWOWでスウェーデン発のドラマを見たときだし(10年くらい



前?)、そのときにはもう原作は品切れだったと思う。 詳しい方々にはとっくに常識だった



でしょうが、ヴァランダーシリーズにはまってから図書館で古い本を探して読んだのは



つい数年前のことだったりします。 なので乗り遅れ者の希望だったんですけどね。 



 しかし訳者あとがきによると、マルティン・ベックシリーズをスウェーデン語から直接訳す



ことはご本人の長年の夢であったこと(旧訳は英語版からの日本語訳)、次回からは



シリーズの順番通りに刊行予定だとあり、ばんざーい!、な気持ちなのであった。



 これも日本で地味に続いている北欧ミステリブームと、柳沢由実子さんの熱意と、本国



スウェーデンでの再評価が重なっての出版社のゴーサインだということで・・・結局商売



なんだよね〜、難しいなぁ。



 ちなみに次に出る(時期不明)一作目のタイトルは『ロセアンナ』なんだって!



 旧訳では『ロゼアンナ』でしたよ。 女性の名前だけど、本国の発音により近いわけね!



あたしのお気に入り『バルコニーの男』と『消えた消防車』はどういうタイトルになるんだろう?



 それはそれで楽しみ!


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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