2013年06月21日

今日は3冊と、他に2冊。



 雨である。 盛大に振ったり、しとしと降ったり、断続的に緩急つけて降り続く雨は



まさに<梅雨時>といった趣。



 それ故に、あたしは靴とカバンを固定している。 多少の水ならはじく帆布のカバンは



多少使いこんでいるがためにより雨に強い。 しかし縦に長い構造なので、細かいものが



どんどん下に入り込んでしまった見つけにくい、という欠点が(今日はポケットティッシュを



見つけるのに一苦労)。



 が、本を買うときも水に強いカバンは便利なのである。



   宇宙兄弟21/小山宙哉



 いつの間にやら21巻。 そしていつも通りのスローペース・・・ま、これが『宇宙兄弟』の



よさなんですけどね。 30巻ぐらいになったら、ムッタがNASAに行ってからあたりから



一気読みしたい。



 どこか影がある・問題を抱えていそうな人物として描かれてきた人も、ムッタやヒビトの



おかげ?で人間的な部分の深みが出てくることが多かったけど、出てきたときから取り



つく島もないNASAのゲイツは最強の敵役ですか? ま、そのうちコテンパンにやられる



んだろうな、と感じつつ、それがだんだんかわいそうになってきました。 ムカつくけど。



   嘘解きレトリック1/都戸利津



 初めて読む漫画家さんに対してはハードルが高くなってしまうあたしですが、これは



タイトルが気に入ったのと、どことなく神谷悠につながりそうな絵にあまり抵抗感が起き



なかったので。 舞台は昭和初年の日本。 物心ついたときから他人の言葉にウソが



あるかどうか聞き分けられる能力を持っていた浦部鹿乃子は、その能力故に生まれた



村では疎まれ、母親にもつらい思いを。 15歳で村を飛び出し都会へ出てきたはいいが



コネも何もない彼女には仕事口を探すのも容易ではなく、挙句行き倒れそうなところを



親切な人に助けてもらって・・・という話。



 「人は誰しも嘘をつく」という大前提を掲げておきながら、実はストーリー展開は性善説、



という・・・文科省推奨にしてもいいのではないかと思うくらい(この先はわかりませんが)。



 そう、彼女はその能力を高く買われ、探偵さんの助手になります。 信頼されて、自分の



居場所ができることに対しての彼女のよろこびが、葛藤を乗り越えて素直にうれしさを



爆発させられることに、あたしは安堵しました。



   パラダイス・ロスト/柳広司



 『ジョーカー・ゲーム』シリーズ第3弾。 「あ、これ読んでなかったなぁ」と思い出したら



文庫がもう出ていたので買う。 ハードカバーが出たときに、『ジョーカー・ゲーム』



『ダブル・ジョーカー』に続いて『パラダイス・ロスト』って・・・これでシリーズ終わりって



ことなのかなぁ、と訝しがり、読むのをためらわせたのだった、そうだった(で、そういうことを



今、買ってから思い出すって)。



 それでもD機関には、組織として生き残ってもらいたいなぁ。





 それと、先日図書館から本を借りつつも、いそがしさのあまりまったく手をつけられて



いなかったもの。



   萩を揺らす風/吉永南央



 なんとなく“日本版・コージーミステリ”みたいな表紙につられて。



 主人公がおばあちゃんと呼ばれる年代の方だということで<老女ハードボイルド>を



期待しています。



   小説フランス革命1 革命のライオン/佐藤賢一



 あたしにとってのフランス革命とは『ベルばら』であります。 しかし終盤、革命の立役者だった



ロベスピエールやサン・ジュストもまたのちに断頭台の露と消える・・・ということが理解



できなくて、<恐怖政治>をキーワードに結構調べたつもりだったけど地方の図書館には



あまり資料がなくて、納得いかないまま大人になったあたしに、木原敏江が『杖と翼』



サン・ジュストをメインに描いて恐怖政治の実態を教えていただきました(自分で史学部



行ってフランス革命を専攻にするほど入れ込んではいなかった、というのがあたしのダメな



ところです)。



 そして満を持しての登場、<小説・フランス革命シリーズ>!



 これは読んでおくべきでしょ。 というか、読んでわかる自分になっているはず・・・という



期待もこもっていますが、なにしろ長いし(まだ完結してないし)、ゆっくりじわじわ行きたいと



思います。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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