2013年06月20日

ポゼッション/THE POSSESSION



 見るからにB級ホラー映画ですが(しかもそういうの好きなんだけど)、サム・ライミが



プロデューサーをしているということで若干期待値が上がります。 しかも監督が『ナイト



ウォッチ』のオーレ・ボールネダルだというではないか、これまでなにやってたんだ!



 B級の中でも上位ランクではないかと更にやんわり期待する(期待しすぎると失敗する



のでひそかに自分を戒める)。



   少女 箱 体内 謎 実話

    ・・・・ポスター、グロすぎですよ!



 これは“事実に基づいた物語”=“Based on a true story”と出る。



 先日の『コレクター』に比べて脚色度は低いということだろうか(なんでも元ネタはLA



タイムスに載ったコラムだそうである)。



 ハイスクールでバスケのコーチをしているクライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、



3か月前に妻と離婚したばかり。 親権は元妻であるステファニー(キーラ・セジウィック)が



持つことになったが、週末には2人の娘がクライドの家で過ごすことに。 クライドが新居に



引っ越してから初めて娘たちが遊びに来る日、近所のガレージセールで次女エミリー



(ナターシャ・カリス)が読めない字が彫りつけられた木箱を気に入って買う。 クライドには



開けることができなかったその木箱の中には、あるものが封じ込められていて、その日



以来エミリーとそのまわりでは次々と異変が起こりはじめる・・・という話。



   しかし木箱は開けてもらいたい人を

   選ぶようだ・・・エミリー一人のときに、勝手に開く。



 結構見覚えある人、多数出演。 あぁ、このお父さん、『グレイズ・アナトミー』の最初の



頃に出ていた心臓病の患者さんか・・・やっと思い出した。 元妻だって『クローザー』の



人だもんね(どんだけ海外ドラマ見てるんですか、という話)。



 まぁはっきり言ってしまうとエクソシストものなんですが、インターネットのある世の中



なのでぎりぎりまでお父さんが調べて自分でなんとかしようとするところが新しい? 宗教



関係の人(今回はユダヤ教のラビ)はギリギリまで登場しない。



   ちょっと映像美、意識されてます。



 露骨なビビらせ演出も控えめで、ホラーの王道を行くよりは、あえてそれを題材にして



家族そのものを描きたかったのか、という感じ。 じゃあ全然怖くないのかといえばさに



あらず、生理的な恐怖をちょこちょこ入れてきて、いやがおうにも盛り上げていくところ、



うまいです。



   その病院の構造で、そこからモルグにつながるのは

    おかしくない?、とツッコミどころも多数あれど、監督の得意なもので勝負したい

    気概を感じる。



 妹を守るため、と家族で一致団結していく過程は不自然さがなくていいのですが、



その分、元妻の交際相手が結構ひどい扱い・・・もしかして、今回いちばんとばっちりを



くらったのは彼だったのではないか、とちょっと同情。



 すべて解決、と思わせておきながらラストでひっくり返すお約束も踏襲しつつ、



本人たちが必死であるが故にちょっと笑えてもきてしまうというサム・ライミの『スペル』を



ちょっと思い出す(話は全然違うんですけどね)。



 だからですかね、結構好きです、この映画。 どうしても嫌いになれないタイプ。



   私の中に“■■■”がいる。



 ポスターはこっちの方があたしは好きだなぁ。


posted by かしこん at 06:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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