2013年04月15日

X DAY/相棒シリーズ



 結局見に行ってしまいましたよ。 劇場はドラゴンボールなどで込んでいましたが、



実はこの映画のパンフレットは売り切れ! その他のグッズも残りわずかということで



・・・意外に人気あるのかイタミン!、という気持ちに。



   俺たちは、何と戦っているんだ?

     川原さん、主役なのにこのポスター写りはどうなの・・・?



 ある銀行の屋上から墜落したらしい銀行員・中山(戸次重幸)の遺体を調べるため、捜査



一課のいつもの三人、伊丹憲一(川原和久)・三浦(大谷亮介)・芹沢(山中崇史)が鑑識の



米沢(六角精児)とともに捜査、どうやら殺人の疑いが濃いと考える。 そこに、警視庁



サイバー犯罪対策課の岩月彬(田中圭)が現れる。 インターネット上に謎のデータが



ばらまかれ、削除依頼が出てもまたすぐに現れるデータの送り主を調べていたら中山に



辿り着いたという。 中山が死んでいるとわかったら「後で報告書をお願いします」と言って



立ち去ろうとする岩月に、「お前、それでも刑事か?!」と食ってかかる伊丹。



   「現場見ないで何がわかる!」と熱血刑事の本領発揮。



 事件は2012年6月ということで・・・『相棒』シーズン10終了後から11開始前。 だから



カイトくんはまだいないし、神戸くんが特命係を去った傷心(?)を癒すためにか右京さんは



休暇を取ってロンドンに滞在中(その長期休暇の帰りにカイトくんに出会う、ということだった



んですかね)。 その時期に起こった事件を、『相棒』レギュラー・セミレギュラー総出演で



お送りするこの映画、脇役のみなさんに愛着があればあるほど楽しめる、しかし、そうで



なければなんじゃらほい、となっていることは否めないかも・・・いろんなところで(特に



クライマックス)予算の足りなさが露呈しております。 うーむ、テレビのスペシャルドラマで



よかったなぁ。 川原さんに<主演映画>というキャリアを持たせる、という意味では、



小劇場系出身の俳優のファンにとってはうれしいことなんですけどね。 特に川原さんの



立ち姿の美しさはテレビ画面よりもスクリーンのほうが映えるので、映画としての価値は



そこか。



 クールで専門分野にはクレバーな岩月に対し、「頭が悪くてすみませんね!」と答える



伊丹はなんだかやたら亀山くんみたいで、「実はあの二人、やっぱり似た者同士だったん



じゃ。 いつも口喧嘩してたのは同族嫌悪ってやつですな」って納得したり、ニヤニヤしたり。



 で、刑事としての熱血度合いに勝る伊丹が、クールでシビアな岩月に影響を与えていく



・・・という実にわかりやすい筋立てが『相棒』です。



 で、すっかり社会派の勢いに乗っている<『相棒』世界>なのでただの殺人事件のわけは



なく、その裏には現在の日本の金融経済に潜む罠(?)が・・・という展開になっております。



   そこで、神戸くん(及川光博)登場。

          片山雛子(木村佳乃)は必要悪として存在し続けるのか?



 右京さんとの直接の絡みはありませんでしたが、電話で話していた様子を聞けば二人の



関係は悪くないというか、お互い違う道を歩くことに折り合いをつけたんだなぁ、という感じが



して、この二人のコンビネーションが好きだったあたしとしてはとてもうれしかったし、ほっと



しました



 あと、陣川くんが普通に経理の仕事をしていたり、角田課長(山西惇)が大木・小松と



ともに現場に出てヤクザの事務所をガサ入れというちょっとしたアクションもこなしており、



『相棒』本編では描かれない“他の人々の日常の仕事風景”が垣間見られたのも楽しかった



です(しかし、それがこの映画のテーマなり大筋なりをぼやかした原因にもなるかも・・・)。



   送られてきた添付ファイルを読んで、

     事件の概要を読みあてる右京さん・杉下警部(水谷豊)。

     もうこうなったら、一刑事である意味がありますか?



 “X DAY”は仮に想定された日付だけど、一般市民にその存在を知られたらその日が



X−DAYになる・・・というスリリングさは面白いんですけど、日本人ってそこまでバカなの



かな?(もしくは信頼という名の日常の怠惰さに胡坐をかいているだけかもしれないけど)、



そんなに明らかなパニック起こすかな?、と考えてしまいましたが・・・。



 髪がくるくるになった矢島健一さん(サイバー犯罪対策課の課長)がかっこよかった〜。



大河内さんと角田課長が意外にいいコンビなのが笑えた(大河内さんの後を急いで追って



ジャケットをわさっと羽織る角田課長、かっこよかったよ!)。 あと、伊丹と岩月が携帯の



番号とメルアドを交換するシーンも楽しい。 だからシーズン11で岩月くんが登場した際、



まずイタミンの携帯に電話入れたんだね!、というのがわかったし。



 そんな感じであたしはキャラ愛が先走りました・・・日本経済、実際はそこまでやばくないと



信じたいところもあるし(もしかしてパンフが品切れなのは、X−DAYの意味がわかりきれ



なかったお客さんが解説を求めて買ったからなのかも)。



 実際、劇中ではイタミンも“X DAY”については理解しないまま殺人犯を追っている。



 「めんどくせーことはいいんだよ、とにかく事件を解決したいんだ!」という近視眼的な



強さが、多分イタミンのいいところよね!


posted by かしこん at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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