とりあえず本日の目的はこれ一本勝負でした。
やっと上下巻を活かす表紙になりましたよ・・・。
<マイクル・コナリーの新刊>ということで、あたしはまったく疑わず、ハリー・ボッシュシリーズの続きだと思ってた・・・帰って来てからぱらぱらめくったら、今回の主役は新聞記者のジャック・マカヴォイくんだったのである!!! 微妙にショック。
そうだったよ・・・この次の作品がハリーがとんでもないことに巻き込まれて苦悩する、ってやつなんだよ〜、すっかり忘れてた。
マカヴォイくんが主役の前作『ザ・ポエット』は面白かったんですが・・・キャラクターとしてのマカヴォイくんがあたしはあんまり好きじゃない。 なのに、その方がストーリーが面白いというのはどういうことなのか。
だからきっとこの『スケアクロウ』も面白いんだろうな、ということで早合点した自分を納得させるのであった。 解説は『ハゲタカ』の真山仁氏が書いているのだが、「男から見たらレイチェル・ウォリングにイライラする」的なことが書かれていてびっくり。 あたしにしてみたらエレノアのほうがわけわかんないんですけど・・・男から見る女・女から見る女、やはり違うもんなんですね(あたしはレイチェルは「自由だなぁ」って思います。 それにつきあう男がいるからでしょ、ややこしくなるのは)。
今日はこれだけ買って帰るはずだったが・・・見つけてしまった。
何年か前にハードカバーで読んだんですが、今回文庫化にあたり単行本未収録作品を一編収録とな! そりゃ買わないといけないでしょ。
また文庫版あとがきにより、『ブラックアウト』の続き『オールクリア1』が4月に、『オールクリア2』が6月に出るらしいことが判明。 2分冊、一緒に出ないのか! ショック。
しかし、よく考えれば他社の宣伝なんですよね(この文庫は河出書房新社だし、『オールクリア』は早川書房)。 ま、訳者の大森さんが日本におけるコニー・ウィリスの総窓口みたいになっちゃってるからですかね(翻訳作品にはよくあることです)。
4月と6月かぁ、地道貯金がんばろう。
ラベル:新刊