2012年10月28日

ダブルフェイス 潜入捜査編&偽装警察編



 WOWOWとTBS共同企画『ダブルフェイス』を前後編(?)、見ました。



 数ヶ月前からWOWOWでスポットCMを流していて・・・「どう考えてもこれって



『インファナル・アフェア』なんですけど?」という疑問が消えなくて、見終わった今も



その疑問の答えは見つからなかった。



 まぁ、前編を地上波で放送・後編を有料放送で、というのはWOWOWが加入者を



増やそうとする作戦でしかないと思うのですが(TBS側にメリットはあったのだろうか?



WOWOWのドラマ作りのノウハウの共有? 「WOWOWは見れないから前編だけ



見たってしゃーないや」という声もあったので視聴率に貢献したとも思えないし、あたしの



ようにほとんど地上波を見ない人間をひきつけるとしても、CMの多さにげんなりして



余計地上波離れが進みそう)。



   それでも地上波の方が西島さんメインなんだ、と

           いうことに視聴率を求める意地のようなものは感じられますが。



 で、前編(潜入捜査編)は時間的な制約とかいろいろあるのは仕方ないと思うのですが、



後編(偽装警察編)はそこ、別に気にしなくてもいいのでは? もっと時間かけて、掘り



下げるべきところを掘り下げるべきでは! 蒼井優を使いきれてないぞ!



 と思うのは、いろいろ説明不足というか・・・「何故、今、この日本で『インファナル・



アフェア』のリメイクをするのか」という必然性が見えてこないからなのです。



 新しいオリジナルなアプローチを加えるのかと思えば意外と『インファナル・アフェア』に



忠実だし、「どうしたいんだっ!!」って感じで微妙に不完全燃焼。 そう、こっちはすでに



とっくの昔に『インファナル・アフェア』を見ているわけで(おまけにハリウッドリメイクの



『ディパーテッド』だって見ちゃってるぐらいですよ)、今回の説明不足の部分を脳内補完



してしまうわけです(でもそれは本来おかしい)。 で、明らかに役者のみなさんの技量に



頼りすぎというか、脚本と演出の甘さが見えてしまいました・・・非常に、残念です。



 自分の中にある善と悪、どちらに振れるのかに苦しむそれぞれを描きたいなら、もっと



焦点をそっちに絞ればよかったのに。 台詞で説明されても冷めますわよ・・・。



 西島秀俊・香川照之の御両人はさすがですし(西島さんなんかトニー・レオンよりずっと



かっこいいですわ)、出番は少ないけど警視正・角野卓造さんもいい味出してるし、暴力団



組長の小日向文世さんに至っては<何を考えているかわからない人をやらせると何故か



出る色気>が今回も出ていて、おまけにこれ以上ないほど非情な人でわくわくしましたよ♪



あ、数十年前の小日向さんの描き方を意味不明の髪の毛増量ではなく、メイクでしわを



減らして肌の張りを出し、ソフトフォーカスで処理するやり方は素晴らしかったです。 あと、



ドラマWに脇役で常連化しつつある堀部くん、今回もグッジョブ!



 それにしても・・・この身も蓋もないラストを前に、どうしろと?



 おまけに、TBS放送分をちまちまCMカットしてDVDに落としたあたしに、WOWOWで



12月に前編・後編一挙放送のお知らせ・・・先に言ってくれよ〜。 そうすれば普通に



WOWOWで録画するじゃないか(てことはTBSでも同時期に後編を放送するのかしら?)。



 なんかいろいろと、視聴者として振り回された<新しい試み>でした。


ラベル:ドラマ
posted by かしこん at 06:39| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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