わーい、『エロイカ』の新刊だ〜。
いくつになっても新しい本が出ると気持ちが盛り上がる・・・『エロイカ』を読み
始めたのは小学校5年生ぐらいだったから(ちょうど『アラスカ最前線』の後半
あたりでした)、この話とも付き合いが長い。

『聖ヨハネの帰還』の最終章と、番外編2本がおさめられています。
ロシアのジジイはしぶとい(ミーシャすら若造扱い)ことに戦慄しまくった『聖ヨハネの
帰還』でしたが、実はネット社会の危うさまでしっかり描きこまれていたりして、情報化
社会極まる世の中での情報部の生き方まで考えさせられます(実際、少佐はそこまで
考えていないというか、それなりにもう対応に結論を出していそうではあるのですが・・・)。
で、自慢ではないのですが、あたしは割と本、特にマンガを読むのが速い方なのです。
しかし、今回は『聖ヨハネの帰還』完結編でいったん止まってしまい、お笑い満載の
番外編は翌日に持ち越し・・・つかれてるんだな、と自覚しました。
で、期待にたがわず番外編は、面白かったです。
特に二本目は伯爵の家系のことと絡めてエリザベス女王即位60周年とロンドン
オリンピックを持ち出すタイムリーさ。 勉強になります!
なんでも今年はエロイカ連載35周年だそうで、メモリアルブックが出るとか・・・。
あー、買うのかなー、買っちゃいそうだなー、と心なしか節約を意識するのでした。