2012年05月29日

スターシップ・トゥルーパーズ、三作一挙放送!!



 WOWOWで夜中の11時から翌日の朝5時まで、<『スターシップ・トゥルーパーズ』



シリーズ一挙放送!>というのをやっており・・・しかも吹替で。



 このばかばかしいまでのノリのこの映画(勿論いい意味で)は吹替で見てこそその



キッチュさが引き立つじゃないか!、ということで、見てしまいました・・・(さすがに『3』は



録画して、翌日鑑賞)。 なんだか人としていろいろ踏み外しているかも。



 実は『スターシップ・トゥルーパーズ』(以下、『1』とする)は何度か見ています。



映画館には行かなかったけど、多分最初はWOWOWで、字幕版。 とにかくやたらと



「うひゃー!」となったことは覚えています。



 原作はロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』だけど、『1』の監督ポール・ヴァー



ホーヴェンはもしかしたら原作を読んでいないか、原作ファンの気持ちを考えるのを



やめたのであろう。 それくらい、彼の色に染まって突き抜けている。 若者の三角関係



なども描きつつ、好戦的プロパガンダ映画の様式を使って、全体として反戦メッセージを



送っているという荒技。 しかしそのテーマを凌駕するほどに人類もバグス(連邦軍が



戦う相手。 昆虫のような姿をしているのでそう呼ばれる)も次々細切れになって死んで



いくというグロさ加減。



 そしてこの映画は突き詰めた平等精神をも内包してるのよね。 軍内では個人の能力



次第で出世できるし、歩兵隊のシャワールームは男女共同で一緒に使うし、なにしろ



人間もバグスも“虫けらのように殺される”という点では同じだし。



 それにしても1997年の映画だというのにバグスの造形や動きが今の目で見ても



全然遜色ないのがすごい。 『1』は超一流のB級映画です。



 そして『スターシップ・トゥルーパーズ2』(以下、『2』とする)。



   バグスがバグに用語統一。 『1』と同じやつも出てきますが。



 かなしいかな、予算が大幅に削減された模様。 古い基地に立てこもってのゲリラ戦、



しかし人類が知らない新種のバグがひそかに彼らを狙っていて・・・という話。



 それで思い出す。 あたし、『2』見ようとしたんだ! でもつまんなかったから(というか



予想と違う展開になったから)途中で見るのやめたんだ! だって、『エイリアン』と『遊星



からの物体X』と『スピーシーズ』と『ゾンビ』を混ぜたみたいな話だったんだもん・・・別に



『スターシップ・トゥルーパーズ』でやることじゃないんじゃない?、みたいな。



 でも今回あらためて見てみたら密室心理劇的な部分はなかなか楽しめました。 それ



ぞれにトラウマを抱えているらしい軍人さんの、それぞれの決着のつけ方などもいい。



しかしそれを最後で連邦軍のCMが全部台無しにする・・・ヴァーホーヴェニズム、健在。



 そして『スターシップ・トゥルーパーズ3』(以下、『3』とする)では『1』の主役だった



ジョニー・リコ大佐(キャスパー・ヴァン・ディーン)が帰ってきた! 『1』での活躍によって



英雄となり、大佐に出世してますがあれから11年がたった模様。



   相変わらずのトラブルメーカーぶりを発揮。



 とはいえジョニー・リコは映画の半分ぐらい姿を現さない。 そして『3』では<宗教という



魔物>について考えることになってます。 『2』よりは予算も増えたので、みなさんそれ



ぞれ違う場所で撮影ができたらしい。 「もっと知りたいですか?」のCMの感じも『1』から



踏襲してるし、原点回帰ですか。



 戦争が長引いているので連邦軍内部でも不協和音。 ダメな組織を見る思いです。



 そしてなんとついに『宇宙の戦士』のウリであるパワード・スーツが『3』のラストにして



登場!(パワードスーツはガンダムのモビルスーツの原型とされている) しかし、その



見かけがあまりにしょぼい・・・発射する機関銃のようなものが十字の形状をしてるのが、



何を言わんやです。



 しかしびっくりなのは、人もバグスも切り裂かれ・ぶった切られまくりの映像が次々



なのに、それを見ながらあたしは普通に食事をしてしまいました・・・。



 まぁ、<グロ度>は『1』がいちばんである気がするので、慣れてしまうくらい実は



『1』をよく見てるのね・・・金曜ロードショーとかでやってれば途中からでもなんか



見ちゃうもんね。 地上波だと結構カットしてあるけど。



 それとも、ある意味、爽快で健康的なのかしら、この映画。


posted by かしこん at 05:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック