2011年12月16日

今日は、6+2冊

 前回「どうしようかなぁ〜」と悩んでいた本、やっぱり買うことに。

  シンドロームE−1.jpgシンドロームE−2.jpg 表紙、怖いんですけど!
  シンドロームE/フランク・ティリエ
 話題のフレンチ・スリラー、だそうで・・・急死したフィルムコレクターのコレクションから買い付けたラベルのないフィルム缶から取り出した映画を見た者は、失明する・・・というショッキングな幕開け。 サスペンス・スリラー系で“映画”そのものが題材の作品といえば『フリッカー、あるいは映画の魔』をついつい連想してしまうけど(そしてそういう盛り上がりを期待してしまうが)、これは『リング』みたいですけど!
 そのフィルムの謎を追いかけるうちに何かに巻き込まれそうな女刑事と、まったく関係ないところで脳と眼球をえぐり出された5つの死体が見つかった事件を追わされる病気休職明けの警視は、かつて妻と娘を亡くしたショックで統合失調症となり、今も幻覚と会話する。 そんな二人が交錯しそうな雰囲気です(まだ上巻1/3)。
 で、著者のフランク・ティリエ氏はそれぞれを主人公にシリーズを持っていて、この作品で二人の主人公を出会わせる作戦に出てるらしい。 この作品単独でも十分楽しめます、とあるが、精神をやられている警視殿に興味が湧いて過去作品を探してみたら、品切れ! なので図書館から調達する。

  タルタロスの審問官.jpg タルタロスの審問官/フランク・ティリエ
 どうもじわじわと警視殿が追い詰められていく過程が描かれているらしい。
 そのへんがミステリではなくスリラーと判断される所以?

  七匹の蛾が鳴く.jpg 七匹の蛾が鳴く/フランク・ティリエ
 この2冊はランダムハウス講談社から。 別の方向に表紙が怖いよ・・・。
 やばいなぁ、また外国モノばっかりに手をつけちゃうよ。
 が、すかさず新刊が出ていたのでこちらもためらいなく入手。

  ちはやふる15.jpg ちはやふる 15/末次由紀
 永遠に続くかと思われた全国大会決勝戦がついに終わっちゃった!
 「個人もいいけど、仲間がいるからやれる団体もいいよ!」なまっすぐさに、若者たちを陰で支える先生方のお気遣いにまたも目がうるうる。
 やっと三人が同じところに立ち、新たなステージに進みそうな気配。

  このミス2012.jpg このミステリーがすごい!2012年版
 気づけば出ている年末の風物詩。 上位の国内作品、ほとんど読んでない(もしくはその存在も知らない)・・・。 海外作品はほとんど読んでるor読んでないが買ってあるor図書館で予約中である・・・もうあたしは『このミス』ではなくて、ハヤカワで出している『ミステリが読みたい!』(海外作品中心だから)に乗り換えるべきかもしれない。
 『このミス』ではあたしが好きだった座談会もなくなったし、個人的ランキング部分もコメント量が減らされている。 読むとこないじゃんか! どこに向かっているのか?
 そして、アマゾンから届いたこの2冊。

  江戸川乱歩ー魔術師.jpg江戸川乱歩ー吸血鬼.jpg 創元推理文庫
  魔術師/江戸川乱歩    吸血鬼/江戸川乱歩
 『江戸川乱歩クラブ』主宰のルビー奥村さまに影響を受け、いきなり読みたくなったのであった。 子供の頃何回も読んでいるのですが・・・でもヴァージョン違いもあるし。
 勿論、ここは『魔術師』から。 創元推理文庫は当時の雑誌掲載時の雰囲気を含めて復刻してきてるので、挿絵も当時のままだし編集者が書いたのであろう次号への煽り文句まで入れてくれていて、ちょっとしたタイムスリップ気分である。 あたしが唯一全巻読破した乱歩の全集はポプラ社の少年探偵シリーズしかないのであるが、あれにも挿絵があって、「うわっ、福田氏の着てるガウンの柄、見たことあるぞ!」と激しく記憶が刺激される。 岩田専太郎画伯の挿絵がその後の乱歩作品の挿絵に多大な影響を与えているそうだから、初めて見る絵でもなんとなく見たことあるような懐かしさを覚えてみたりして。 で、読んだことあるから話は知っているにもかかわらず、「明智さん、それやばいって!」とかつい思ってしまうという・・・小学生の時の気持ちに戻ってしまうのか?もしくは乱歩世界に入り込んだら常にそういう気持ちになるのか。
 あー、なんだかとにかくわくわくして、にやにやしてしまう。
 三つ子の魂、百まで・・・。

ラベル:このミス 新刊
posted by かしこん at 04:34| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ルビー奥村さま<br>
<br>
こんばんは!<br>
こわいですよねぇ、『シンドロームE』。特に上巻がやばいです。<br>
帯があるから余計にあの目がズームアップされる感じで・・・カバー外せないです。<br>
<br>
『魔術師』は絶好調に進んでおりまして、もう残り50ページほどに・・・こんなにもすらすら読めることに驚いています。<br>
乱歩の文体はすっかり私の中に埋め込まれていたってことでしょうか?<br>
次は『黒蜥蜴』を買おうかな!、と思ったりしてます。きっとそうやって全部揃えちゃうんでしょうねぇ。
Posted by かしこん at 2016年12月04日 13:13
かしこんさん、こんばんは^^<br>
シンドロームE、表紙恐いですね〜。カバーをかけておかないと、何気なく見てしまったときに、びっくりしてしまいますね。^^ <br>
「魔術師」と「吸血鬼」購入されたんですね。まさに大トロの部分ですよねえ。ww 「魔術師」は、初めてあの口絵を見たときに、鳥肌が立ちました。もっと他のものにも、口絵があれば良いのになあと思います。岩田専太郎の絵、大好きです。わたしも、またまた読みたくなってしまいました。
Posted by ルビー奥村 at 2016年12月04日 13:13
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