2011年12月12日

カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜

 前作はテレビで見たのですが・・・あまりのばかばかしさながらそれを真剣にやっているみなさまに脱帽、特に藤原竜也と香川照之のバトルにはばかばかしいながらも手に汗握っちゃって。 で、続編がというお知らせ・・・テレビでいいかなぁと思ったのだけれど、香川照之続投・生瀬勝久がメインキャラで出演と聞いてしまい・・・見てしまったではないか。

  カイジ2−3.jpg 地下に戻ってますよ、カイジ。

 完全に『1』を見ていないお客さんのことは考えていないつくりで、続編としては正しい姿勢ですがこのまま何作もつくられ続けるんだろうか・・・という危惧も覚えるほど。
 「藤原竜也が暑苦しいんだよね〜」という人もいますが、こんなとんでもない世界観の中で主役を張るにはそれくらいじゃないとダメなのでは? むしろ舞台っぽすぎと言われるぐらいでちょうどいいのではないかと感じます。 共演者も舞台系の方が揃ってますしね。
 香川照之がサービス出演ぐらいだったらどうしよう、とハラハラしましたがちゃんとラストまで絡んでくれてよかった(とはいえ前作のほうが迫力があったことは否めず)。 生瀬は映像ではもうすっかりおっちゃんだよなぁ、ということを大画面で確認してかなしくなったりして(あぁ、『QUIZ』ではあんなにかっこよかったのに、時間って残酷)、安定感はさすがなんですけどね。

  カイジ2−5.jpgカイジ2−6.jpg 利根川は地下に落とされたから、精気が弱いのかも。 いかにも関西のおっちゃん。

 ストーリーを云々する映画ではないと思うので(というかそもそも映画というよりはアトラクションに近いのでは)、無茶苦茶設定の中で俳優のみなさまがいかにその世界を体現するかを見る、というのに重点を置いています。
 というわけで最近出演作が著しい光石研さんが全部回想シーンという形なれどおいしいところを持っていき、香川照之がいささか失速した分、いちばん輝いたのは伊勢谷友介だった、という感じに。 その中で主役でいられる藤原竜也はやっぱすごいんじゃない?、と見直しております。 とはいえ他の仕事も選んでくれよ・・・とも思うけど、映像の世界で彼の新しい面を引き出せるつくり手がいないのかなぁとも感じる。

  カイジ2−4.jpg とりあえず、とぼけた部分も含めて光ってました。

 終盤、無理矢理引き延ばしてないかな〜。 もうちょっとタイトにしてエンディングに時間を割いた方が余韻が生きるんじゃないのかなぁとか、「お金よりもお金で買えない仲間のほうが大切」って声高に言っちゃうのはストレートすぎないかなぁとか思ったりしますが、若い世代に訴えるにはそれくらい直球じゃないとダメなのかも。
 とりあえず、多額の借金やギャンブルとは縁のない生活を送りたいなぁ、としみじみ。
 そういう意味ではとても道徳的な映画ですね。

ラベル:映画館 日本映画
posted by かしこん at 03:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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