2011年09月27日

動かない蟻 その1@シアター・ドラマシティ



 大阪公演、楽日夜の回に行ってまいりました。



 詳細はまだ名古屋公演が残っていますので今は控えさせていただきます。



   今回のポスター。 レトロですが・・・

         なんとなく、怪人二十面相がいた頃の時代っぽい?



 そういえば舞台セットの背景にもこれと同じような窓ガラスに光が映るような街並みが



あったなぁ。 “魔都・東京”ってこと?



 今回から、作・演出の方が新しくなりました。 だから大幅にテイストが変わるのかと



思いきや・・・かなりダークでシュール寄りに。 『ウルトラシオシオハイミナール』や



『ゴム脳市場』に通じるものがあるかも(音楽が坂口修さんだったので、三木聡時代を



髣髴とさせてしまうせいもあり)。



 わりと静かに盛り上がっていくネタが多く、たとえば<エスプレッソ王子>並みの



爆発力のあるキャラはなかったかも(斉木さんが「今日はお前は全然ダメだな!」と



言われてたからそのせいかもしれない でも、あの「総理大臣」として再登場してます)。



 最後が最初につながる、といういとうせいこう好みの展開(すでに「来年のゲストに



出るのではないか」という噂が流れている)。 けれどそれは永劫回帰的ではなく、



その間に途方もない時間が流れていることを示している。 一人の人間にとっては



長い時間だが、それでも原発事故の処理はまだまだ終わらない・・・という示唆でも



ありました。 ・・・かなしくて、笑えない。



 エンディングトークで、斉木さん「70までやろう!」宣言。



 「多分おれさぁ、70になったらまた変わると思うんだよ」



 なんでしょう、この根拠なき前向きな発言!



 作・演出家を変えた理由はきたろうさんが「同じことしてるとモチベーションが下がる



から、飽きちゃうんだよね」とのことでしたが、大竹さんは<こんなよれよれの私たち>が



新しいことに挑戦して、それを観客に受け入れてもらえるのかがすごく心配、って感じが



してました。 斉木さんはあまり考えていない。



 やはり、3・11後の世界のことに触れないわけにはいかないんだな〜。



 それでこそ常に時代の今を切り取るシティボーイズなのですが、あたし自身はまだ



笑えるところまで行けていなかったです。



 もうちょっと、消化したい。 もう一回見に行けばよかったな・・・。


posted by かしこん at 04:52| Comment(0) | TrackBack(0) | シティーボーイズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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