2011年03月23日

ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島<3D・字幕>



 原題は“THE CHRONICLES OF NARNIA:THE VOYAGE OF THE DAWN TREADER”。



 「誰も知らない、ナルニアへ」ってコピーは3Dの表現って意味なのか。 さすがに



サブタイトルは『朝びらき丸、東の海へ』ではダメだったか。



 兄・姉が卒業し、二人になったペベンシー兄弟。 戦争がまだ終わらず、イギリスの



親戚のうちに預けられたエドマンドとルーシーは、嫌みな従兄弟ユースチフに辟易し



つつも疎開生活を送っていた。 ある日、ユースチフの部屋の絵の中から帆船が現れ、



水があふれる。 気がついたときには3人はナルニア国の海にいて、帆船から飛び



込んだカスピアンに救助される。 それはナルニア海軍最高の船“朝びらき丸”だった。



   とってもリアルな“朝びらき丸”。



 カスピアンは王となっており、「今回はいにしえの王を呼んではいない」という。



 では何故、二人はナルニアへ?



 イヤミな従兄弟くん、どこかで見たことあるなー、と思ったら『リトル・ランボーズ』の



トラウトマン大佐役をやった子じゃないか! あっちでは両親の愛に飢えた粗暴な



少年だったけど、今回は結構甘ったれで暴力に訴える気ゼロだが口だけ達者、と



いうダメっこで、ちょっとナレーションぽい部分も担当している。 おおっ、なんか、



俳優として急成長? いやなやつの部分が見えれば見えるほど、ついついニヤニヤ。



   確か『リトル・ランボーズ』のときは

     俳優経験なしとか言ってたような・・・なんかすごくうまくなってます。



 エドマンド成長したなー、と思ったのにやっぱりまたやらかすし、ルーシーすらも



思春期突入故の間違った方向の自己顕示欲に落ち込んじゃうし、なんだか悲しく



なってしまいますよ。 まぁ、それを乗り越えてこそほんとの成長があり、大人への



道を歩み始めることになるんでしょうけどね。 都合のいいときだけ現れるアスランは



もー、気まぐれすぎるというか「勝手だ!」って思ってしまう。 結局、アスランの



気持ちひとつで決まってしまうように見えるんだもん。



 だから彼らに与えられるのは“乗り越えられる試練”。



 つくづく、キリスト教的考え方はわからん。



   カスピアン・・・なんか普通になっちゃったなぁ。



 ただ、現実世界の“戦争”がナルニア国に影響を与えているという暗示はもっと



強烈にした方がよかったのかなぁ。 でも「子供向け」と考えるとあまり強く印象



づけるのはよくないか・・・戦争では役に立たない子供たちがどうにかしたくて、



その気持ちでナルニアで活躍する話と解釈していたもので。



   今回、衣装がちょっとアラビア風。



 だからナルニアでの出来事は彼らにとっての通過儀礼。 なれど、前作までの



葛藤と似ていなくもないというか・・・認めてほしいが故にちやほやしてもらい



たいエドモンド、愛されたいがために美しさを手に入れたいルーシー。 これが



一作目でナルニア王国を統治していた四人の王なのかと思うくらい、あの頃の経験は



どこにいったんだ!、な展開。 まぁ子供なんだから許してやれよってことなんですが。



 3Dにした意義もあんまり感じない・・・なにしろいちばん見せ場ありなのが



ネズミのリーピチープってのはどうなのか?



   じんわりさせてくれますわ〜。

     彼とユースチフの友情が今回のいちばんの目玉だったりする感じで。



 なんとか第3章までたどりついたけど、ここで終わってもいいように、もしかしたら



続いてもいいように、という終わり方だった。 ハリウッドの財政難もきわまっている



ようだが、もうナルニア国物語にはあたしの心は動かされない、ということなのだろうか



・・・なんかさびしいなぁ。







 これを見たのはだいぶ前ですが、今日、地震発生後初めて映画館に行ってきました。



一週間以上、10日も映画館に足を踏み入れないって最近のあたしにはありえないこと



なので、なんだかものすごく久し振りの感覚で・・・奇妙でした。



 あ、仕事にも行きましたよ。 日常に復帰してるんですかね。 会社で流れるFMが



早くも通常営業になっていることに、少し心えぐられましたが。



 映画界も混乱しているようです。 『ザ・ライト〜エクソシストの真実』など何本かの



映画を上映延期しますと張り紙が出ていた。 地震や津波でフィルムに損傷が出たのか、



それとも東日本というマーケットを放置して大作を公開するのは興行成績的に不利に



なるからなのか、その辺の事情はよくわかりませんが。 となるとスクリーンがあく。



今ある映画のロングランを続けるのか、映画館はスケジューリングにも頭を悩ませて



いるようですが、上映時間の限られた映画がレイトショーにも進出してくれるとしたら



怪我の功名ではありますが・・・どう転ぶかは、わかりません。


posted by かしこん at 03:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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