今月前半の新刊、出揃いました。
出ました!
待望の『呪われた孤島』・『朱雀の紋章』・『左の目の悪霊』収録!
でも『左の目の悪霊』の巻頭カラーページの中に、『夏に来たイブ』2Pがまざってるんですけど・・・。
<お菓子探偵ハンナ>シリーズ21作目。 10月のたのしみだったものが、版元が変わってから年明け発売のペースになったみたいですね。
『見習い警官殺し』に続くベックストレーム警部シリーズ2作目、スウェーデン。 ベックストレームのキャラはマジむかつくのよね・・・ひどい目に遭ってほしいとつい思ってしまうけど。
個人的には「AIが人間を支配」ってことにはならないと思ってますが、<数千年に一度だけ目覚める人間たちと船の全機能を制御するAIの、百万年にも及ぶ攻防>というあらすじに惹かれました。 でも『ブラインドサイト』を読んでからのほうがいいのかなぁ。
致死率の高い感染症が流行し、ロックダウンしたロンドンで、殺人事件を捜査する刑事もの。 「2005年に執筆したがあまりに非現実的だと言われボツになった作品、緊急出版」、というふれこみ。 ピーター・メイって『さよなら、ブラックハウス』の人でしょ、無名の新人でもないのにそういうこともあるんですね。
アメリカ・ジョージア州が舞台のノンシリーズ作。 南部の問題についてやっと自分の理解・消化が追いついてきた気がするので。
『紙の動物園』の著者のハヤカワ銀背の短編集『生まれ変わり』からの分冊一冊目。 なんかずっと買ってる気がしてたけど、前に図書館で銀背の『紙の動物園』と『母の記憶に』を借りて読んでただけだった・・・(『生まれ変わり』をまだ読んでなかっただけ)。
『ザ・プロフェッサー』の3作目、法廷もの。 「あの人、どうなった?」が関係しているようで、シリーズ物の罠にはめられてしまったようだ。
『弁護士アイゼンハイム』の著者のデビュー作とのこと、ドイツ。 小学館文庫も確実にヨーロッパミステリを拾っていっている。
ちょっと前に図書館で借りて読んだやつだが、文庫化されたので購入。 翻訳物に比べるとページ数の少なさが一目瞭然、もっと長くてもよかったけど、この少なさに濃密さを埋め込むことが重要なのだろうなぁ。
WOWOWでドラマになるそうです。 あの時代が映像に出てくれてたらいいなぁ。
2005年頃に出てた単行本、この機に文庫化。 その当時は『史上最悪のインフルエンザ』のほうを読んでこっちは読んでなかった。 2000年前後って、「新型インフルエンザのパンデミックのきっかけはすぐそこに潜んでる」っていうの、多かったですよね。 だからSARSが出たときは驚きました、コロナウイルスなんだ、インフルエンザじゃないんだって・・・それすらも昔のことになってしまった。