もう6月も終わりじゃないか!
蒸し暑いのも仕方がない・・・ことはわかっているが、年々この蒸し暑さに耐えられなくなっている。
エアコン、がんがん入れてます。
木原敏江の歌舞伎シリーズ(歌舞伎の演目を少女マンガとして語り直す)の面白さって年を取ってからのほうがわかるな・・・当時リアルタイムであすかコミックスを買って読んでいたのですが、わかってないことが多々ありました。
それにしても昔、子供の頃は書店で売っていた豪華版のマンガを、「普通サイズのもあるのに、なぜわざわざこんなに高いほうを買わねばならんのか(わざわざ買う人の気がしれない)」と思っていたのですが・・・<大人の事情>があるのだと大人になってしみじみ。
『黄色い部屋』は何年か前にハヤカワから新訳出たじゃないですか!
でも平岡敦訳とは現在のある種本命・・・。 しかもジャン・コクトーの序文付き!
それにしても『黄色い部屋』の存在が独特過ぎて、ガストン・ルルーが『オペラ座の怪人』の原作者でもあることをなんか忘れがち(同一人物であることを見落としがち)。
以前単行本で話題になっていたやつ、文庫化。
学者の人のエッセイって定期的に面白い人が掘り当てられる感覚。