2019年11月07日

ホット・ゾーン/Hot Zone

 ナショナル・ジオグラフィックチャンネルにて、あの『ホット・ゾーン』をドラマ化した、というのをケーブルテレビの10月号で知る・・・「おぉ、なんだか懐かしい!」と思いつつ観ようと思っていたのだが・・・放送時間が他とうまくかみ合わず、オンデマンドにて全6話をじわじわと鑑賞。
 リチャード・プレストンの原作『ホット・ゾーン』を読んだのは90年代半ばぐらいだったかしら・・・内容が鮮烈で、ものすごく印象に残っています。 そのあと映画『アウトブレイク』が出たり、“パンデミック”という言葉が当たり前になったりと、ウィルス拡散系の話のエポック・メイキングになったルポルタージュだったかな。
 それが何故、今映像化されるのかはあれだが、ディテールまできっちり描けるのもナショジオで放送されるからだわ!

  ホットゾーン ドラマ.jpg しかも主演はジュリアナ・マルグリーズだ!
 1989年、ヴァージニア州レストンの研究施設で、フィリピンから来たカニクイザルが大量死。 調査を依頼されたアメリカ陸軍感染症医学研究所の獣医病理学者ナンシー・ジャックス(ジュリアナ・マルグリーズ)は、それがエボラ出血熱であることを突き止める。 感染しているサルは他にいないか、サルと接していた人たちに症状は出てないか、いたずらに情報を流すことでパニックを引き起こしてはならず、しかし感染拡大は確実に防がなければならない・・・。

 思いのほか原作通りというか、「こういう場面、あったなぁ」と映像で出されて本を読んでた内容を思い出すというか。
 しかしキャストが豪華ですよ。 ジュリアナ・マルグリーズ、『グッド・ワイフ』のあとどうしているのかと思ったらこれに出てたのか(日本語吹替版で観たので、野沢由香里だと思ってたら塩田朋子だった・・・それはそれでよかったです)。 ナンシーの夫ジェリー・ジャックスはノア・エメリッヒ(山野井仁)、ナンシーの同僚はトファー・グレイス(平川大輔)、ナンシーの恩師で70年代アフリカでエボラに出会っている学者はリーアム・カニンガム(てらそままさき)、CDC職員ジェームズ・ダーシー(三上哲)などなど、吹替版キャストも豪華。 映画以上の制作体制なのだろう。
 それにしても1989年当時の人々の危機管理の甘さがもはや恐ろしい。 勿論専門家はバイオハザード・レベル4での取り扱いなどちゃんとしてるけど、上の人たちはしっかり理解できてないし。 とはいえ最大の危機を教訓として、次へ備えることができるのは素晴らしい(これ、日本でできているのかと非常に不安になる・・・あらゆるジャンルでね)。
 いま映像化したのは技術レベルとして可能になったからということもあるだろうけど、いま一度原点に立ち返って“感染拡大”について誰もが心構えをしよう!、最近ないがしろになっていませんかという問いかけのようだ。
 エボラ出血熱の感染爆発は西アフリカあたりでは定期的に起こっている・・・収束するのにどんどん時間がかかっている・・・だからこそ知っておくべきだ、ということなのでしょう。 ウィルスの進化は常に人間の想定を超えて進むからね!

ラベル:ドラマ
posted by かしこん at 23:35| Comment(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする