気づけば10月も後半、年末のランキングに向けてだともう締め切りが間に合わなくなるので、そろそろ新刊出版も落ち着くかなと思ったのだが・・・まだ出てくれますよ。 うれしいけど、お金と本を置く場所がない(涙)。
やっと文庫になった! 単行本が出たのは2003年ぐらいだったのでもうならないのかと思っていたが・・・映画化の恩恵にあずかり文庫化された模様。 しかしその映画も2017年発表のものが今になって日本公開なのだから・・・興行成績的にコケたのか?、疑惑が。
かつてのペルー日本大使館襲撃事件をモデルに描かれたとのこと、気になりますよね。
『パードレはそこにいる』・『死の天使ギルティネ』に続く<パードレ三部作>の完結編。 引き続き帯にはジェフリー・ディーヴァーからの賛辞が。 イタリアのミステリも独特な味があるというか、クセになっちゃうなぁ。
ハーパーブックスより、また気になるやつが出た。 2130年、海面がはるかに上昇して陸がかなり海中に沈んでしまった世界を舞台に繰り広げられる人間模様、というだけで現時点でリアルを感じる、これも一種のディストピアものだろうか。 “AFTER THE FLOOD”という原題が、よくありがちだけどずしっと心に響く気がする。
あたしもだんだん、「映画に込められた意味」がいくつもあることが当たり前だということを理解してきた。 特に実話がベースの映画が多いから、「これが今、映画にされる意味は?」はよく考えさせられる。 やはりトランプ以後、ハリウッドの反トランプ姿勢、分断からの融和を目指すことが表向き強く感じる。
しかし本書ではもっと古い時代のことを語ってくれるようだ。
ラベル:新刊